こんにちは。
カッパ室長です。
今回はバドミントン漫画を紹介します。
正統派なスポーツ漫画ですが、ちょっと今までにない感じがとても面白いです。
『シャトルアイズ』(濱原 蓮)
どんな内容?
特別な眼を持つ主人公・項羽
中学2年生の少年・鎹項羽(かすがい こうう)の家は整体院を営んでいます。
特に力を入れているのはスポーツ整体でプロのアスリートたちも通っています。
項羽は人の体を見ることでその人の動きの癖が分かる”特別な眼”を持っていて、幼いころから父の仕事を見てきて、自分も父のような整体師になろうと勉強しています。
しかし、今まで本気で人と競ったことがない項羽は本気で戦う選手たちの気持ちが理解できないことに悩んでいました。
バドミントンとの出会い
そんなある日、整体院に訪れたバドミントン元五輪銅メダリスト辰巳義明(たつみ よしあき)に誘われ、項羽と同い年で世界ジュニアで優勝した四乃流星(しの りゅうせい)の試合を観に行くことに。
そして項羽は試合会場で衝撃の行動をとるのです。
それは、
流星の身体を見ることで次に何を打つのか予測し、ずばり当ててしまうのです。
これに驚いた辰巳は項羽が予測しているところを動画に録り、流星に見せます。
項羽に興味を持った流星は、項羽に勝負を持ちかけてきます。
ド素人の項羽は負けてしまいますが、項羽の目に才能を感じた流星は「バドミントンやってみれば?」と声をかけるのでした。
これがきっかけとなり、項羽は本気でバドミントンを始めること決意します。
特訓開始!!
流星が白陽高校に進学すると知り、同じ高校へ進学することを決めた項羽。
進学するまでに何かしておきたいと考えた項羽はバドミントン教室に入会しようとするが定員オーバーのため、ジュニアのクラブに入会します。
小学生ばかりで戸惑っていた項羽でしたが、想像以上のレベルの高さに驚くばかりでした。
そしてここで白陽高校男子バド部のマネージャーである円藤夕依(えんどう ゆい)と出会い、項羽は円藤から指導を受けることに。
ここが魅力的!
ド素人の主人公が成長していく王道のパターンですが、主人公の設定が面白いです。
相手の動きが予測できる眼って強すぎないですか。
でもそれだけでは勝てないのが勝負の世界ってことなんです。
せっかく素晴らしい才能があっても技術がないと勝てませんからね。
そして練習熱心な項羽は着実に強くなっていきます。
項羽は整体師の息子ということで、体の仕組みやけがについても詳しく描かれています。
また主人公がバドミントン初心者なので、バドミントンについて詳しくない人にも分かりやすく、基礎的なことも学ぶことができます。
今はジュニアクラブでバドミントンの基礎を学んでいますが、強豪校の白陽高校に進学してから項羽がどんな仲間やライバルと出会い、どのように才能を開花していくのかとても楽しみです。
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《第2巻の見どころ》
ジュニアクラブでの練習を経て白陽高校に進学した項羽。
初心者の項羽はみんなに追いつけるよう厳しい練習を必死にこなします。
そんな中、同級生の佐藤正志に誘われダブルスの大会に出場することに―。
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おわり