どうも、カッパ室長です。
今回は少年サンデーSにて連載中の『麗の世界で有栖川』第7巻の見どころ紹介と感想を書かせていただきます。
『麗の世界で有栖川』第6巻の紹介記事はこちら↓↓
『麗の世界で有栖川』
著者:安西信行
麗の世界で有栖川 7巻
明日2月16日に発売です。修正含めて納得いく出来になりました。 pic.twitter.com/39YBfmAObh
— 安西信行 (@anzainobuyuki) February 15, 2023
第7巻の見どころ(ネタバレ注意)
呪い
塵外・匿の雷の秘術を受けてもなおビクともしない麗の首領・驪。
そして驪に捕まった匿を助けようとしたお通夜は驪に倒されてしまう。
お通夜の魂が砕けたその瞬間、驪の背についていた大きな六つの爪が驪の体に突き刺さる。
この爪はかつて塵外を壺に封じ込める際に蘭丸が驪にかけた「呪い」だった。
呪いは「驪が「蘭丸に関わる者」の魂を砕く時、驪は死ぬ」というものだった。
匿は呪いを受け重傷の驪に止めを刺すべく猛攻を仕掛ける。
黒との二忍羽織
刺刺舞の師匠の顔を奪った塵外・虚狼との戦闘を繰り広げるスガワ。
虚狼の攻撃「爪蜥蜴」に対しスガワは刺刺舞との二忍羽織で応戦するが、虚狼の霊体の一部を攻撃できるだけで虚狼本体にダメージを与えることができず、じりじりと追い詰められていく。
そんなとき、黒が立ち上がりスガワに「オレにも二忍羽織をかけろ」と頼んでくるのであった。
黒に二忍羽織をかけると、スガワはいきなり広大な砂漠のど真ん中にいた。
そこでスガワは黒の「心」の一部だと名乗る青年と邂逅する…
感想
今回は麗を襲撃しに来た塵外との戦いの続きが描かれました。
強すぎる麗の首領・驪によって戦況は麗に傾きましたが、かつて蘭丸が仕込んだ呪いによって再び麗がピンチになっています。
驪の背中にある大きな爪って驪の能力や武器とかじゃなく呪いだったんですね。
てっきり驪があの大きな爪を自在に操って攻撃するんだと思っていたのですが…
呪いのせいで重傷を負った驪は最後の力を使って匿と戦います。
やっぱり驪は強すぎたから物語的にここで退場する流れになりそうですね。
まだ驪の能力とか何も出てきてないのが残念です。
もしかしたら何も能力とか持っておらず、素手だけで首領の座に昇りつめたのかも。
だとしたら最強すぎますね。
匿も大事な仲間だったお通夜ちゃんが死んでしまいガチギレモード。
お通夜ちゃんのあのこだまみたいな顔はやっぱりお面でしたね。
お面の下は普通に可愛い女の子でした。
匿との戦いで驪が死んでしまったら麗は今後どうなっていくのか。
続きが気になります。
あと第6巻を読み返して気づいたのですが、匿の誕生日が7月4日でした。
まさかの『MAR』のナナシと誕生日が一緒。
第6巻の感想では『烈火の炎』のジョーカーや『MAR』のナナシと匿は似てるけど別人だろうと書いたのですが、誕生日まで一緒だと怪しいですよね。
この世界はパラレルワールドっぽいし、別の世界線のジョーカーなのかもしれませんね。
そして虚狼との戦いではついにスガワが黒と二忍羽織をしました。
メチャクチャカッコよくなると思っていたのに、ツチノコみたいなものになってましたね。
可哀想すぎる…
ですが黒の能力はかなり強そうです。
本体に描かれた「印」からさらに大蛇が出てきていました。
出てきた大蛇の姿はそれぞれ異なっていたし、それぞれ別の能力とか持っていそうですね。
本体には見た感じ七つの「印」があったし、最終的には八ツ首の大蛇でヤマタノオロチみたいになるのではないでしょうか。
どうなるのか楽しみですね。
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おわり