今回は『HEART GEAR』第2巻の見どころを紹介していきます。
『HEART GEAR』がどんな漫画なのかは下の記事を読んでみてください↓↓
『HEART GEAR』(タカキツヨシ)
前回までのお話
謎のギア・クロムを見つけたルゥはゼットと3人で平和に暮らしていたが、狂機(インセイン)の襲撃によってゼットが破壊されてしまう。
ゼットを蘇生させるために「技術者」と「新しい素体」を探す旅に出たルゥとクロムは『ヘブンランド』と呼ばれる場所に行けばゼットを蘇生させられるかもしれないという情報を得る。
『ヘブンランド』を目指すことにしたルゥとクロムだったが、巨大な橋に差し掛かった時、橋の番人”鉄壁のヴィルヘルム”が立ちはだかる。
問答無用で襲い掛かるヴィルヘルムに頭部を撃ち抜かれたクロム。
直後、クロムの姿が変貌し、戦闘モードへ移行するのであった。
第2巻の見どころ(ネタバレ注意)
クロム、戦闘モード発動
戦闘モードが発動し、撃ち抜かれたクロムの顔は馬(ユニコーン?)のような形に変貌しました。
そして自我を捨て、あらゆる機能を戦闘にのみ特化させたクロムは圧倒的な力でヴィルヘルムを破壊してしまいます。
ヴィルヘルムの頭部を砕こうとしたとき、ルゥの声により戦闘モードから解除されたクロム。
今回の戦闘でクロムはなぜ自分にあんな機能が備わっているのか、そもそも自分は自分のことをどれだけ知っているのか、という疑問を持ちます。
クロムはルゥに自分自身のこと、世界のこと、そしてルゥのことをもっと知りたいと話します。
するとルゥはクロムに「私も同じ気持ちです。これからも二人で一緒に…」と優しく答えるのでした。
戦士の館『ヴァルハラ』
2人は道中、とあるギアから『ヴァルハラ』でヘブンランドという言葉を耳にしたという情報を得ます。
『ヴァルハラ』は戦闘用ギアが大勢集まり戦う闘技場だと言います。
そのヴァルハラの主『ヴォーダン将軍』に選ばれた戦士はヘブンランド行けるということらしい。
ようやくヘブンランドの足がかりを手に入れた2人はヴァルハラへ向かうことにするのでした。
一方そのころ、ヴァルハラでは、
ヒルドと名乗る軍事ギアがヴァルハラの存在を否定し、ヴォーダン将軍に挑戦状をたたきつけていました。
闘技場での試験
レイスと呼ばれる謎の女性ギアはヴォーダン将軍にクロムとルゥが来たら知らせるようにと言ってヘブンランドへ帰っていきました。
その後、ヴァルハラに辿り着いたルゥとクロムがヴォーダン将軍の目の前にやってきてしまうのです。
ヴォーダン将軍はクロムにヘブンランドの場所を教えてほしければ戦士として戦うようにと命じます。
そしてヴォーダン将軍はクロムを利用して現在の厄介ごとでもあるヒルドを処理しようと画策するのです。
テストが始まり戦闘ギアたちと戦うクロム、そんな中、ルゥは偶然出会ったカメラギアのロックに人間であることがバレそうになり…
最後に
今回またクロムが新しい姿を見せてくれましたね。
クロムがどんどん強くなって本当にカッコイイです。
クロムに隠されている機能とは何なのかとても気になりますね。
後々、この戦闘モードも自我がある状態で戦えるようになるのではないでしょうか。
楽しみですね。
また今回色々なキャラが登場してきました。
ヴァルハラの主・ヴォーダン将軍、ヴァルハラを否定する軍事ギア・ヒルド、そして謎の女性ギア・レイス。
レイスはヘブンランドの住人みたいですね。
そしてヴォーダン将軍との会話から察するにレイスは死なない特別なギアなのかもしれません。
これはゼットを蘇生するうえで重要なことなのかもしれませんね。
レイスはルゥとクロムを探しているようなので、近いうちにまた出てきそうです。
そしてヒルドは今回の戦いで仲間になるのか。
この後、クロムとヒルドは戦うことになるようです。
どっちが勝つのかとても気になりますね。
しかし、このヴァルハラでのボスはヴォーダン将軍なので、クロムとヒルドで手を組んでヴォーダン将軍を倒すという展開になるんじゃないでしょうか。
そしてルゥの方にも何やら可愛いマスコット的なギアが登場してきましたね。
ロックも仲間になってほしいと個人的には思っています。
とにかく今回も描き込み具合が凄く、戦闘シーンが激アツでした。
物語も進み、どんどん熱い展開になってきています。
おわり