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【暴力万歳 第3巻 見どころ紹介】地下格闘技に出場する秋田正道!そして暴力は新たなステージへ!?

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こんにちは、こんばんは。

カッパ室長です。

 

今回はヤングマガジンにて連載中の漫画 ヤンマガKC暴力万歳』第3巻の見どころ紹介や感想を書かせていただきます。

 

『賭ケグルイ』河本ほむら先生×『サツドウ』なだいにし先生の最強タッグが贈る暴力奇譚です!

 

第2巻の紹介記事はこちら↓↓

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※ネタバレを含むのでご注意ください。

 

暴力万歳

原作:河本ほむら
漫画:なだいにし

第3巻の見どころ(ネタバレ注意)

地下格

六道せつなを殴るため強さを求める秋田正道は六道の言いつけを守り愚直に鍛錬を積んでいた。

さらに実戦経験を積むため、六道の提案で「地下格闘技」への出場を決める。

秋田たちが訪ねたのは「罵痴罰魑ばちばち」という運営会社は半グレで出場者の半数は逮捕歴があるという今どき珍しいコテコテの地下格闘技団体だった。

場の雰囲気や出場者の見た目に気圧される秋田。

しかし六道に「秋田さんの実力なら勝てますよ。私が保証します。こんな所で負けるようでは一生私に触れることもできませんよ。」と言われ、試合に出ることに。

秋田の対戦相手は「罵痴罰魑」戦績1勝4敗1KOで格闘経験なしの自称「喧嘩師」を名乗る男。

刺青をしてて見た目が怖いが、試合映像を見る限り素人だと推測した秋田は試合開始早々相手に何かされる前にカーフキックをぶち込みにいく。

だが秋田のカーフキックは簡単に避けられてしまい…

『暴力万歳』第3巻 P32,34より

暴力リアリティーショー「NO RULEs」

試合後、秋田に「君の「暴力」を買おう!」と言ってくる謎の男が現れた。

男の名は光原ひかりばらみつる

彼は格闘・スポーツ・ライブなど数多のジャンルにわたりあらゆる興行を成功させてきた日本のエンターテインメント業界を象徴するプロモーターと言われている。

そんな光原は秋田に自身が主催するイベントで闘ってほしいと言ってきた。

だが秋田は関わりたくないと言ってバッサリ断る。

すると彼は「欲しいものは必ず手に入れるんだ。何をしても・・・・・ ね…」と言って立ち去り、秋田が家に帰ると実家が全焼していたのであった。

燃やしたのは光原だと気づいた秋田は翌日六道と共に光原の秘書・白鳥しらとりに連れられ光原のもとへやってきた。

そして彼が主催するイベント暴力リアリティーショー「NO RULEsノールールズに参加することになってしまう。

コンセプトは「ルール無用の暴力」。すなわちリアルの喧嘩を再現することだと言い…

感想(ネタバレ注意)

第3巻は秋田が地下格闘技に挑むお話や、新たな戦いの場へ強制的に進まされるお話が描かれた絶望編です。

前回は六道のバトルがメインでしたが、今回は秋田のバトルがメインです。

 

街のチンピラに勝てるようになった秋田正道が今度挑むのは地下格。

逮捕歴もある半グレばかりの集団を相手にしなくてはいけなくなってしまいました。

戦う相手がどんどんヤベー奴になってますね。

普通に生活してたら絶対に相手にしたくない人ばかりです。

六道の指示に従って戦うことになってしまった秋田でしたが、結果はまさかのKO勝ち。

秋田の成長速度が凄まじすぎます。

序盤、習ったカーフキックを当てることができず苦戦しますが、途中から幾島いくしまが使っていた“電光”を見よう見まねで使い形勢逆転していきました。

一度見ただけで真似るのも凄いし、幾島も言ってましたが自信のない技をためらうことなく使う勇気も凄いですね。

これは六道の指導の賜物なのか、それとも秋田の才能なのか。

そして“電光”を使うことでカーフキックも相手に当たるように。

前よりも威力が増したなと思ったら、秋田は毎日1万回の素振りをしていたそうです。

『HUNTER×HUNTER』の感謝の正拳突きみたいなことしてたんですね。

クソ真面目な秋田だからこそやり遂げることができた修行だと思います。

この戦いで秋田は暴力の楽しさを知ってしまったようだし、もうこの世界から抜け出せないですね。

 

次は秋田が「NO RULEs」に強制参加させられるお話。

第3巻の表紙にもなっている光原満もまたヤバい奴でしたね。

スポーツなどではない本物の暴力というエンターテインメントを世に広めるため、暴力リアリティーショーを開催するなんて。

『暴力万歳』第3巻 P121,122,123より

そしてこのイベントに秋田を参加させるためだけに秋田の家を全焼させるとか…

これ以上家族に手を出されないようにするためにも秋田はこのイベントに参加せざるを得ない状態になってしまいました。

ですがこのイベントで王者になれば10億円が手に入るからやる価値はありそうですね。

 

「NO RULEs」は文字通りルール無用なため、敵に家族を人質に取られる可能性もあります。

そこで六道の提案で秋田は六道の家で2人暮らしすることに。

思春期の男女が2人暮らしとか、何か♡♡♡なイベントが起きそうな予感。

『暴力万歳』第3巻 P135,136より

今回秋田は六道から新たに寝技を教わることになり、もしかしたら♡♡♡なことが起きるかもと一瞬期待しちゃいましたが、結果は秋田が一発で気絶させられ♡♡♡な展開はなし。

やはり六道相手だと♡♡♡なことはできませんね。

 

てっきり六道も「NO RULEs」に参加するのだと思ったのですが、光原に駄目と言われてしまい参加できず。

六道は強すぎるから、いるとイベントが面白くなくなってしまうと考えたのかもしれません。

そうなると今後六道は秋田の指導がメインになってしまい、彼女のバトルは見れなくなってしまうのかな?

それとも六道は別の喧嘩を勝手に始めちゃうのかも。

 

TVで大々的に「NO RULEs」の告知がされ、出場者も一部明らかになりました。

強者ばかりの中に何の変哲もない高校生として秋田が紹介されてるのが笑えますね。

そして秋田の初戦となる相手はサラリーマンの渡辺わたなべいさお(49)。

見た目は気の弱そうな普通の中年オジサンですが、実は彼はフルコンタクト空手の使い手で恐ろしい強さを持っています。

ランキングも22位だし、はたして100位の秋田はこの男に勝つことができるのか!?

 

単行本第4巻は2026年2月発売予定です。