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【柊さんちの吸血事情 第5巻 見どころ紹介】翔太を狙う新たなヒロイン登場!!サキが抱える榊家の吸血事情とは!?

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カッパ室長です。

 

今回は別冊少年マガジンで連載中の漫画柊さんちの吸血事情』第5巻の見どころ紹介や感想を書かせていただきます。

 

第4巻の紹介記事はコチラ↓↓

【柊さんちの吸血事情 第4巻 見どころ紹介】旅行先で吸血鬼一家間の争い発生!?&翔太が恋をする!? どうも! カッパ室長です。 今回は別冊少年マガジンで連載中の作品『柊さんちの吸血事情』第4巻の見どころ紹介や...

 

柊さんちの吸血事情

著者:吉河美希

第5巻の見どころ(ネタバレ注意)

榊家の吸血事情

秋も深まる11月、柊家に大事件が勃発した。

朝目覚めると柊家の次女・雪枝のプリンが冷蔵庫から消えていた。

また長女・晴海の下着もなくなり、さらに三女・雨々の大切にしているゾンビのぬいぐるみもいなくなってしまったのだ。

三姉妹の私物が同時になくなるのはおかしいと考えた三人は三姉妹探偵を結成し、調査に乗り出す。

そして聞き込み調査として源翔太の部屋に行くと、そこには隠れてハムスターを飼う翔太の姿が…

 

柊家の母・みぞれがネズミ嫌いのためこの家では飼えないと翔太はハムスターが安全に住める場所を探しに家を出る。

すると偶然にも翔太が保護しているハムスターを探している貼り紙を見つけ、翔太は書いてある住所へと向かう。

そこには「さかき」という表札があるボロ家があり、翔太は飼い主の榊サキと出会う。

『柊さんちの吸血事情』第5巻 P56より

「お礼にせめてお茶だけでも…」と言われ、榊家にお邪魔した翔太。

しかし、これは翔太をおびき出すための罠だった…

感想

第5巻は新たなヒロイン・榊サキのお話がメインで描かれていました。

柊家、楠家に続き、今度は榊家の吸血鬼が登場です。

 

まずは榊家のお話の前に仮装大会のお話から。

雨々たちがハロウィン仮装大会で商店街のイベントとは思えないレベルの仮装を見せてくれました。

雪枝の魔女コスプレは普通に可愛かったし、晴海のマーメイドやバジルのコウモリガールはセクシーすぎました。

雨々の仮装「ロッキンモンスター」はきゃりーぱみゅぱみゅの「ファッションモンスター」をイメージしたものっぽいですね。

『柊さんちの吸血事情』第5巻 P12,16,18,22より

そして優勝したのがまさかのセージのドラキュラ伯爵というオチも良かったです。

去年雨々を負かした優勝者は今回の大会では体調不良で棄権していたのですが、一体どんな子だったのでしょうね?

もしかしてその子も吸血鬼だったりして…

 

そして今回のメイン、榊サキのお話へ。

榊家も柊家とナワバリ争いをしているそうなのですが、この地域に吸血鬼一族集まり過ぎじゃないですか!?

もっと別々の場所に散ればいいのにと思うのですが、この場所に何か特別な意味があるのか、それとも他の地域にも吸血鬼っていっぱいいるのかもしれないですね。

サキは幅根呂はばねろ中学校に通う3年生で翔太の1つ上の女の子。

スケバンっぽい雰囲気があって、サキは昔伝説のヤンキーだった晴海に憧れていました。

ここで晴海の黒歴史も明らかになっちゃいましたね。

榊家は柊家や楠家みたいな豪邸ではなく、ボロボロの平屋でした。

これはサキの両親が死んでしまい榊家の勢力が弱まってしまったからなのかな?

サキの罠にかかり、まんまと家に来てしまった翔太。

それを颯爽と助けに来た晴海がとてもカッコよかったです。

さすが元ヤン。

 

サキが翔太の血を欲していた理由は、サキのおばあちゃんを助けたかったからでした。

サキのおばあちゃん(正確にはひいひいひいおばあちゃん)は年齢が142歳で寿命が来ているのだそう。

そんなおばあちゃんを元気にするため翔太の血を飲ませたかったのです。

柊家とは敵同士ではありますが、晴海もサキのことを心配していたし翔太も快く協力し血を分けてあげ、おばあちゃんは元気になったようです。

 

サキは三匹のハムスター(サラミ、ペパロニ、チョリソー)を飼っていて、彼らはサキの命令に従って翔太を罠に嵌めていました。

これはハムたちが吸血鬼の眷属になっているから意思疎通ができているのかな?

それともサキだけができる特殊能力なのかな?

おばあちゃんが元気になって喜んだり、美味しそうにご馳走を食べるハムたちが可愛かったです。

『柊さんちの吸血事情』第5巻 P129,130より

 

そして今回、「吸血鬼は女しか生まれない」という重大な秘密も明かされました。

なので柊家の父・八雲も吸血鬼ではなく普通の人間だったのです。

本人曰く聞かれないから言わないだけで特に隠していたわけではなかったとのこと。

また八雲は翔太に三姉妹の誰かと結婚してほしいと言ってきます。

ついにエサから結婚相手へレベルアップしましたね。

このことを盗み聞きしていた三姉妹も初耳だったらしく驚いていました。

これはハーレム状態からの激しい翔太争奪戦へ切り替わっていきそう。

柊家の三姉妹だけでなく、バジルやサキもいるし、翔太は本命を選ぶのが大変そうですね。

もしくはこのままハーレムを貫き通すのかも…

また八雲の昔話に出てきた「“渇き”を迎えた吸血鬼にはいずれ来るという“盛り”」というのも気になります。

雰囲気的に子作りの時期っぽそうですが、はたしてヒロイン達に“盛り”が来てしまった場合、翔太はどうしていくのか。

これからは翔太は吸血鬼との結婚について悩んでいくことになりそうですね。

 

『柊さんちの吸血事情』第6巻は2025年夏頃発売予定です。

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