カッパ室長です。
今回はコミックヴァルキリーにて連載されている漫画 ヴァルキリーコミックス『ドローイング 最強漫画家はお絵描きスキルで異世界無双する!』第15巻の見どころ紹介と感想を書かせていただきます。
※ネタバレを含むのでご注意ください。
『ドローイング 最強漫画家はお絵描きスキルで異世界無双する!』第14巻の紹介記事はこちら↓↓
『ドローイング 最強漫画家はお絵描きスキルで異世界無双する!』
原作:林達永
作画:李惠成
目次
第15巻の見どころ(ネタバレ注意)
メディスフィナ&カリオペvs.エミレオ親衛隊「魔導勇者」
レッドポーションの手掛かりを求め、満月の夜だけ入れるパンシルバニアの国家機密、古代図書館に突入したアキラたちシュトロハイム魔導留学団。
しかしカラメイズによってアキラたちは散り散りに転移させられてしまう。
そしてアキラたちを待ち構えていたのはエミレオ=パンシルバニアとエミレオ親衛隊。
入口に戻れるというエスケイプウィングも偽物で、アキラたちは逃げることもできない絶望的な状況に追い込まれてしまった。
圧倒的なエミレオの力に次々と倒されていく留学団の面々。
アキラは一刻も早く彼らを助けに行こうとするが多くの邪魔者たちが、さらにメディスフィナとカリオペの前にはエミレオ親衛隊である「魔導勇者」サフィネ=マリオンとダムド=モルドラクが現れ行く手を阻む。
そしてサフィネとダムドの額には紋章が浮かび上がり、七英雄家の人間が使うことのできる伝承奥義まで使ってきて…
『ドローイング 最強漫画家はお絵描きスキルで異世界無双する!』第15巻 P62,63よりアキラvs.エミレオ
壁を破壊し最短距離でプロルたちがいる場所までやってきたアキラ。
しかしそこでエミレオによって無残な姿になったプロルたちを見てアキラは激怒する。
アキラは上級ゴーレムと全方位に石剣を召喚、さらには神獣の槍を乱れ撃ちしてエミレオを追い詰めていく。
エミレオはアルテアラインを展開し、召喚術士の弱点でもある接近戦を仕掛けてくるが、アキラはそれを読みアルテアラインの内側に人型召喚獣を召喚しエミレオに渾身の一撃を入れることに成功する。
だが突然エミレオの体が光り出し、傷が一瞬で回復していき…
感想(ネタバレ注意)
第15巻ではパンシルバニアの古代図書館でのアキラたちとエミレオの戦いが描かれました。
カラメイズによって分断されてしまったアキラたちシュトロハイム魔導留学団。
これはアキラの「魔力神経データ」を分析するために、アキラに魔力を使わせる&時間稼ぎすることが目的だったようです。
そのためだけにプロルやアーニたちがズタボロにされるとか酷すぎますね。
やはり彼らは連れてくるべきではなかったと思います。
それとカラメイズやエミレオが口にした「ニューラ」や「ソウル」が気になりますね。
これは前作『ポンコツ女神の異世界創世録』にも出てきたワードです。
『ポンコツ女神の異世界創世録』では「ニューラ」は永遠を生き、女神までも誕生させた真なる「神」の文明と言っていて、「ソウル」はイカル=エンリルが使用した命の循環を覆す等価交換、超文明でさえ研究を禁じていた禁断の技術「霊子工学」と言っていました。
これが同じだったら、いよいよこの世界は『ポンコツ女神の異世界創世録』と繋がっていると考えてよさそうですね。
『ポンコツ女神の異世界創世録』を読むことで、この作品の面白さが2倍3倍と跳ね上がっていくと思うので未読の人は是非読んでほしいです。
今回の戦いが終わったら「ニューラ」「ソウル」についても詳細が明かされていくのかな?
どのようなものなのか早く知りたいですね。
次に今回の見どころの一つでもあるメディスフィナ&カリオペとエミレオ親衛隊の魔導勇者との戦いです。
エミレオだけでなく親衛隊にも七英雄家の紋章があり、伝承奥義が使えていました。
『ドローイング 最強漫画家はお絵描きスキルで異世界無双する!』第15巻 P90,94より以前カプセルの中で人が培養されているシーンが描かれていましたが、エミレオ以外も成功していたんですね。
彼らは人工的に七英雄家の力を手に入れており、ガンダムで例えるとメディスフィナたち七英雄家はニュータイプでエミレオたちは強化人間といった感じでしょうか?
モブの親衛隊たちにもエミレオたちほどではないけど力が宿っていたようだし、パンシルバニアはかなりの戦力を作り上げているようですね。
戦いのほうは前半メディスフィナたちはサフィネたちが使う七英雄家の伝承奥義に苦戦しますが、後半からは格の違いを見せつけるように圧倒的な強さでサフィネたちを倒します。
サフィネは改造される以前もリオン=グランチェスターに格の違いを見せつけられて絶望していたから、今回同じような敗北をして本物には勝てないことを改めて実感してしまったようです。
ちょっと可哀想だなと思っちゃいました。
カリオペのほうもバルダートの伝承奥義レイジビーストを発動させたダムドに純粋な力勝負を仕掛けて余裕で勝ってるのが凄すぎる。
可愛い見た目のくせして中身はゴリラでしたね。
そして最後はアキラとエミレオの戦いです。
仲間を傷つけられ激怒したアキラは最初から全力モード。
上級ゴーレムに乗り全方位石剣でガードし神獣の槍を乱れ撃ちとかやりすぎでしょ。
その攻撃を耐え抜くエミレオも化け物ですが…
そして魔力の解析が完了し、エミレオは「ソウル」の力を使ってさらに強くなってしまいました。
『ドローイング 最強漫画家はお絵描きスキルで異世界無双する!』第15巻 P167,168より自慢のひげもなくなり別人のようなイケメンになってましたね。
燃えただけであんなに綺麗にひげだけなくなるとかずいぶん都合いいな オイ!
個人的には元のジェントルマンみたいなひげおじキャラのほうが好きだったな。
アキラは新たに火炎赤竜を人型で召喚しましたが、それでも全然歯が立たないほどの強さを見せるエミレオ。
絶体絶命の状況でメディスフィナたちが合流しましたが、はたしてアキラたちはどうやってこの強敵を攻略するのか。
次の巻が待ち遠しいです。
コミックヴァルキリーの公式サイトでは現在『ドローイング 最強漫画家はお絵描きスキルで異世界無双する!』の第1話や最新話を無料で読むことが出来ます。
気になった人はぜひ読んでみてください。
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