こんにちは、こんばんは。
カッパ室長です。
今回はコミックヴァルキリーにて連載されている漫画『ドローイング 最強漫画家はお絵描きスキルで異世界無双する!』第14巻の見どころ紹介と感想を書かせていただきます。
※ネタバレを含むのでご注意ください。
『ドローイング 最強漫画家はお絵描きスキルで異世界無双する!』第13巻の紹介記事はこちら↓↓

『ドローイング 最強漫画家はお絵描きスキルで異世界無双する!』
原作:林達永
作画:李惠成
第14巻の見どころ(ネタバレ注意)
新たなる戦姫、見参!!
魔導大国パンシルバニアに到着したアキラ一行。
グランドマジックアカデミーでレッドポーションの調査をするための条件である『女神の目』による能力測定が始まる。
会場には千人以上の観客がおり、無契約召喚ができ魔力が10万以上もあると噂されるアキラに注目が注がれている。
さらに天井には歴代の最大魔力ランキングが表示されていて、その歴代3位にアキラの父親であるカル=ラインフォルドの名もあった。
アキラが驚き戸惑っている間に測定の順番が回ってきてしまう。
そして意を決してアキラが能力測定に臨むと、アキラの魔力が膨大すぎるせいか結果が表示されず、さらには女神像が爆発してしまうのであった。
この結果を目の当たりにしたパンシルバニアの民たちはアキラをこの世界に災いを齎す「厄災」だと決めつけ、早く国から追い出せと会場は大荒れ状態となってしまう。
そんな時、会場にパンシルバニアの第2王女カリオペ=パンシルバニア=フリードが現れる。
ド派手な登場で観客を沸かせたカリオペは「そんじゃ…始めよっか。召喚術師狩りっ!!」と言ってアキラに攻撃を仕掛け…
カラメイズ教授
カリオペから「世界一の召喚術師でもある教授がアキラに会いたがっている」と言われたアキラ。
その人物とはカリオペの師匠であり白金級の召喚術師のカラメイズ教授だとカリオペは説明する。
カラメイズ教授の知識があればアキラたちが探しているレッドポーションの手掛かりも見つけられるかもしれないと言われ、アキラは教授が待つグランドマジックアカデミーの第3研究棟へと向かう。
そこにいたのは幼い頃にアキラやメディス、子どもたちを拉致した邪教の女だった。
そしてこの人物こそがカリオペが言っていたパンシルバニア・グランドマジックアカデミーの召喚術担当教授カラメイズだったのだ。

感想(ネタバレ注意)
今回はパンシルバニアの王女・カリオペとの戦いや、幼き頃に戦ったカラメイズとの再会、そしてパンシルバニア古代図書館の探索などが描かれました。
まずは女神の目で能力測定するお話から。
女神の目に登録された歴代ランキングにはアキラの父親であるカル以外にも知ってる名前がけっこうありました。
4位に今回戦ったカリオペや、6位にはシンギュラリティのカラメイズの名前も。
師匠であるカラメイズよりも魔力量があるカリオペって実はメチャクチャ強いのでは!?
そして満を持してアキラの測定となりましたが、アキラの魔力が凄すぎて女神像が爆発。
女神の目の測定値の上限がどれだけだったのか分かりませんが、爆発するくらいの魔力量ということは10万をゆうに超える魔力量なんでしょうね。
ほんとバケモノすぎる。
そりゃ観客たちもアキラを「厄災」呼びしますわ。
そして大荒れの観客をなだめるために登場したのがカリオペ姫。
目がキラキラしててアイドルみたいな女の子ですね。
彼女はカリンツの時に登場したリーフガイの妹のようです。
登場してすぐに剣を召喚したからこの子も剣士なのかと思ったら、まさかの格闘家。
イリュージョン・ペインで宙に舞わせた剣を蹴って操るというトリッキーな攻撃をする子でした。

蹴りもすごいですが、剣もまたかなりヤバいやつでしたね。
カラードボルグにミスティルテイン、どちらも神話に登場するものが元ネタっぽいです。
カラードボルグが魔導士の魔力を吸い取る特質を持ち、ミスティルテインが攻撃した魔導士の魔力神経を麻痺させる特質があるとのこと。
カリオペ姫は笑顔で解説してましたが、極悪すぎる武器ですね。
まさに「召喚術師殺し」、これに勝てる召喚術師はいるのでしょうか?
彼女が味方についてくれたのがかなりの救いな気がします。
あとメディスフィナがカリオペ姫に口で言い負かされているシーンは面白かったです。
その後は仲良くなってしまったけど、今後も二人で言い合いするシーンとか見たいですね。
次はカラメイズとの再会。
シンギュラリティがこんな堂々と人間社会に溶け込んでいるのに驚きです。
彼女はアキラに敵意は無く、古代図書館の情報などを教えてくれました。
ほんと一体何を企んでいるんでしょうね?
アキラがサラマンダーたちを召喚したらすぐに降参したし、なんだか弱そうと思いましたが、その後アキラが気づかぬうちに背後をとったりしているしヤバい奴なのは確かです。
そしてさらに驚いたのが、アキラたちが倒したはずのシンギュラリティ・マインが復活していたこと。
カリンツでの戦い後、カラメイズがマインの核らしき球を持ち帰る描写があり、「生き返らせてあげないと」と言っていましたが、生き返るの早すぎません!?
マインは服装などは同じでしたが、目の模様がなくなっていて邪悪さが減っているような気がしました。
なにより彼が「あの方は私の新たな主となる方だから」と言っていたのが気になります。
あの方ってアキラのことですよね?
これはマインやカラメイズがアキラたちの味方になるということなのか、それともアキラをシンギュラリティ側に引き込もうと考えているのか。
カラメイズたちはパンシルバニアのためではなく、自分たちのためだけに行動していそうですね。
そして最後は古代図書館の探索へ。
プロルたちも加わり6人(+カリオペ姫)での探索となりましたが、カラメイズによって分断され、それぞれ別の場所へ転移させられてしまいました。
転移先にはエミレオ=パンシルバニアと親衛隊たちが待ち構えていて、それぞれ戦闘していく感じになりそうですね。
かなりの強敵の予感。
アキラやメディス、プロルはまだなんとかなりそうですが、アントニーたちが不安すぎます。
どんな戦闘になるか楽しみです。
また、今回でパンシルバニアがシンギュラリティと繋がっていて、シュトロハイムを転覆させようとしていることが判明してしまったので、今後はパンシルバニアと全面戦争になっていくのかも。
カルビナはパンシルバニアが敵だと気づいてしまったけど、主であるオズウェルはパンシルバニアと同盟を結びたいと言っていて、どうすればよいか悩んでいるようでした。
彼女が裏切ったり、変な行動をとらないとよいのですが…
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