バトル

【もののがたり】人と物。絆と恋の物語がとても面白い【あらすじと感想】

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こんにちは。

カッパ室長です。

 

本日はバトル漫画を紹介します。

迫力のバトルと恋に不器用な青年と少女の恋物語です。

 

もののがたり』(オニグンソウ


人と物。絆と恋の付喪ノ語り。

 

どんな内容?

付喪神とは

常世(とこよ)という霊魂はびこる別世界から時折、現世(うつしよ)へ迷い出た者を”マレビト”と呼びます。

マレビトには古びた器物に取り付き受肉する性質があり、その状態を”付喪神”と呼ばれています。

マレビトはこちらに神隠しされたようなもので付喪神と成って悪行に走る者もいるが、元に帰りたいと思う者やこちらの世界に馴染もうとする者もいます。

付喪神を憎む青年・岐兵馬

彼らの声を聞き導く役目を持っているのが”塞眼(さえのめ)”という一族で、岐(くなと)家も彼らを代々取り締まってきた一族です。

しかし岐家次期当主である岐兵馬は付喪神と対話することなく、毎度対象を見つけ次第襲い掛かり有無を言わさず強制封印してしまい、祖父の造兵はこれに頭を悩ませていました。

兵馬がこれほど付喪神に憎悪を抱く理由は過去に兄と姉を付喪神に殺されていたためでした。

いくら言っても聞かない兵馬に対して造兵は荒療治を行うことにします。

それは人間と”特例”と呼ばれている付喪神たちが共棲している家にお目付役という名目でしばらく居候として彼らと共に過ごすというものでした。

長月ぼたん、婚礼調度との共同生活の始まり

兵馬は付喪神と人間が共棲する長月家へ訪れると、そこで6人の”婚礼調度”の付喪神に出迎えられます。

しかし兵馬はせっかく歓迎されたのにもかかわらず付喪神たちに喧嘩をふっかけバトルを開始してしまいます。

そこに長月家の主である大学生の長月ぼたんが帰宅するのですが、戦いを止めようとした付喪神たちの一斉攻撃により兵馬はぼたんの目の前で意識を失ってしまうのでした。

こうして付喪神と付喪神に浸る少女、付喪神を憎む青年の三者交わる共同生活が幕を開けます。

ここが魅力的!

この漫画の魅力は迫力のあるバトルシーンです。

塞眼と付喪神とのバトルだけでなく、付喪神同士の戦いや塞眼同士の戦いもあります。

付喪神というとバケモノみたいな姿を想像しますが、この漫画の付喪神は人間の姿をしていて、それぞれ取り付いた物の特性を備えていてその能力を駆使して戦うというものになります。

 

ぼたんにもある秘密があり、そのせいでぼたんは多くの敵から狙われることになるのですが、それを兵馬や婚礼調度たちが命懸けで守るのです。

兵馬や婚礼調度たちが本当にカッコいいんです。

いやほんとにぼたんは幸せ者だなって思いますね。

兵馬もぼたんや婚礼調度たちと一緒に過ごすことによって最初は真面目過ぎて怖すぎる性格も徐々に柔らかくなっていきます。

そしてぼたんとの心の距離も近づいていくんです。

このバトル漫画の戦闘と戦闘の間にある恋愛模様もたまらなく面白いポイントですね。

二人とも恋愛に不器用だからちょっとずつ進展していくんですけれどそれが良いんです。

 

敵も付喪神だけでなく、塞眼の御三家同士での戦いなど人間同士での争いもあり、物語はどんどん大きくなっていきます。

はたして兵馬はぼたんを守り切り、兄や姉の仇である付喪神を倒すことができるのか今後の物語の展開がとても楽しみです。

迫力のあるバトルシーンとピュアな恋愛は読みたい方は是非オススメです。

 

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おわり