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【石神戦記 第2巻 見どころ紹介】異能の力を右手に宿し、イサザたちは江波領へ…

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どうも、カッパ室長です。

 

今回はwebアクションにて連載中の漫画『石神戦記』第2巻の見どころ紹介や感想を書かせていただきます。

 

※ネタバレを含むのでご注意ください。

 

第1巻の記事はこちら↓↓

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石神戦記

著者:古日向いろは

第2巻の見どころ(ネタバレ注意)

石の腕

瑞穂みずほ領領主の弟・宇迦乃うかのイサザは石を操る不思議な力を持つ「石の民」の女・ヤチホと夫婦の契りを結び、兄・サクの妻となる江波えなみ領領主の娘・ミオとイサザのお目付け役・ガンケンとともに内乱の窮地を脱する。

しかし、そこに新たな「石の民」のオウテツアザミが追手として現れ、ヤチホを捕らえようとしてくる。

2対1でも互角以上に渡り合うヤチホであったが、イサザやミオ、ガンケンが狙われピンチとなってしまう。

「僕に戦う力があれば… 力が欲しい…!」と願うイサザ。

すると、イサザの失っていた右腕に石が集まり「石の腕」ができるのであった。

石の腕は周囲の石を勝手に吸い寄せ敵味方見境なしに攻撃を始めていく。

『石神戦記』第2巻 P6,7より

江波領へ

イサザたちは故郷を取り戻すため、援軍を求め江波領に向かう途中、ヒイラギの兵に襲われている村を見つける。

今ここで助けに入っても新たな兵がやってくる危険もあると言われるが、「助けられる今彼らを救う。それが僕の最良の選択だ」とイサザは言い、民を救う選択をとるのであった。

保護した民たちを連れ江波領へ向かおうとしたところ、ガンケンに刃を向ける女性が現れる。

彼女の名はナギで、江波でミオの近衛の剣士を務めていた人物だった。

誤解を解き、イサザたちはナギに連れられ江波領第一の都市・泊潟はくかたを訪れるのであった。

感想

今回は「石の民」との戦闘の続きから始まり、イサザたちが江波領へやってきたところが描かれました。

 

まずは「石の民」オウテツとアザミとの戦いから。

「石の腕」を手に入れたイサザはその腕の力を暴走させ、オウテツとアザミを撃退しました。

戦いの終わりでは暴走を抑え、腕の状態に戻せましたが、イサザはまだ異能の力を使いこなせていないようです。

石を操る力は“石繰いしく”と呼ばれ、大半の石の民は直接触れた石しか動かせないらしいです。

離れた石も動かせるヤチホは特別な存在なんですね。

そして石の民は自身の角を失うと石繰りの力を失うそうです。

石の民の弱点ですね。

今後石の民と戦う時は角を狙って戦う感じになりそう。

イサザはヤチホと夫婦の契りを結んだことで異能の力を手に入れたのかもしれません。

もし夫婦の契りが異能の力を得るきっかけになるのであれば、今後イサザと似たように石の民の夫婦の契りを結んで力を得る人とか出てきそうですね。

イサザの異能の力はかなり強力なようです。

直接触れることなく周囲の石を吸い寄せて攻撃をしていました。

オウテツが石繰りで作ったハンマーも吸収していましたね。

これって敵の攻撃も無力化できるということだからメチャクチャ強いのではないでしょうか?

今後イサザがこの力を使いこなし、どんな戦いを見せてくれるのかとても楽しみですね。

 

今回の戦いでアザミはイサザに角を傷つけられ激怒してました。

「お前は私が殺す!」とまで言ってるし、今後もアザミがイサザにちょっかいかけてきそう。

もしくは最初は敵同士だけど、途中から仲間になって共闘する展開もアツそうですね。

 

江波領へ行き、新たなキャラも登場しました。

ミオの近衛剣士のナギや、ミオの三人の兄、長男・綿津見わたつみセイガイ、次男・ウシオ、三男・ミナト

『石神戦記』第2巻 P110,111より

領主でミオたちの父・タイカイは毒を盛られて生死を彷徨っており、セイガイが領主名代を務めていました。

こっちでも大変な事態になっていたようですね。

セイガイとウシオは真面目な人ですが、ミナトだけは気が緩いというかチャラい感じでした。

ミナトは昔から自由人な方とミオが言っていますが、ミナトのこの無責任感は何か怪しいところがありますね。

こういうキャラってだいたい裏切ったりするか、実は何か考えがあって隠れて行動してたりするんですよね。

できれば後者であってほしいところです。

これからイサザはこの江波領の助けを借りて瑞穂領を取り戻していく展開になりそうです。

江波領の準備ができるまでイサザがどれだけ強くなれるのかがカギになってきそうですね。

イサザの兄・サクも生き延びていましたし、彼がいつイサザたちと合流するのかも気になるところです。

 

今回は先王の弟も登場しました。

名前はトオギで、あまり威厳があるようには見えない感じの人でした。

「戦いたくねー」ってめっちゃ心の声が出てましたしね。

『石神戦記』第2巻 P146より

でも本気を出したらカッコよくなるタイプなのかも…

今の日倭津ひわつ国王ハルギは幼いため王太后マアヤに実権を握られている状態です。

そしてそのマアヤは国の祭祀や占方うらかたを取り仕切る「占祇官せんぎかん」の長である占祇伯せんぎはくヨミの言うことを信じて行動しているようです。

ということはこのヨミというヤツが一番の悪者ということなのか!?

ヨミが何を企んでいるのか気になりますね。

 

そしてこの巻のラストで衝撃の事実が明かされました。

イサザの両親は石の民に殺されたらしいです。

なぜイサザの両親は石の民に殺されたのか?

何か事情があったのか、それともこの情報が間違っているのか。

今回の争いは「石の民」に大きな秘密がありそうですね。

まだまだ謎は多そうです。

 

おわり