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【すべての人類を破壊する。それらは再生できない。 第12巻 見どころ紹介】慧美との別れ、M:TGの女王登場、恐怖の大王降臨まであと4時間…

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こんにちは!

ラブコメもM:TGも大好き、カッパ室長です。

 

今回は月刊少年エースにて連載中の『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』第12巻の見どころ紹介と感想を書かせていただきます。

 

『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』第11巻の記事はこちら↓↓

【すべての人類を破壊する。それらは再生できない。 第11巻 見どころ紹介】はじめ&ルーvs久遠、因縁の対決の結末は―。 こんにちは! ラブコメもM:TGも大好き、カッパ室長です。 今回は月刊少年エースにて連載中の『すべての人類を...

 

すべての人類を破壊する。それらは再生できない。
原作:伊瀬勝良
漫画:横田卓馬
監修・協力:ウィザーズ・オブ・ザ・コースト


第12巻の見どころ(ネタバレ注意)

M:TGの女王

ある日突然、加納はじめ沢渡慧美に別れを告げられる。

期末テストで慧美に勝ってしまったために、慧美が神河この街から出ていくことになってしまうことをはじめは知るのであった。

 

ショックを受けつつも慧美とのことは隠し、はじめは来島ルーとともにM:TGの大会へ出場するために嘉辺名かべな町へ向かう。

街には人工衛星墜落のニュースを受けて恐怖の大王を信仰する人々がデモを行っていた。

なんとか会場にたどり着き大会に参加するはじめだったが、いつもの調子が出せずに苦戦していた。

そんなとき、はじめはファンロード(アニメ雑誌)を読む異様なオーラを放つ女性を見つけ勝負を挑む。

だが、この女性は噂の古老エルダ―の一角、M:TGの女王 椋木むくのきりんだった。

新旧アイドル対決

はじめとの別れを済ませ、引っ越しの準備を進める慧美は最後の心残りを晴らすため、喫茶しぶやまへ向かう。

しぶやまのみんなで作っているジグソーパズルを完成させるため、以前はじめから受け取った最後の1ピースを届けにいったのだ。

店に着いた慧美はいとから勝負を挑まれ、喫茶しぶやまの新旧アイドル対決をすることに。

三本先取の一本目を先取した慧美であったが、いとの赤と茶色の強力なカードを融合させた現環境最先端の“アーティファクト・レッド”デッキが反撃を始めるのであった。

『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』第12巻 P143より

特別特典

第12巻の特別特典は

《摩滅したパワーストーン/Worn Powerstone》

の公式プロモカードとなっています。

無色
コスト (3)
カードタイプ アーティファクト
レアリティ アンコモン
カードテキスト 摩滅したパワーストーンはタップ状態で戦場に出る。
(T):(◇)(◇)を加える。

 

感想

今回ははじめとM:TGの女王との戦いや、慧美といとの戦いなどが描かれました。

表紙は小川で水遊びをする八雲ちゃん。

よく見ると瞳にはじめの姿が映っているのがとても良いですね。

 

慧美に別れを告げられ、ショックを受けながらはじめは大会に出場することに。

その大会ではじめはM:TGの女王である椋木燐と出会います。

椋木さん、これまた怖そうなキャラが登場してきたなと思いきや、この人ただの腐女子でしたね。

はじめと来島を見て萌えてるあたりはさすがですね。

そのときの椋木さんの妄想ではじめと来島のセリフがDEENの「このまま君だけを奪い去りたい」とWANDSの「愛を語るより口づけをかわそう」だったのが面白かったです。

この時代を生きている人は皆知っている有名曲ですもんね。

あと、はじめが椋木と戦っているとき『SLAM DUNK』のワンシーンをマネしてたのも面白かったです。

『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』第12巻 P116より

 

そんな椋木さんとの戦いは、はじめの惨敗でした。

さすが女王、腐女子でも実力は確かですね。

椋木さんのデッキは《自然の秩序》をキーにした「nWo」と呼ばれるデッキ。

緑を中心とした5色デッキで、基本的な動きとしては《自然の秩序》で《新緑の魔力》や《スリヴァーの女王》をデッキから呼び出し、除去などでリセットされても《生ける屍》で復活させるといったデッキのようです。

彼女も白金久遠や店長の師匠であるデーモン・ステイシー・デントと同じように「魔法の時間マジックアワー」が使えています。

はじめが彼女に勝つには同じように「魔法の時間」を会得しないといけないみたいですね。

流れ的に次のリターン・マッチではじめも「魔法の時間」を会得しそうです。

それで椋木さんに勝てるようになるのかな?

椋木さんとの戦いではじめがどれだけ成長するのか楽しみです。

 

はじめが大会に出ている時、慧美のほうは喫茶しぶやまでいとさん(+しぶやまの皆)と戦っていました。

前々からいとさんは絶対強いだろうなと思っていましたが、案の定強かったですね。

慧美のデッキは《騙し討ち》により色や重さを無視して《セラのアバター》や《茨の精霊》といった強力なクリーチャーを戦場に出し、一気に攻撃する「スニークアタック」と呼ばれるデッキ。

それに対していとさんのデッキは「アーティファクト・レッド」、私は「赤茶単」と覚えていたデッキですね。

これはデッキの大半がアーティストである、いわゆる茶単デッキの一種です。

複数マナの出る土地や、大量のマナ・アーティファクトを高速展開し、《ミシュラのらせん》で対戦相手のマナを拘束したり、《燎原の火》で戦場をリセットして、大型のクリーチャー《欲深きドラゴン》や《マスティコア》で勝負を決めるものとなっています。

このデッキメチャクチャ強いんですよね。

《束の間の開口》で「どれが出るかな♪」とやってるいとさん可愛かったです。

この戦い、ただの新旧アイドル対決とみせかけて、実は喫茶しぶやまのみんなが笑顔で慧美を送り出すためのものだったというのがとても良かったです。

勝負の報酬であるいとさんの秘蔵のコレクションがしぶやまのみんなの写真がたくさん入ったアルバムというのがさらに良い…

これは感動しますね。

 

物語はついに恐怖の大王が空から降ってくるところまできました。

予言の恐怖の大王とは人工衛星のことだったみたいです。

そしてアンゴルモアの大王が蘇るとのこと。

このアンゴルモアが八雲ちゃんみたいですね。

今回表紙でメチャクチャ可愛かった八雲ちゃんでしたが、見事に闇落ちしてしまいました。

これは八雲ちゃんがラスボスになる感じなのかな?

メチャクチャ強そう…

これからどうなっていくのか続きがとても楽しみです。

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おわり