カッパ室長です。
今回は週刊少年マガジンにて連載されている漫画 少年マガジンKC『黒岩メダカに私の可愛いが通じない』第21巻の見どころ紹介や感想を書かせていただきます!!
※ネタバレを含むのでご注意ください。
第20巻の紹介記事はこちら↓↓
『黒岩メダカに私の可愛いが通じない』
著者:久世 蘭
学校No.1の美少女JKが自分に惚れない転校生に振り回される話(1/9) pic.twitter.com/ZCMEvk6qN1
— 久世 蘭 (@ranomannma) August 17, 2021
YouTube“マガジンチャンネル”より
第21巻の見どころ(ネタバレ注意)
旭に逆境襲来!?
川井モナが後夜祭で黒岩メダカに告白していたことを知った湘南旭。
親友の白浜美波からも「…正直ちょっと先行かれてるよねぇ」と言われ、旭は気合いを入れ直してメダカにアタックしていくことを決意する。
さっそく旭は手作りのお弁当でアピールする作戦を決行しようとする。
しかしメダカがいる屋上へ向かうと、そこにはメダカと一緒に仲良く食事をしているモナの姿があった。
二人は明らかにこれまでよりも親密になっていた。
メダカにモナがみんなに可愛いと思われようと行動していることも見抜かれているのに、モナは取り繕おうとしていなかったのだ。
そんなモナに柔らかい表情を向けているメダカもこれまで見たことがなかった。
そして旭は屋上から戻ってきたメダカに「黒岩先輩ってモナ先輩のことどう思っているんですか…?」と聞いてしまい…
モナを狙う男 登場
最近、モナに急接近してくる男子生徒がいた。
それはE組の錦山。
小早川の話では彼はモナに2度告白して2度フラれているが、諦めずに暇を見つけては毎日モナに会いに来ているという。
放課後、メダカがモナに勉強を教わっているときも錦山はやってきてモナに話しかけてきたり、一緒にいるメダカを気にくわなそうな目で見てきたりする。
そして下校時、錦山はメダカを呼び「モナちゃんと帰んの 俺に譲ってくれない?それともお前もモナちゃん狙ってる?」と言ってくる。
メダカはつい「!?べっ…別に俺はそんなんじゃ…!」と否定してしまい、錦山はモナと二人で帰っていってしまう。
『黒岩メダカに私の可愛いが通じない』第21巻 P106,107,108よりそれからメダカはずっと心がモヤモヤし調子が悪くなってしまうのであった。
感想(ネタバレ注意)
今回はモナとメダカの仲が進展し焦る旭の様子や、モナを狙う男子が現れモヤモヤするメダカなどのお話が描かれました。
第21巻の表紙は暗い表情をした旭でちょっと怖かったです。
ついに闇落ちしちゃったのかな?とヒヤヒヤしましたが、実際はモナとメダカの仲が進展していてムスッとしているぐらいでした。
個人的には闇落ちして手に負えないくらいヤバイキャラになっても面白そうだなと思っていたのですが…
彼女は今後もモナに負けないように積極的にアタックしていくようです。
リードしているモナに追いつき、さらには追い抜くためにもこれまで以上に大胆なアピールをしてくれるかもしれませんね。
というか、手作り弁当を渡すのだったら事前に約束とか取り付けとけよって思っちゃいました。
メダカだって何も言われてないから自分で昼食用意してたし。
サプライズばかりしようとするから周りの子に先越されるんじゃないのかな?
モナのほうは順調にメダカとの仲を深めていってます。
メダカはモナのことをだいぶ理解し始めている様子。
ただの優しくて可愛い子ではなく、実は彼女は気にしいで人からどう見られているのか気にしている子だと気づいていました。
関西弁で喋る素のモナを見ても動じなくなったし、むしろそれをいじるような態度を見せるようになってましたね。
以前はモナと話すときは緊張のせいで素っ気なかったり仏頂面だったりしていましたが、今では自然な笑顔を見せれるようにまで成長しています。
ちょっと前までだったら本人に向かって「可愛い」なんてセリフも言えなかったのに。
モナは気にしいなのがバレたのが恥ずかしかったらしく、メダカの記憶を上書きすべくクールキャラを演じていました。
失敗していましたが…
というか、椅子から立ち上がるだけなのにどうやったらスカートが椅子のあの位置に引っかかるんだよって思っちゃいました。
『黒岩メダカに私の可愛いが通じない』第21巻 P77よりこのあたりは漫画だからということで納得するしかないのかな。
でもクールキャラの時のモナちゃんは髪型がストレートになっていて可愛かったです。
今後もモナちゃんの色んな髪型が見たいですね。
次にモナを狙う男子生徒が登場するお話。
こんなモブみたいなキャラがメダカのライバルになるの?と思っていたら、やっぱりただのモブキャラでした。
告白するもあっさりとモナにフラれていましたね。
彼はメダカの心に変化を与えるためだけの存在みたいですね。
このお話でメダカは自分の本心に気づくかなと思ったのですが、彼はまだ鈍感キャラを貫くようです。
早く気持ちに気づいてゴールインしちゃえよって思います。
でも作者的にはもっと他のヒロインともイチャイチャさせたいから、この辺りは先延ばしにするのでしょうね。
まぁ まだ高校生活はあるし、ゆっくり進めていく感じなのかも。
最後はいつものメンバーで勉強会をするお話。
勉強の息抜きで「ito」というボードゲームを始めていました。
実際にあるボードゲームですね。
これは1~100までの数字カードを使い、お題に沿って自分の数字を「たとえる」協力型パーティーゲーム。
「雪山で遭難した時に持っていたいもの」というお題で、難波朋は「私 黒岩君持っていきたい」と大胆にアピールしてきました。
いったい朋のカードの数字はいくつだったのか。
もしかしたら100なのかも。
次回は朋のターンになりそうですね。
これで朋がメダカにどんなアタックを仕掛けて、どんなイチャイチャを見せてくれるのか楽しみです。
単行本 第22巻は2026年1月16日発売予定です。


