どうも。
カッパ室長です。
かつてここまでニッチな漫画があったでしょうか?
埼玉のさらに田舎の方である「行田」を舞台にした漫画だなんて…
行田といえばTVドラマ『陸王』や映画『のぼうの城』で少し知られるようになりましたね。
実は行田は埼玉県名発祥の地としても有名なんですよ。
ということで本日紹介する漫画はこちらになります。
『埼玉の女子高生ってどう思いますか?』(渡邉ポポ)
本日は漫画のあらすじと感想、そしてこの漫画にも登場する「前玉神社」に御朱印をもらいに行ったのでそのお話を書きたいと思います。
どんな内容?
いまいち自分に自信の持てない白鳥小鳩と神社の娘でポジティブな性格な姫宮アグリ、東京からやってきた天然娘の東上みなとの女子高生3人が埼玉の片田舎でご当地ネタを絡めつつ日常をゆるーく過ごすコメディ漫画です。
3人は埼玉県のなかでも北部に位置する行田市に住んでいます。
小鳩はどうしてこんなにも自分はイモいのか悩んでいて、それは自分が埼玉県民だからではないかと友人のアグリに尋ねます。
小鳩は埼玉貧乳問題を耳にしたため自分の容姿を気にしていました。
埼玉貧乳問題とは全国都道府県の胸のサイズを測定してA~Eまで評価するという不躾な調査なのですがそこで埼玉県のみが平均Aカップとなり、埼玉が全国をぶっちぎったという埼玉県民を大変落胆させた問題なのです。
「ダサいのはお前だけじゃない、私もだ」と小鳩に明るく言うアグリ。
埼玉県民歴16年同士の二人で傷のなめ合いをしているとそこへルール破りの巨乳で美人のみなとが現れます。
みなとは以前まで東京で暮らしていて埼玉に引っ越してきて1ヶ月の埼玉初心者なのです。
小鳩はそんな都会育ちのみなとを見て、自分がイモいのはやっぱり埼玉県民だからだと肩を落とすのでした。
ここが魅力的!
埼玉県民が池袋への行く方法(湘南新宿ライン編)
【1/4】 pic.twitter.com/nQlpzyafDt— 渡邉ポポ (@doradoradon1) July 10, 2020
埼玉の特に行田市の魅力がたっぷり詰まっている作品です。
書店でこの本を見つけた時、埼玉の行田が表紙!?と、とてもびっくりしました。
埼玉県民の私としては読まずにはいられません。
読んでみるといきなり行田市の水城公園から物語がスタートします。
風景もとても忠実に描かれていて、行田市に行ったことがある人は「あっ、ここ知ってる!」と思うこと間違いなしです。
また、小鳩たちが大宮へ買い物に行く話があるのですが、小鳩がテンションが上がってしまうのも理解できてしまうんですよね。
埼玉県の田舎の方に住む子供たちは大宮に凄い憧れを持っていますから。
この漫画を読むと埼玉にはこんな魅力があったんだと再認識させてくれます。
普段から何気なくあるものが他の県の人からは珍しいものだったりするんですね。
埼玉だからと言ってディスられるだけじゃなく、良いところもいっぱいあるってことが伝わる埼玉愛にあふれた作品です。
埼玉県に詳しくなくても3人のゆるーい日常にほっこり癒されること間違いなしです。
前玉神社で御朱印をもらってきた
作中に登場するアグリの実家でもある前玉神社(さきたまじんじゃ)に御朱印をもらいに行ってきました。
まずは第1巻の表紙でもある東行田駅です。
まんま同じですね。
そこから車で10分くらいかかりました。
漫画だと小鳩たちは歩いて神社まで行ってましたが、歩くとかなりの距離です。
自動車やバスを使うのが良いかと思います。
ということで前玉神社に着きました。
作中に登場した猫の「きなこ」もいましたよ。
今は体が大きくなって「きなこDX」と呼ばれているそうです。
絵とそっくりでとても可愛いし、人にも慣れていて全然逃げません。
あと「さくら」と「ガガ」もいました。
この日は「ミント」には会えませんでした。残念。
前玉神社は毎月22日前後に限定の「猫シリーズ」御朱印がいただけます。
「猫シリーズ」御朱印は「きなこDX」「さくら」「ミント」「ガガ」の4種類のうち1つのスタンプが押されたものになります。
今月は「ガガ」のスタンプが押されたものでした。
とても可愛いです。これは全種類集めたくなりますね。
毎月どの猫のスタンプが押されるのか公式HPのお知らせで確認できるのでお参りする前に確認すると良いと思います。
ちなみに御朱印は混雑を避けるため、書置き対応となっています。
お参りもして、帰りに漫画にも出てきた「十万石」に行って、「十万石まんじゅう」「幸たま」「はにわさぶれ」「彩の国ぽてと」を買ってきました。
個人的には「彩の国ぽてと」がとても美味しかったです。
『陸王』や『のぼうの城』、『翔んで埼玉』などともコラボレーションした十万石まんじゅうも販売しているようです。
お土産にピッタリですね。
ネット販売している商品もあるので食べてみたい人は是非公式HPを覗いてみてください。
最後に
埼玉県民(特に北部に住んでいる人)には共感できたり、知っている場所やものが出てきて面白いと思います。
埼玉県民以外の人には埼玉の良いところを知ってもらう良いきっかけになるのではないでしょうか。
この漫画を読んでから是非行田を訪れてみてください。
マジで漫画の風景と同じですから。
ご当地ネタだけでなく、3人のゆるーいやり取りも面白いですよ。
これから小鳩たちが埼玉のどんなところを紹介してくれるのかとても楽しみです。
埼玉を観光する際にはこの漫画を読んでいくとより埼玉を楽しむことができるのではないでしょうか。
・埼玉のご当地ネタがたくさん詰まった作品
・3人のゆるーい日常にほっこりできる
・この漫画を読んでから埼玉を観光するとなお楽しめる
川越の御朱印巡りをした話はこちら↓↓
おわり