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【駅伝男子プロジェクト 第3巻 見どころ紹介】「走るの禁止」!?プロジェクト初の合宿へ!!

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カッパ室長です。

 

今回は週刊ビッグコミックスピリッツにて連載中の漫画『駅伝男子プロジェクト』第3巻の見どころ紹介と感想を書かせていただきます!

 

『駅伝男子プロジェクト』第2巻の紹介記事はコチラ↓↓

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駅伝男子プロジェクト

著者:高橋しん

第3巻の見どころ(ネタバレ注意)

「走るの禁止」!?

『駅伝男子プロジェクト』で岩手県代表に選ばれた速田はやたハヤタ

プロジェクトからスマホが支給され、そのスマホにはトップアイドル「アマチー」こと甘樹あまき千尋ちひろ総監督からの動画が入っていた。

千尋はハヤタのことを「岩手くん」と呼び、入学前に47人全員でプロジェクト初の合宿を行うと説明する。

そして総監督からの最初の指令で合宿場所である沖縄の離島・久米島に現地集合することになった。

さらに第二の指令として駅伝男子公式アプリ【エキステ】で応援してくれるファンに活動を報告するよう言われるのであった。

 

ハヤタは行きのフェリーで千尋に遭遇したり、一緒に迷子を助けたりとアクシデントもありつつ久米島に到着する。

合宿場所に着き他の代表選手たちと合流したハヤタ。

この合宿でめちゃくちゃ走ることになるのだろうと思っていた選手たちであったが、桜翔大駅伝部サポートリーダーの橋本セイラから告げられたのは「今日からお2週間!練習でもプライベートでも「走るの禁止」!!」だった。

『駅伝男子プロジェクト』第3巻 P62より

最初の練習もハーフマラソンの距離を歩くことだった。

困惑する選手たち。

そして夕食時、メイドに扮していた千尋がステージに上がり重大発表を行う。

千尋は選手たちに「この島に来てすでに君たちは全世界にライブ配信されています!」と言う。

さらに箱根駅伝の登録選手を決めるのは監督でもコーチでもなく、公式アプリで「いいね」が多い者、つまり多くの人々に心から応援される者が選ばれると説明するのであった。

感想

今回から駅伝男子プロジェクト初の合宿が始まりました。

沖縄の久米島での合宿なのですが、そこでのルールや練習メニューが独特で面白かったです。

 

まずは久米島に着くまでのお話で、ハヤタは行きのフェリーで総監督である甘樹千尋と遭遇しました。

しかしハヤタは最初千尋に全然気づいてませんでした。

これはハヤタが鈍感なだけなのか、それとも千尋に芸能人のオーラが無さ過ぎたのか。

迷子を助ける時にかなり目立っていたけど周りの人たちにも気づかれてなかったし、多少は千尋のオーラがないのも原因だったのかもしれませんね。

千尋本人も気づいてもらえないことにショックを受けていたし。

このフェリー内でハヤタは千尋とお話をしたり、千尋のスマホをもらったりと仲良くなっていました。

スマホをあげるとか金持ちすぎる、さすがトップアイドルですね。

 

合宿では選手たちの姿が全世界にライブ配信されることに。

そして箱根駅伝の登録メンバーが公式アプリの「いいね」が多い者から選ばれるとのこと。

アイドルの総選挙みたいな決め方でかなり斬新ですね。

総監督がアイドルだからこういう方法が思いつくのかな?

でもこれはとても良い方法だと思いました。

応援したい人が出場するのならそれを現地で見ようとする人、テレビで観ようとする人が増えるはずです。

そうなればテレビ業界、そして駅伝自体がより盛り上がりをみせることになりますからね。

自分たちが箱根で優勝することだけでなく、駅伝自体のことを考えたアイデアなのかもしれません。

さらに桜翔大学の知名度も上がり、大学に入学したいと思う人も増えるかもしれないし良いことづくめなのではないでしょうか。

ただ費用はかなりかかりそうですが…

けっこう突飛なアイデアですが、これをぜひ現実でもやってみてほしいですね。

ハヤタは最初はまめなSNS投稿によって「今日のイチ推し男子」を受賞し、ランキングも上位にいたのですが、そこからどんどん落ちていってしまいます。

これからハヤタがどんな活躍を見せてファンを増やしていくのかが気になりますね。

 

あといつの間にか、代表選手たちが千尋の事務所のタレントになっていたのには驚きですね。

『駅伝男子プロジェクト』第3巻 P90より

選手たちはバックダンサーもやらなくてはいけないようだし、変なことに巻き込まれそうな予感もしますね。

 

練習のメニューもウォーキングだったりダンスだったりと走ること以外の練習ばかり。

ウォーキングの練習を見るのは『かなたかける』にも登場している鮎川菜穂

ウォーキングは体の正しい動かし方を学び、故障リスクを減らし疲れにくく速く走れるようにしていくための練習のようです。

『駅伝男子プロジェクト』第3巻 P94,95より

これを見て実際に真似してみたのですがかなり辛いです。

ダンスでは頭で考えた体の動きのイメージ通りに動かすための練習のようです。

長距離走とは関係なさそうに見えてかなり重要なことですね。

ハヤタは最初ウォーキングもダンスもダメダメでしたが、諦めず地道に練習を繰り返し、最後には綺麗なフォームを手に入れてました。

これが実際走った時にどれだけ効果があるのか楽しみですね。

 

次回は久米島合宿クライマックスイベント「超現実☆VR箱根チャレンジ」が行われるようです。

どんなレースが繰り広げられるのか。

第4巻が待ち遠しいです。

 

単行本第4巻は2024年春頃発売予定です。

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おわり