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【私がひとりで生きてくなんて 第1巻 あらすじと感想】離婚宣告された専業主婦のアップダウンストーリー

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こんにちは!

カッパ室長です。

 

今回はコミックDAYSにて連載中の漫画『私がひとりで生きてくなんて』第1巻を紹介させていただきます。

 

※ネタバレを含むのでご注意ください。

 

私がひとりで生きてくなんて

著者:ハルノ晴

どんな内容?(ネタバレ注意)

人生勝ち組の専業主婦だったのに急に離婚!?

短大卒業後すぐに結婚して専業主婦になった高田たかだ愛菜あいな

友人は就職し全国各地を飛び回っていて、ほぼ家の中だけで完結している自分の世界との違いに驚かされていた。

愛菜は6年間専業主婦の暮らしを続けるうちに物欲もなくなり、大好きだったお洒落もしなくなっていった。

同じことの繰り返しで日々がなんとなく過ぎ去っていくが、愛菜はこの小さな世界の平凡な幸せで満足していた。

だがある日突然、夫の宏之ひろゆきから離婚宣告を受けてしまう。

『私がひとりで生きてくなんて』第1巻 P18より

昔と違い家の中ではスッピン、ご飯も大皿料理ばかりで手を抜き過ぎな愛菜に宏之は「ニート養ってるような気になったんだよね」と言うのであった。

幸せの絶頂からどん底へ大転落してしまった愛菜はショックのあまり外へ逃げ出してしまう。

そして弁護士に相談しようと入った場所は弁護士事務所ではなく、税理士事務所だった。

そこで出会った税理士の岸本きしもとに相談してみるが、愛菜は岸本からもキツイ正論を言われてしまう。

このままモブになって何十年も生きていくのは嫌だと思った愛菜は、自分の人生の主人公に戻るため行動を開始するのであった。

感想

この作品は夫からの離婚宣告によって幸せの絶頂からどん底に落ちた主人公の人生やり直しストーリーです。

幸せいっぱいの生活を送っていた主人公の愛菜ですが、突然夫から離婚宣告を受け、ひとりで生きていくことになります。

 

愛菜は専業主婦生活に慣れてしまい、手を抜いていたために離婚を切り出されてしまいました。

これは自業自得な感じもしますね。

夫の宏之が一生懸命働いているのに、妻の愛菜だけがのほほんと生きていたらそれは宏之は良い気がしなかったでしょうから。

もうちょっと宏之のことを考えてあげていれば良かったのかもしれませんね。

でも食費のことを考えて節約していたり、お洒落にお金を使っていなかったし、そこまで悪くないような気もしますが…

私は食費使いまくっていたり、お洒落で散財するような女よりずっと良いと思いました。

 

そして宏之が離婚を切り出した本当の理由が浮気をしていて、その女に乗り換えたいからだということが判明。

愛菜にも悪いところがあったかもしれませんが、結局悪いのは宏之のほうでしたね。

他に好きな人が出来たから離婚してほしいではなく、愛菜のせいにして離婚しようとしていたなんて最低すぎる。

それで相手の女にフラれた瞬間にまた愛菜のところに戻ろうとしてたし。

最後には愛菜に黙って家の中の家具や愛菜の私物を全部売り払ってるし、クズ野郎すぎました。

これは愛菜は最初辛いだろうけど離婚したことは正解だと思います。

 

ひとりで生きていくことになった愛菜ですが、これまで社会に出て働いたことがないため労働の厳しさを知っていきます。

そんな愛菜を助けてくれるのが税理士の岸本さん。

彼は愛菜に厳しい言葉をかけますが、要所要所で優しさを見せてくれます。

『私がひとりで生きてくなんて』第1巻 P166,167より

こんなの今の愛菜ではコロッとオチてしまいそうですね。

この作品のタイトルが『私がひとりで生きてくなんて』だから愛菜が誰かとくっつくことはないのかなと思っていましたが、これは後々岸本さんとくっつく感じになりそうです。

はたして愛菜は岸本さんとくっつくことはできるのか。

浮気相手の女にフラれた宏之はまだ愛菜のことを諦めてないようなので、彼が今後愛菜の恋路を邪魔してきそうな雰囲気はありますね。

でもスペック的に岸本さんに勝てないだろうなぁ…

 

まだ物語は始まったばかり。

これから愛菜はどうやって生きていくのか。

「ひとりで生きていく」というのは「ひとりでも生き抜くことができるくらい強い自分になる」ということらしいので、これから愛菜がどれほど精神的に強く成長していくのかが見ものですね。

今はまだバイト生活だし、就職もするでしょうね。

もしかしたら岸本さんの税理士事務所で働くのかも。

どのようにして人生のどん底から這い上がり、自分の人生を取り戻すのか、続きが気になります。

 

現在、コミックDAYSにて『私がひとりで生きてくなんて』の第1話が試し読みができます。

気になった人はぜひ読んでみてください。

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おわり