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【マリッジトキシン 第12巻 見どころ紹介】姫川杏子&嵐山キミ恵、下呂の婚活相手同士で強力タッグ結成!?

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カッパ室長です。

 

今回は少年ジャンプ+にて連載されている漫画 ジャンプコミックス『マリッジトキシン』第12巻の見どころ紹介や感想を書かせていただきます!!

 

 YouTube“ジャンプチャンネル”より

 

第11巻の紹介記事はコチラ↓↓

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マリッジトキシン

原作:静脈
漫画:依田瑞稀

 

第12巻の見どころ(ネタバレ注意)

下呂の婚活相手同士でタッグ結成!?

姫川ひめかわ杏子キョウコはモノに込められた『人の想い』が見える体質を活用し不当に奪われた美術品を元の持ち主に帰す活動をしている。

ある雨の日の帰り道、キョウコは道端に捨てられている人形を見つけ、それが幼い頃にお気に入りだった人形に似ているという理由で持ち帰ることにした。

その翌日からキョウコはバイトで泥棒だと疑われクビになったり、相棒のサメや仲間たちが突然いなくなるという不可解なことが起き始める。

ひとりぼっちになってしまったキョウコだが自分の『責務』を果たすため、ヤミナビでアシスタントを雇って活動を続けることに。

そしてキョウコの前に現れたのが『ハムスター使い』の嵐山あらしやまキミだった。

今回のヤマは『略奪王』と呼ばれるトレジャーハンター『デンジャラス宝塚』が館長を務める『デンジャラス博物館』に囚われている「純金角刈り像」。

キミ恵のハムスターたちによって博物館の図面を作成し、二人は見事に「純金角刈り像」を奪取することに成功する。

あとは持ち主のところへ帰しに行くだけかと思われたが、デンジャラス宝塚が宝物を取り戻すためにキョウコの部屋へ侵入してきて二人はピンチを迎えてしまうのだった。

『マリッジトキシン』第12巻 P62,63より

感想

第12巻からは新たな婚活相手は登場せず、これまでのヒロインが再登場し下呂と仲を深めていく展開になりました。

今回は一番最初に出会ったヒロイン・姫川杏子のお話でした。

それに加え『ハムスター使い』の嵐山キミ恵も登場。

でも今回のメインは姫川杏子の方で、嵐山キミ恵はお助けキャラって感じでしたね。

 

キョウコは捨てられていた人形を拾ったことで、バイトをクビになったり仲間を失ったりと不運な出来事が続いていました。

最初は可愛い人形だなと思っていましたが、話が進むにつれどんどん怖くなっていき、まさに“呪いの人形”って感じでしたね。

この人形のせいでストーリーがホラーっぽく暗い感じになりそうでしたが、そこをキミ恵がしっかりと盛り上げてくれました。

彼女の明るさやハムスターたちの可愛さで上手く中和されていましたね。

そして今回キミ恵はハムスターを使って博物館の図面を作成したり、キョウコが監禁されている部屋に下呂を道案内したりと大活躍していました。

『ハムスター使い』って戦闘面は不安ですが、潜入や諜報など裏で動く活動に適しすぎてますね。

 

キョウコも第1巻では戦うキャラじゃありませんでしたが、今回しっかりと戦っていました。

彼女はモノに込められた『人の想い』を見るだけでなく、相手の弱点までも見えてしまうのだとか。

『使い手』レベルの相手には通用しないそうですが、メチャクチャ強い能力を持っていますね。

今回の敵・デンジャラス宝塚が『使い手』ではなかったので、対等に戦えていて面白かったです。

あと武器がサメ型の三節棍なのも良いですね。

『マリッジトキシン』第12巻 P86,87より

 

デンジャラス宝塚は最初は本当に宝を見つけていましたが、その後は自分で宝を埋めて見つける自作自演を繰り返していました。

そんな自分の間違いを正してほしいという思いが心の隅にあったので、彼はキョウコを仲間にしようとしていたようです。

最後改心していて良い感じに終わってましたが、途中途中でのオッサンの顔が気持ち悪すぎたので個人的にはちょっと許せませんでしたね。

監禁して鞭打ちするシーンも少年漫画だからあれぐらいで済んでいましたが、もし青年漫画だったらオッサンはもっと酷いこととかしてそうだし…

 

今回の件でキョウコは下呂のことが好きだと自覚してくれました。

そしてキミ恵とも友達であり、恋のライバルという良い関係におさまったようです。

仲間も無事戻り、バイトの件も間違いだと判明し、めでたしめでたし。

と思ったら最後の最後で『毒使い』の「先生」が笑顔で全力バタフライで泳ぐ姿が描かれるという衝撃の展開。

これは本当に怖かったですね。

肩にはあの人形が乗っていたので、キョウコのバイトや仲間の件だけでなく、デンジャラス宝塚にキョウコの部屋がバレたのも、最後にデンジャラス宝塚が消息不明になったのも全部コイツの仕業っぽいですね。

人形が勝手に動いていたのは中身がロボットで「先生」が操縦していたのか、それとも『人形使い』みたいな『使い手』がいるのか?

もしかしたらキョウコはこの後「先生」に捕まってしまうのかも…

キョウコの「…次 下呂に会ったら正直に言おう。私自身の気持ちを―。」ってセリフも会えないフラグにしか思えないですしね。

第11巻に描かれた『毒使い』の集会でテルアキが傘下の者たちに依頼した『仕事』も婚活相手を捕まえることなのかな?

それとも逆に「先生」から婚活相手を守ってほしいと依頼したのかもしれませんね。

下呂はいつこの『毒使い』の怪しい動きに気づくのか。

次に狙われる婚活相手は誰なのか気になりますね。

 

『マリッジトキシン』単行本第13巻は2025年5月2日(金)発売予定です。

 

現在、ジャンプ+の公式サイトでは『マリッジトキシン』の第1話が無料で読むことができます。

気になった人はぜひ読んでみてください。

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