カッパ室長です。
今回はコミックDAYSにて連載中の『てんぷる』第11巻の見どころ紹介と感想を書かせていただきます。
※ネタバレを含むのでご注意ください。
『てんぷる』第10巻の紹介記事はこちら↓↓
『てんぷる』
著者:吉岡公威
YouTube“「KING AMUSEMENT CREATIVE」煩悩チャンネル”より
第11巻の見どころ(ネタバレ注意)
取り調べ
カグラは赤神につい「試しに私と付き合っちゃいます?」と口走ってしまう。
それをミアと月夜に目撃されてしまい、緊急の取り調べが始まる。
何を聞かれても黙秘を貫くカグラであったが、ミアと月夜が赤神の良さについて語り合うのを聞いてついつい口を出してしまい自爆する。
そして結月も赤神から「カグラに「つきあおう」と言われた」と聞き、嫉妬の鬼を目覚めさせるのであった。
法類会議
ついに始まる法類会議。
法類会議とは縁のある寺の住職が集まり、寺のアレコレを決める会議である。
結月たちはこの会議に参加し三日月寺廃寺を阻止するために得度をしたのだ。
当初は結月と嬉々の二名で参加する予定だったが、赤神と結月が強力接着剤で手がくっついてしまったため赤神も参加することに。
そして会議では意外にも他の住職たちから廃寺にしなくてもいいと許しを得ることができた。
しかしそこに廃寺の発案者である結月たちの母親、蒼葉大僧正が現れる。
デート
結月が開催した女子会議でおこなわれた腕相撲で勝利し赤神とデートすることになったカグラ。
デート当日は赤神とカグラ、ミアの3人でのデートとなり、デートプランをミアに任せたせいで、3人はなぜか結婚式の宣伝モデルをすることに。
そして神父役をミア、新郎役を赤神、花嫁役をカグラがすることになってしまい…
感想
今回は三日月寺の廃寺を阻止するための法類会議や、カグラのデートなどのお話が描かれました。
まずはカグラの取り調べからの女子会議のお話。
カグラの冗談半分本気半分で言った「付き合っちゃいます?」を月夜とミアに聞かれたせいで面倒くさいことになっていきます。
もうみんな赤神のことが大好きすぎて可愛いですね。
その中で一番厄介なのがメインヒロインである結月というのがまた…
みんなが先に赤神とイチャイチャするから恋愛禁止にしようとしたり、嫉妬と脳筋の鬼を出していたりとメチャクチャなことをしています。
腕相撲では結月とカグラの勝負服姿も描かれていて、エッッでとても可愛かったです。
その場にいたのが女性だけだったから白熱しただけだったけど、ここに男性がいたら変な目で見ちゃいますね。
法類会議では結月と結月の母親・月那の母娘喧嘩が描かれました。
月那さんも過去に赤神の父親に色々やられていたようです。
そして赤神の血筋は借金の原因でもあるため、赤神を寺から追放しようとしてきます。
それを阻止するためなぜかビンタ合戦に…
喧嘩の後は二人とも頬が腫れあがっていて面白かったです。
そんな母娘喧嘩を止めたのがやはり主人公・赤神のラッキースケベなのもラブコメっぽくて良かったです。
月那さんはずっと尼僧頭巾を外さなかったので、今度登場したときは普段着やどんな髪型なのかも見てみたいですね。
そして最後は赤神とカグラ(+ミア)のデート。
海月の煽られまんまと赤神とデートすることになったカグラ。
赤神に私服が可愛いと褒められてニヤニヤしてるカグラが可愛すぎました。
赤神の方は嫌われていると思っていたカグラとデートすることになり若干困惑していました。
まぁあれだけ酷いことされて実は好かれているなんて思えませんよね。
そして今回ミアによってカグラが覚醒します。
ミアは嬉々さんに全ての人を苦しみから救う「法愛」という話を聞いて、みんなが幸せになる愛の形について考えていたようです。
その答えが「いっそ皆でラブラブすれば良い」というハーレムの関係だったのです。
好色女王であるミアの発言を聞いてカグラも本気で赤神の恋人になろうと動き出します。
最後はカグラが赤神にキスをして「さあ皆さん始めますよ 恋の相乗り♡」と言って第11巻は終了。
はたして次回から女性陣は赤神にどんなアタックを仕掛けていくのか。
次の巻が楽しみです。
単行本第12巻は2024年10月発売予定です。
コミックDAYSにて『てんぷる』の試し読みができます。
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