どうも。
カッパ室長です。
今回は週刊ビッグコミックスピリッツにて連載中の漫画『駅伝男子プロジェクト』第2巻の見どころ紹介と感想を書かせていただきます!
『駅伝男子プロジェクト』第1巻の紹介記事はコチラ↓↓
『駅伝男子プロジェクト』
著者:高橋しん
箱根駅伝を目指すぼくが受けた試験は、人気絶頂のアイドルが監督のまるでオーディションでした (1/11)#漫画が読めるハッシュタグ
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第2巻の見どころ(ネタバレ注意)
選考会の勝負の行方は…
「駅伝男子プロジェクト」新生・桜翔大学駅伝部選考レース北海道・東北予選が始まった。
速田ハヤタの<ねこチーム>は駅伝部の鈴木オサム、陸上部で長距離経験者の矢口イツキと美樹本ショウ、そして未経験者のであるハヤタとラグビー部の小金沢カオルの5名。
未経験者が各チームに振り分けられるこの選考会では、Ⓐ実力がある選手がフリーで走りタイムを稼ぎ、Ⓑメイン層が中盤で平均タイム上げを狙い、Ⓒ力が劣る者が助け合ってマイナスを抑えるというチームを三つに分けて走る「予選会の定石」が通用する保証のないレースとなっていた。
「駅伝では「遅い奴が一人もいない」チームのほうが圧倒的に強い」という考えの<ねこチーム>は「団体戦で一位を取ればそのチームから優先で一名選考に通る」というルールに賭け、経験者が未経験者を守り全員まとまって走り切る戦法を取ることに。
これまでずっと一人で走ってきたハヤタは仲間たちとともに走る駅伝の素晴らしさを体感し自然と笑みが生まれる。
そしてこの戦法が見事にハマり、<ねこチーム>の順位は3位にまで上がる。
だが、給水ポイントで何者かに押されハヤタが転倒してしまうのであった…
感想
今回は『駅伝男子』選考会北海道・東北予選の続きが描かれました。
駅伝をまったく走ったことのないハヤタですが、仲間に支えられ、また逆に支えながら懸命に走りぬく姿は本当に感動しました。
この作品、駅伝のことを良く知らない人のためにも細かく解説がされているのでとても分かりやすくて面白いです。
選考会での走り方の定石や給水所の水の飲み方など、ただ走るだけでなく色々とポイントがあって、選手たちが様々な工夫をしていること知ることができます。
今までマラソンなどでみんながまとまって走っているのはなぜだろうと思っていましたが、向かい風などに対してドラフティングという技法で風よけを作り体力を温存させるためだということも知ることができました。
駅伝での仲間の大事さがとてもよくわかる漫画ですね。
選考会で他のチームが定石通りの走りをしている中、<ねこチーム>の全員でまとまって走る「ウサギとカメ作戦」でトップまで上り詰めていく展開がとてもアツかったです。
<ねこチーム>のみんなが仲間のことを思いながら走っているのがとても良いんですよね。
馴れ合いはしないと言っていたオサムくんも途中から自分のためだけではなく仲間のために一位を取りにいくところもカッコよかったです。
陸上部のエリートのショウくんは最後まで優しくてとても頼りになる存在でした。
転倒したハヤタのことを待ってあげるところは本当に感動しました。
それまでもずっと素人を連れてチームを引っ張って相当な負担だったのにもかかわらず、涙を流すハヤタに優しく「ハヤタくん大丈夫俺さ、こういうの得意なんだ。」と言うショウくんがイケメンすぎて…
そして最後の最後にハヤタが中距離走者の走りでラストスパートをかけていくところは激アツでしたね。
一位の<ライオンチーム>を抜き去って競技場に入るシーンがカッコよすぎます。
見事に一位を獲得した<ねこチーム>。
ハヤタは駅伝男子プロジェクトの岩手代表に選ばれました。
ということはショウくんは選ばれなかったということなのかな?
ショウくんは途中で足を故障していたし、しょうがないのかもしれませんがとても残念です。
他のメンバーがどうなったのかも気になりますね。
オサムくんは個人優勝もしているから選ばれていると思いますが、イツキくんやラグビーくんは選ばれているのか。
そのあたりは次の巻で明らかになりそうですね。
「駅伝男子プロジェクト」に選ばれたハヤタですが、はたしてこれからどうなっていくのか。
続きがとても楽しみです。
単行本第3巻は2023年秋頃発売予定です。
コチラの作品もオススメ
『かなたかける』
おわり