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【駅伝男子プロジェクト 第4巻 見どころ紹介】合宿編クライマックス!ラストメニューは「超現実☆VRかってに箱根チャレンジ」!!

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カッパ室長です。

 

今回は週刊ビッグコミックスピリッツにて連載中の漫画『駅伝男子プロジェクト』第4巻の見どころ紹介と感想を書かせていただきます!

 

『駅伝男子プロジェクト』第3巻の紹介記事はコチラ↓↓

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駅伝男子プロジェクト

著者:高橋しん

第4巻の見どころ(ネタバレ注意)

「超現実☆かってにVR箱根チャレンジ」

年が明け、久米島合宿のクライマックスイベント「超現実☆VRイベントかってに箱根駅伝チャレンジ」が開催される。

グラウンドの特設会場にあるメインモニターには箱根駅伝のスタート地点に自然に合成される合宿メンバーの姿が。

これは駅伝男子プロジェクトが独自に計測する位置情報に基づきAIが作り出した箱根ランナーと、久米島で走る合宿メンバーの位置情報と映像、さらに事前に用意した箱根駅伝約200キロの全工程の映像をもとにAIで疑似的に作成した観客や背景の3Dデータを、AIによりリアルタイムで合成・出力し、あたかも一緒に箱根ランナーと合宿メンバーが箱根駅伝を走っているような画面を作り出していた。

チャレンジレースのルールは各区間の先頭ランナーが走り出すのと同時にスタートし、先頭から100メートル差をつけられるとチャレンジ終了。

つまり、より走り続けていられた人が画面に長く映り、ファンから「いいね」をたくさんもらえて選手に近づくことができるのだ。

チャレンジが始まるが1区から次々と脱落者が出て1日目は誰一人完走できず、合宿メンバーは“レース”の意味と箱根の怖さを知る。

そして2日目。

6区は山下りで平地を走る合宿メンバーは不利だと言われる中、「駅伝なのに区間抜けたらなんか悪いし…きっと駅伝じゃなくなっちゃう。」と言って速田ハヤタが唯一チャレンジを志願する。

しかもハヤタはランニングシューズではなくスパイクで走り出し…

『駅伝男子プロジェクト』第4巻 P64,65より

感想

今回は合宿最後のメニュー「超現実☆VRイベントかってに箱根駅伝チャレンジ」でハヤタたちが駅伝選手たちと競う姿が描かれました。

 

AIなど現代技術を駆使すれば一緒に箱根駅伝を走れるなんて凄いですね。

けっこう費用がかかりそうですが、駅伝選手には良い練習になりそうだしリアルで練習に組み込まれる日も来るのかもしれません。

しかし平地を走るため実際の駅伝と比べると、上り坂下り坂もなく受ける風の強さなども違うわけですから、あくまで参考練習という感じになりそうですね。

 

まずは箱根駅伝チャレンジの前のお話。

ダンスレッスンをしていたハヤタたちは総監督でありトップアイドルの「アマチー」こと甘樹千尋の紅白歌合戦のライブでバックダンサーとして出演させられていました。

予想外すぎます…

ダンスレッスンは駅伝のためかと思っていましたが、バックダンサーとしての練習でもあったんですね。

前回ハヤタたち代表選手が千尋の事務所のタレントにされていましたが、こういうこともやらされるとは…

今後も駅伝の練習だけでなく、こういったタレント業をしながらファンを増やすこともあるのかもしれませんね。

 

そして今回の見どころ、VR箱根駅伝チャレンジ。

やはり予選会を勝ち抜いてきた強豪たちにはハヤタたちはまだ太刀打ちできないようです。

いくら過去から傾向を読んで対策しても、本番の駆け引きには通用しないことが分かりますね。

箱根駅伝を実際に走ったという経験値は何よりも大きな強さになるようです。

 

ハヤタは不利と言われる6区で素晴らしい活躍を見せました。

スパイクで走るのは問題ないのでしょうけど長時間走るのには向いていないだろうし、けっこうなハンデを背負っているのに先頭ランナーたちと張り合っていたのは凄いですね。

『駅伝男子プロジェクト』第4巻 P132,133より

しかもハヤタは中距離選手の走り方で走っていて、今後彼がウォーキングをマスターし長距離選手の走り方になったらさらに成長するらしいです。

これはハヤタが化け物になる可能性が出てきました。

そしてなによりハヤタは見ている人々を魅了する力を持っていると思います。

一度先頭ランナーから離されたと思ったら、追いついてさらに抜き去る。

駅伝を見ている人たちはこういう展開がアツくて応援したくなるんですよね。

ハヤタが先頭に追いつくという激アツ展開でCMが入って観れなくなった時の千尋や視聴者たちのリアクションがそれを物語っていました。

『駅伝男子プロジェクト』第4巻 P148,149より
今回の走りでハヤタには一気にファンがつきそうですね。

また、実際に駅伝を走っているランナーたちも沿道で応援する人たちがスマホを見ていることからハヤタが迫ってきているのを感じ取っているのも面白かったです。

目に見えない恐怖感があってランナーにはよけいな疲れが出そうですが…

 

結果としてハヤタも完走できずにこのイベントは終了してしまいました。

やはりまだスタミナが足りていないようですね。

合宿メンバーもそれぞれ新たな課題が見えたようだし、今後はそれらを解決し強化していく感じになるのかな?

あとハヤタは実際の駅伝でまた6区を走ることになるのか、それとも別の区間を走るのかも気になりますね。

次回からはハヤタたちは高校を卒業し「駅伝男子プロジェクト」の新生活を始めていきます。

なにやら空き家ジャングルみたいな寮ですが、どうなるのか続きが楽しみです。

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おわり