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【落ちこぼれだった兄が実は最強 第10巻 見どころ紹介】ユリウスのせいで戦争が起きる!?&規格外すぎる神域級魔法で大混乱!!

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カッパ室長です。

 

今回はシリウスコミックス落ちこぼれだった兄が実は最強 ~史上最強の勇者は転生し、学園で無自覚に無双する~』第10巻の見どころ紹介と感想を書かせていただきます。

 

第9巻の紹介記事はこちら↓↓

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落ちこぼれだった兄が実は最強 ~史上最強の勇者は転生し、学園で無自覚に無双する~

漫画村上よしゆき
原作:茨木野
キャラクター原案:あるてら


第10巻の見どころ(ネタバレ注意)

戦争勃発!?

ユリウスの圧倒的な強さを目の当たりにした天使ミカエルはなぜかユリウスの弟になると言い出す。

そしてミカエルの実の兄であり学園の理事長のルシフェルもあっさりと了承し、勝手に手続きを済ませミカエルはカーライル家の養子になるのであった。

その日の夜、ユリウス魔王ヴェノムザードガイアスに天使の説明や二千年前に最終戦争ラグナロクで神や天使と戦い撃退させていたことを明かす。

そのためユリウスはまた天界が何か仕掛けてきてもヴェノムザードが横にいるからなんとかなると楽観的な態度をとるのであった。

しかし翌日、ヒストリアがユリウスたちのもとにやってきて「ダーリンのせいでこの国で戦争が起こりそうなの!!!」と言うのであった。

神域級魔法

ルシフェルの暗躍により世界最大の超大国・マデューカス帝国がユリウスのいるゲータ=ニィガ王国に戦争を仕掛けようとしていた。

さらにルシフェルは冥界を管理する神の一柱・ハデスを呼び、集った帝国軍十万の兵士を供物にしてしまう。

そんなことになっているとは知らないユリウスたちは学園で魔法実技の試験を行っていた。

ユリウスとの特訓の成果もあり、エリーゼヒストリアサクラは中級魔法を、ガイアスは上級魔法を披露し、他の生徒たちにレベルの違いを見せつける。

そして最後にユリウスの番となる。

ユリウスはガイアスとの「今日は手を抜かない」という約束を守るため、神域級魔法を披露するのだが…

『落ちこぼれだった兄が実は最強 ~史上最強の勇者は転生し、学園で無自覚に無双する~』第10巻 P142,143より

感想

今回は二千年前の最終戦争のお話やユリウスのポーション作りのお話、そしてルシフェルの怪しげな計画などが描かれました。

 

ユリウスがミカエルを見ても全然動じなかったのは二千年前にそれ以上の奴らと死闘を繰り広げていたからなんですね。

それにしても魔王だけでなく神や天使とも戦っていたなんて…

というか二千年前って相当やばい時代だったんですね。

魔王に支配されるし、神々から攻撃を受けたり、よくここまで人類は息を吹き返せたなと感心してしまいます。

最終戦争の時は勇者と魔王が共闘するという男の子が喜ぶ激熱展開だったそうです。

『落ちこぼれだった兄が実は最強 ~史上最強の勇者は転生し、学園で無自覚に無双する~』第10巻 P38,39より

魔王の「お主を倒すのはこの我じゃ…先に神にやられるなど…許さん」っていうセリフ、もうただの敵ではなく良きライバル同士の関係みたいでしたね。

この時の魔王の人間形態は女性ではなくメチャクチャイケメンでした。

今女性の姿をしているのはユリウスとイチャイチャしたいからなのかもしれませんね。

実際ユリウスから「相棒」と頼られて魔王はトゥンクしてる。

ユリウスも勇者のとき魔王のカッコイイ姿に「ドクンッ」と胸キュンしてたし、二人は本当にお似合いカップルなのかも。

こうなるとエリーゼ、ヒストリア、サクラがどんどん負けヒロインに見えて可哀想になってしまうのですが…

 

学園の課題のポーション作りのお話では、ユリウスは「世界樹の雫」で作る「全回復薬エリクサー」を校舎裏の雑草で作ってしまうというチートっぷりを披露しました。

これがあればもしも帝国と戦争になっても王国の兵が死ななくなりますね。

でもユリウスだったら戦争になる前に問題解決しちゃうだろうし、使うことはないのかも。

 

ルシフェルは自分からユリウスたちに敵対することはありませんが、周りを上手く利用してユリウスたちに攻撃を仕掛けようとしているようです。

最初は帝国の大軍を使うのかと思っていたのですが、それらも冥界から来たハデスの糧になっていたし、もっと恐ろしいことを企んでいそうですね。

ハデスは「ある男」を消しに行く途中と言っていましたが、それは誰なのか?

たぶんユリウスなんでしょうね。

ハデスは藤崎竜先生の『封神演義』に出てくる楊戩の半妖体みたいな姿でしたね。

 

学園の魔法実技の試験ではユリウスが神域級魔法で暴れまわっていました。

セフィロトみたいな魔法陣を展開し、太陽を創り出したり、ブラックホールを創り出したり。

絶対あのブラックホールに生徒何人か吸い込まれているでしょ。

というか試験に使われたかかしはよく吸い込まれずに耐え抜きましたよね。

あとなんかMHWのクルルヤックみたいなモンスターが吸い込まれてました。

その前の帝国の兵士たちの会話でもネルギガンテみたいな絵も出てきてたし、もしかしたらこの時村上よしゆき先生はMHWにハマっていたのかも…

『落ちこぼれだった兄が実は最強 ~史上最強の勇者は転生し、学園で無自覚に無双する~』第10巻 P111,150より

あんな規格外の魔法を見てもルシフェルは全然動じていませんでした。

はたしてルシフェルは何を企んでいるのか。

続きが気になりますね。

 

第11巻は2024年9月ごろ発売予定です。

原作小説はコチラ


おわり