カッパ室長です。
今回はコミックヴァルキリーにて連載されている漫画『ドローイング 最強漫画家はお絵描きスキルで異世界無双する!』第13巻の見どころ紹介と感想を書かせていただきます。
『ドローイング 最強漫画家はお絵描きスキルで異世界無双する!』第12巻の紹介記事はこちら↓↓

『ドローイング 最強漫画家はお絵描きスキルで異世界無双する!』
原作:林達永
作画:李惠成
第13巻の見どころ(ネタバレ注意)
船旅と出会い
カティアのオダー化を治すため『レッドポーション』の手がかりを求め、魔導大国パンシルバニアへ留学することになったアキラ。
メディスとカルビナと共にシュトロハイム南部になる港湾都市オパルに到着したアキラは、そこでプロルやアカデミーのみんなとも合流し大海横断用の魔力船カタストローク号に乗ってパンシルバニアへと向かう。
アキラ一行が豪華客船の豪華な料理を楽しんでいると、カルビナに話しかけてくる謎の女性が。
彼女は七英雄家のひとつであるナガ家であり、ロマン自治国第2王女で英雄級の大魔導士でもあるアシュリー=ロマン=ナガだった。

アシュリーは王女でありながら失われた魔法や隠された才能を探して一人旅をしていると言う。
身分や正体を隠しているメディスやアキラに興味津々なアシュリーをなんとか誤魔化し、アシュリーと別れようとすると突然船が大きく揺れ始めた。
なんと幽霊の海賊船がこの船を襲い始めていたのだった。
魔導大国パンシルバニア
パンシルバニアの港町ノルディックポートに着いたアキラたちはそこから馬車に乗り世界最強の魔導大国パンシルバニアの王都に到着する。
国王ルドガル=マドラ=パンシルバニアに挨拶をしに行くと、そこでアキラの家系であるラインフォルド家はパンシルバニアの貴族であることを知らされるのであった。
父・カル=ラインフォルドにどんな秘密があるのか気になりつつ、アキラたちはグランドマジックアカデミーへと向かい…
感想
今回からパンシルバニア編がスタートしました。
カリンツでのオダー戦以降、新キャラがメチャクチャ登場しましたね。
キャラの名前や関係を覚えるため、必死に読み返しました。
第13巻の冒頭ではパンシルバニアの西部にある国境都市パルディアの領主が『女神の黒水晶』を製錬することに成功し、オダーの真の正体に気づいたことで、エミレオ=パンシルバニア率いるパンシルバニア王国軍に都市ごと滅ぼされていました。
『女神の黒水晶』とはオダーを生み出すことができる魔導技術の産物なんだそうです。
それをパンシルバニアは長年秘密裏にしていたと言います。
ということはオダーはパンシルバニアが人工的に作り出してきたものなのかな?
カリンツを襲撃していたオダーたちもパンシルバニアの差し金だったということなのでしょうか?
パルディアの領主は「パンシルバニアの恐るべき陰謀」とも言っていたので、パンシルバニアはこの『女神の黒水晶』を悪用することは確実です。
オダーを軍事利用した戦争とか考えていそうですね。
今回のパンシルバニア編ではアキラたちがパンシルバニアの陰謀に気づき、それを阻止していく展開になっていくのかもしれませんね。
このパルディアでの戦いでは七英雄の分家であるアンネローゼ=リオン=グランチェスターというカッコカワイイ女性が登場したのですが、まさかの速攻で死亡。

エミレオの強さを見せつけるためのやられ役になってしまったのにはショックでした。
エミレオはなぜか七英雄ではないのにアルテアラインや超空間転移、スインガンなどの伝承奥義を複数使えています。
これが「わがパンシルバニアが造り上げた至高の勇者」の秘密に繋がってくるのでしょうね。
エミレオが言う古代ニューラの遺産『ソウル』が関係していそうだし、早く詳細が知りたいです。
パンシルバニアへ出発する直前、アキラはメディスにアキラが描いた漫画を見られてしまいました。
この世界は文化レベルが中世ヨーロッパぐらいだから漫画のように躍動感のある絵は珍しいようですね。
これがきっかけでメディスがこの世界に漫画を広めてくれるかもしれません。
そうなったらアキラは再び漫画家になれるのかも…
アキラたちは船旅の途中、ロマン自治国第2王女のアシュリーと出会います。
幽霊海賊船との戦いで彼女が見せた全方位回復魔法や極大電撃魔法、ナガの伝承奥義「アルシオン」は凄かったですね。
アシュリーはアキラの戦いを見て、アキラが人の姿を模った異次元の精霊か魔人なのでは?と考えているようです。
そしてアキラに「アキラ様って本当は…この世界の人間じゃないですよね?」と尋ねています。

アシュリーのただの勘違いなのにアキラは転生のことがバレているのでは?と焦っているのが面白かったです。
パンシルバニアに着き、彼女とは一旦別れることになりましたが、またすぐに再会することになりそうですね。
その時は彼女が探している失われし魔法のお話が関わってきそうだし楽しみです。
パンシルバニアの王様も登場しましたが、迫力あり過ぎですね。
シュトロハイムのカイゼラ女王も凄かったですけど、やはりこれぐらい迫力がないと王は務まらないのかもしれません。
その後はプロルの師匠・バネッサー=クラウディア教授が登場したり、リーフガイの妹らしき可愛い女の子が出てきたりと女性キャラが更に増えていきます。

これはパンシルバニア編でもアキラのハーレム要員が増えていきそうですね。
そしてアキラたちはアカデミーの全施設を自由に出入りする資格やレッドポーションの調査の協力を得る条件として自身の最大魔力や持っているギフトやスキルを測定される『女神の目』という通過儀礼を受けることになっていきます。
アキラの父の秘密もあるし、このパンシルバニア編がこれからどう展開されていくのか楽しみです。

コミックヴァルキリーの公式サイトでは現在『ドローイング 最強漫画家はお絵描きスキルで異世界無双する!』の第1話や最新話を無料で読むことが出来ます。
気になった人はぜひ読んでみてください。
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