どうも! カッパ室長です。
今回は少年ジャンプ+にて連載されている漫画 ジャンプコミックス『マリッジトキシン』第13巻の見どころ紹介や感想を書かせていただきます!!
YouTube“ジャンプチャンネル”より
第12巻の紹介記事はコチラ↓↓

『マリッジトキシン』
原作:静脈
漫画:依田瑞稀
毒使いが婚活する話#漫画が読めるハッシュタグ#創作漫画 (1/20) pic.twitter.com/uv5GTgGu4B
— 依田 (@Yozudami) August 3, 2022
第13巻の見どころ(ネタバレ注意)
『味使い』のお手伝い
別府レオから食事の誘いを受けた下呂ヒカルは、『銃使い』ミユキから教えてもらったという穴場『味のいいざか』へやってきた。
ここは『味使い』飯坂ソウタと祖父が営む店で、下呂はここで提供される料理の美味さに感動する。
しかし、ソウタは「この店は今日で閉業なんす」と言う。
理由を尋ねると「明日 五大名家『鉄使い』有馬本家の貸切があるから」だとソウタは答える。
その日は年に一度の有馬家の新人研修の大打ち上げ会が開催されるが、1週間前に祖父が体調を崩して厨房に立てなくなり、半人前のソウタひとりでは味や接客に厳しい有馬家を満足させることができないと言う。
そうなれば悪評が広がり店は経営できなくなるので、ソウタはその前に店を畳もうと考えていたのだ。
その話を聞き下呂と別府、それと偶然居合わせた『音使い』鳴子弦弥の3人は店を守るために手伝いを買って出るのであった。
激突!『鉄使い』天才剣士!
『護り手』赤倉ちなつが依頼人の元へ向かうと、そこに下呂ヒカルと城崎メイも現れた。
下呂も本家から直接仕事の依頼がありここにやってきたのだが、その依頼人とは「ナベちゃ」と名乗るおばあさんだった。
実は彼女は『鉄使い』有馬家の先代当主・ナベだったのだ。
ナベからの依頼内容は「初恋の人に逢いに行きたい」というもので、城崎が運転手、下呂とちなつが用心棒となり、ナベを目的地まで連れていくことになった。
しかし有馬本家ではナベが誘拐されたと勘違いし、『鉄使い』の天才剣士・有馬錐人が下呂たちの後を追い、攻撃を仕掛けてくるのであった。

感想
第13巻では下呂たちが『味使い』のお店を手伝ったり、赤倉ちなつと一緒に護衛任務をするお話が描かれました。
別件の仕事ですが、どちらも『鉄使い』の有馬家が絡んだお話でした。
ナベちゃの護衛は『毒使い』本家からの仕事だったし、これは前々から怪しかった『毒使い』の「先生」が関係していそうですね。
まずは『味使い』のお話から。
人手が足りずに困っている飯坂ソウタを下呂たちが助けることに。
なぜかその場にいた鳴子も手伝ってるし、初登場時は悪役キャラだったなんて思えないほど良い奴になってますね。
しかも料理メチャクチャ上手だし。
素材の音を聞いてベストの調理を選択できるって『音使い』便利すぎません?
下呂も料理上手だし、別府もただうるさいだけの邪魔者かと思いきやパフォーマンスでピンチをしのいでいたりと皆役に立ってましたね。
『味使い』の飯坂ソウタは「ぶっ翔び」が口癖の熱血青年だけど見た目はちょっとモブっぽい。
今回 食材の巨大ロブスターとのバトルが描かれているせいで、なんだかソウタが『トリコ』の小松に似ているなぁと思ってしまいました。
『鉄使い』の人達も最初はヤバイ連中なのかな?と思っていましたが、有馬銛人も渋いだけの普通に良いオッチャンだったのが良かったですね。
次に赤倉ちなつと一緒に護衛任務をするお話。
今度のヒロインは『護り手』の赤倉ちなつ。
予想通り以前登場したヒロイン達が再登場していく流れのようですね。
ちなつは下呂を意識しまくっているのが可愛いです。
しかし下呂のことを大切に思うあまり、護衛対象のナベを護ることより下呂を助けることを優先してしまい、自分は『護り手』に向いていないのではと悩んでいました。
今回はナベの初恋の話を通じて、このちなつの問題を解決していく感じになりそうですね。
ナベの生き様を見て、ちなつがどう成長するのか楽しみです。
今回登場した新キャラ『鉄使い』の有馬錐人。
一見クールそうなキャラに見せて、実はおばあちゃんっ子でナベと話す時だけ子供っぽくなるのが可愛いですね。
あと下呂たちを追いかけてくるシーン、アレどうやって追いかけてきたのか全く分からなかった…
途中まで車とかで追ってきてたのか、それともずっとあの訳の分からない状態で追ってきてたのか。
そんな錐人の剣術はかなりのもので、次期当主になる逸材らしい。
今回の敵はかなりの強敵だなと思って読んでいましたが、どうやら話の展開上、錐人は味方になるようです。
錐人は下呂のことを好敵手と認めているから、いつかは二人で戦ってどちらが上か決めてもらいたいですね。
そして今回 有馬ナベや『風使い』鉄輪カズマの昔話から『使い手』の歴史が少し明かされました。
そこには『風神』と恐れられた『風使い』天城カズヤを討伐するために招集された『鉄使い』有馬ナベや『炎使い』黒川灰兵衛の若き姿、さらには下呂の祖母である『毒使い』下呂きららの姿も描かれていました。

今まで姿を見せなかった下呂の祖母がここにきて描かれるのは激アツですね。
しかもメチャクチャ強かったし。
この人が「先生」を使って下呂の婚活を邪魔しようとしているのかな?
そうなると下呂きららがラスボスになる可能性も高そうですね。
あと一番気になったのは何使いなのか詳細が不明のキリシマという男。
回想シーンにわざわざ謎の人物を登場させているという時点で、コイツが今後登場するか重要な存在だというのは明らかです。
彼が一体何使いで、今後の物語にどう影響を与えていくのか楽しみです。
第13巻のラストではナベを狙って新たな敵集団が襲い掛かってきました。
はたして敵は何者で、下呂たちはどうやってこのピンチを切り抜けるのか。
『マリッジトキシン』単行本第14巻は2025年8月4日(月)発売予定です。
現在、ジャンプ+の公式サイトでは『マリッジトキシン』の第1話が無料で読むことができます。
気になった人はぜひ読んでみてください。