こんにちは、こんばんは。
カッパ室長です。
今回は週刊少年マガジンにて連載中の漫画『真夜中ハートチューン』第7巻の見どころ紹介や感想を書かせていただきます。
※ネタバレを含むのでご注意ください。
第6巻の紹介記事はコチラ↓↓

YouTube“マガジンチャンネル”より
『真夜中ハートチューン』
著者:五十嵐正邦
「転校先で美少女4人の放送部に入ることになった話」③ pic.twitter.com/fcjJs0EzLR
— 五十嵐正邦 マヨチュー1巻12/15発売 (@igagarashi) December 15, 2023
第7巻の見どころ(ネタバレ注意)
寧々、しのぶ 養成所へ
夏休みが終わり、新学期が始まる。
無事に養成所の入学試験に合格した日芽川寧々と雨月しのぶ。
彼女たちが通う「天羽ナレーション演技研究所」は数多くの有名声優を輩出した日本一の養成所で、まずは全員「基礎科」から始まり、3か月に一度の「昇級試験」に合格すると「声優コース」や「アナウンサーコース」などそれぞれのコースに進めるようになっている。
入学試験の成績が優秀だと飛び級もあるのだが、寧々としのぶは「基礎科」からのスタートとなった。
さっそく演技の授業を受けるが、自身のレベルの低さを思い知り焦る二人。
さらに一緒に授業を受けていた山吹有栖に近づいてくる新たな恋敵も出現してしまい…

レコード会社からスカウト
レコード会社から「ウチでデビューしない?」とスカウトされた井ノ華六花。
しかしスカウトしてきた男性・陣内はかつて六花を一度スカウトし捨てており、六花にトラウマを植え付けたプロデューサーだった。
さらに陣内は過去に六花をスカウトしたことや一緒に音楽をやってきた親友・アイコを傷つけていたことを忘れていた。
軽薄な態度で六花の心を蔑ろにする陣内に六花はキレそうになるが、音楽で受けた悔しさは音楽で返してやろうと我慢し、陣内のスカウトを受けることに。
そして後日、ピースレコードから呼び出された六花だったが、なぜか隣には「celestial」のベースボーカル難波ヒズミがいて…

感想
第7巻では新学期になり、ヒロイン達がそれぞれの夢のために次のステップへ進む様子が描かれました。
まずは前回の夏休みの六花のお話の続きから。
六花と山吹は二人で山奥の展望台へ行こうとします。
しかし展望台は老朽化のため封鎖されており、その代わり二人は蛍を見て帰りました。
この時の六花は山吹に驚かされて怖がったり、山吹に抱き寄せられてドギマギしていたりと普段見せない顔を見せてくれてとても良かったです。
あと前回六花が「アポロ」のワードを口にしたのは、山吹と初めて会った時に山吹がアポロのことを話していたからと答えていましたが、これは嘘なのか本当なのかまだ分からない感じでしたね。
そして今回のメイン、寧々としのぶの養成所のお話。
無事合格した二人でしたが、養成所の授業は想像以上に難しいものだったみたいで、二人は苦戦していましたね。
特にしのぶは即興劇などのアドリブをきかせたものは苦手の様子。
寧々のほうは最初こそダメ出しされていましたが、即興劇も上手く出来ていましたし、意外とすんなり昇級していきそうな予感。
あと山吹もちゃっかり一緒に入所しているのに驚きだし、演技もしっかり上手くて笑えました。
しのぶは今後アドリブに対応できるようにしたり、しっかり演技ができるように山吹と特訓していくのかもしれません。
そしてこの養成所でアイドルの愛内あかりという新たな恋敵キャラも登場。
彼女は山吹のことが好きというわけではないけど、山吹を虜にして貢がせようと考えているみたいですね。
寧々やしのぶが今後どうやって愛内あかりに対抗していくのかも気になりますね。
次に六花のスカウトのお話。
この陣内というプロデューサーが本当に胸糞悪くて読んでてイライラしましたね。
プロになれるチャンスだからとスカウトを受けていましたが、こんなプロデューサーのもとで本当に上手くいくのか不安で仕方がないですね。
そして六花は「celestial」のベースボーカルだった女の子・難波ヒズミとバンドを組むことになっていくようです。
ヒズミはガサツでテキトー、さらに自分が売れるためには仲間も捨てるという六花と真逆の人間でした。
はたして性格や考え方も正反対の二人が上手くやっていけるのでしょうか?
私は六花は最終的にはソロで活躍していくと思っているので、六花の言うようにヒズミは踏み台として利用していく感じになるのかなと予想します。
最後は霧乃イコのお話。
イコはメイドカフェでアルバイトを始めていました。

メイド姿のイコは可愛かったし、忘れろビームを放って山吹が結構な衝撃波を受けているのも面白かったです。
イコがお金を稼いでいるのはVtuber皇イコンの「オリジナル楽曲」の制作費を集めるためでした。
知らない人に要望を伝えるのが難しいということで、山吹は六花にイコの楽曲を作ってもらおうと提案します。
第7巻のラストではタイミングが悪く六花から「嫌」と言われてしまいましたが、これは六花が作る流れになりそうですね。
そうなると今後は寧々としのぶの養成所のお話、六花とイコの楽曲制作のお話と二組に分かれる感じになるのかな?
これで彼女たちがどう成長し、山吹ともどう距離を縮めていくのか楽しみです。
また顧問の檸檬ちゃんが「もうすぐ文化祭に修学旅行…」と言っていたので、これらのイベントでもヒロイン達とどんなイチャイチャが見れるのか楽しみですね。
単行本第8巻は2025年3月17日発売予定です。
五十嵐正邦先生の作品紹介
『まったく最近の探偵ときたら』
世間を騒がす難事件を即解決!その名は名探偵・名雲桂一郎!!
だったのは10年以上も昔の話……。
名雲はいまや、ただの渋いおっさんになってしまった……。
時代に取り残され、スマホすら扱えない彼のもとに、若さあふれる女子高生・真白が助手希望で押しかけてきて――!?
『川柳少女』
言いたいことは五七五の川柳で伝える女の子・雪白七々子と、見た目は怖いけど心優しい文芸部の毒島エイジ。
五七五のたった17音で紡がれる二人の日常は、いつだって幸せいっぱい!