完結済み

【1/10の花嫁 第6巻 ネタバレ注意】ついに完結!!選ばれた花嫁は誰―?

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どうもです!!

ラブコメ大好き、カッパ室長です。

 

今回は夜サンデー少年サンデーコミックスの『1/10の花嫁』第6巻の見どころを紹介させていただきます。

10人の花嫁候補によるラブバトルロイヤルもついに最終巻です!

 

※ネタバレを含むのでご注意ください。

 

第5巻の見どころ紹介の記事はコチラ↓↓

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1/10の花嫁ゆきの


第6巻の見どころ(ネタバレ注意)

あと2人

ついに古川奈月と再会した竜之介。

竜之介は奈月から過去の話を聞き、現在奈月の身体は癌が色々な場所に転移してしまっていることを明かされる。

最後に竜之介は奈月と一晩を共にし、奈月に別れを告げるのであった。

そして奈月と竜之介を再会させるという目的を果たした如月凛はお見合いを辞退した。

 

その後、父・聡一は奈月が竜之介の借金を全て返済していることを話し、竜之介に「このお見合いを中止してもいい、お前の好きにしなさい。」と言う。

しかし竜之介は「今ここでやめたら、こんな俺なんかの為に全力で想いをぶつけてきてくれた、彼女たちに失礼だって… だから俺も逃げないで、最後までやりきります。」と言ってお見合い会場へと向かうのであった。

会場に向かう途中、竜之介は「この先 何があっても、必ず彼女・・を幸せにしてみせる。」と覚悟を決める。

そして扉を開けた先にはウエディングドレスを身に纏った白雪このみ小鳥遊彩音の2人が竜之介を迎えるのであった。

『1/10の花嫁』第6巻 P54より

プロポーズ

竜之介はすでに誰を花嫁に選ぶのか決めていた。

しかしメイドの提案で最後に3人でゆっくり過ごせるよう山奥の別荘へ向かうことに。

別荘に着き、このみと彩音は一緒に温泉に入り、お互い最後まで譲らないことを宣言する。

そして夜、このみは竜之介を散歩に誘い、再び竜之介に告白をする。

だが竜之介の返事はNOだった。

竜之介はすでに彩音を幸せにすると決めていた。

それを聞いたこのみは最後に思い出が欲しいと言って竜之介とエッチをするのであった。

 

翌朝、彩音のもとを訪れた竜之介であったが、彩音はお見合いの辞退を申し出てこの場から去っていた。

彩音は昨夜、竜之介とこのみがエッチをしている現場を目撃してしまったのだ。

焦った竜之介はいなくなった彩音を捜しに行く。

そして彩音は以前、竜之介とともに行ったバーにいた。

もうすでに吹っ切れてしまっている彩音に竜之介は土下座をして「一日だけ俺に彩音さんの時間をください!」とお願いをする。

翌日、彩音は迎えに来たメイドに教会まで連れていかれる。

そこには正装を身に纏った竜之介の姿があった。

そして竜之介はこの間のことを謝罪したあと、膝をつき指輪を出して彩音にプロポーズをするのであった。

「彩音さんが好きです。

社会経験もないし世の中のコトも知らない、ダメな所しかないけど、

彩音さんが居てくれたら、幸せな人生になるし、俺も一生彩音さんを幸せにしたい。

小鳥遊彩音さん。

俺と結婚してください。」

『1/10の花嫁』第6巻 P132、133より

感想

ついに『1/10の花嫁』最終巻となりました。

みなさんが予想していた花嫁は当たりましたか?

まさか小鳥遊彩音ちゃんになるとは…

完全にノーマークでしたね。

私は奈月ちゃんの病気を治して結婚か、財前を捨てて千鶴さんのもとへ行く、もしくは伏兵であるメイドさんが逆転勝利の3パターンを考えていたんですけど、どれも外れてしまいました。

まぁ、彩音ちゃんはお見合いでつらい思いをしていた竜之介を助けたり、逆に竜之介が彩音の心を救ったり、初めてエッチした相手だったりと、今思えば花嫁になる理由はけっこうありましたね。

2人は友達みたいな関係から始まったため、お互いが対等な関係だし、彩音ちゃんは気の弱い竜之介を引っ張ってくれる良い奥さんになりそうです。

 

結婚後のお話も描かれていて、2人の間には「さな」という彩音ちゃんに似た小さな女の子ができていました。

竜之介も家族のために一生懸命仕事をして、少しずつですが成長していっているようです。

また、お見合いに参加していた他の女の子たちのその後も描かれていました。

彩音の姉・静音とは今までギクシャクした関係でしたが、仲直りをしてさなと3人で仲良く買い物をしている光景が描かれています。

千鶴さんはその後、麗華さんと仲良くなったようで毎週会っており、星谷うららちゃんとも連絡を取り合っています。

JOKERだった苺谷ひめちゃんはどこかのIT社長と熱愛が報じられ、東雲瑠璃ちゃんは他の遊びがいのある男を探しているようです。

胡桃沢リリイちゃんはまた別のお見合い相手の男に勝手に妄想を膨らませているようです。

彼女はメンヘラになって最後あたりに竜之介を襲うのかなと思っていましたが、何事もなく次の男へ移行していたんですね。

如月凛ちゃんは亡くなった奈月ちゃんのお墓に花を供えているシーンが描かれていました。

結局奈月ちゃんは亡くなってしまったんですね。ちょっと悲しいです。

そして最後にちょっと驚いたシーンが描かれました。

白雪このみちゃんが不倫?援助交際?のようなことをしているシーンでした。

一緒にいる男に「あと一歩で社長夫人になれたんですけどね。あいつ騙されなかったな。」と言って、さらに「次はもっといい金づる探さなきゃ。」と言って不敵な笑みを浮かべるこのみちゃんが描かれ物語は幕を閉じます。

最後まで清純なキャラだと思っていましたが、実は一番真っ黒い性格だったようです。

ちょっとショックです…

JOKERよりも質が悪いとか怖すぎますね。

竜之介、最後の2択で彩音ちゃんを選んで本当に良かったなと思いました。

というかあのお見合い、性格ヤバいのだったりお金目当ての女の子多すぎませんか?

彼女たちを花嫁候補に選んだ奴だれだよ!

これを選んだのが聡一で竜之介への試練だというなら分かりますが、そうじゃなかったら聡一の見る目なさすぎですよね。

あと個人的にはやっぱりメイドさんについてもうちょっと描いてほしかったと思います。

メイドさんと竜之介の子供のころのお話や、なんでメイドをしているのか、現在メイドさんが竜之介に抱いている感情などが知りたかったですね。

 

とはいえ、最後の最後まで予想外の展開が続き、読んでいてとても面白い作品でした。

女の子たちもエッチで可愛いかったし大満足です!

ゆきの先生の次回作が楽しみですね。

 

おわり