カッパ室長です。
今回は週刊少年ジャンプにて連載されている『ウィッチウォッチ』第14巻の見どころ紹介と感想を書かせていただきます!!
第13巻の紹介記事はコチラ↓↓
『ウィッチウォッチ』
著者:篠原健太
YouTube“ジャンプチャンネル”より
第14巻の見どころ(ネタバレ注意)
吸血鬼vs.転瞬の魔女
ミハルの前に現れた転瞬の魔女・ラブカ。
彼女の斬撃を飛ばす居合攻撃に苦戦するミハル。
さらに剣を使用しているため傘をさすこともできず、吸血鬼にとって天敵である太陽によって体力も減らされてしまう。
斬撃を飛ばす技の正体を見抜くことができず、ミハルは窮地に立たされる。
そんな時、ミハルのもとにジキルとフランが駆けつけるのであった。
天狗vs.夢の魔女
夢の魔女・叶時世によって夢の世界をさまようカンシ。
夢の世界でみんなから忘れられたことで自信を失い、弱体化してしまったカンシは夢の中で時世に滅多打ちにされる。
強い天狗になれなかったと涙を流すカンシであったが、父親の言葉やモリヒトと修行した日々を思い出し、「自分の事は信じられなくてもアイツの強さは信じられる」と反撃に出るのであった。
狼男vs.土の魔女
ウルフへの変身を封じられてしまったケイゴ。
ケイゴは浮遊魔法で対抗するが、土の魔女・黒和小麦が作り出したゴーレムに太刀打ちできずにいた。
ここまでかと天を仰ぐケイゴであったが、空からこちらに向かって飛んでくる鷹を見つける。
それは変身魔法で鷹になった宮尾音夢だった。
二人で力を合わせれば敵を倒せると再び立ち上がるケイゴ。
しかし音夢はただ来ただけで戦闘に役立つものは何も持っていなかった…
感想
今回は「災いの日」編で黒魔女とのバトルが描かれました。
前回の楽しいコメディから一変してカッコイイバトルものになりましたね。
使い魔であるモリヒトたちがそれぞれ黒魔女とマッチアップで戦う展開は本当に激アツです。
まずはミハルvs.ラブカ。
ラブカちゃんの本名は渡瀬愛歌。
愛(ラブ)歌(カ)でラブカなんですね。
私は最初、歯の矯正しているところがサメのラブカに似ているからだと思っていました。
ラブカちゃんの転瞬の魔法、瞬きで斬撃を飛ばすってかなり強い魔法ですね。
刀でミスリードさせているのも凄かった。
そしてミハルのピンチに駆けつけるジキルとフランちゃんが最高でした。
戦いの後、真っ二つになったフランちゃんがジキルのリュックに収納されて運ばれてたのは面白かったです。
あとラブカちゃんの過去回想シーンで文庫本を手渡した人物って前回黒和さんの回想シーンに登場した人物と同じですよね。
この人物が黒幕っぽそう。
どんな奴なのか早く見たいですね。
次にカンシvs.叶時世。
普段おふざけ担当で残念な役になってばかりのカンシでしたが、今回の戦いでメチャクチャ強いことが証明されましたね。
しかし後半の戦いには驚きました。
まさかここで「うろんミラージュ」が物語の本筋に絡んでくるなんて…
そしてついに「うろミラ」の作者であるうたかた模糊先生らしき人物も登場しました。
ずっとライオンのマスクをつけてる謎の作者でしたが、まさか女性だったとは…
カンシは彼女を見て「あの人…やっぱり」と言ってたから正体に気づいたようですね。
うたかた模糊先生もカンシたちにインスピレーションを受けて新キャラを出そうとしているようです。
これは今後の 「うろミラ」も楽しみですね。
その次がケイゴvs.黒和小麦。
この戦いはケイゴがクソカッコよかったし、音夢ちゃんがヒロインしてて可愛かったです。
以前の動物園デートで鷹になる修行をしていましたが、ここでその成果が発揮されましたね。
そしてケイゴにも自分が変身の魔女であることを告げることができたのも音夢ちゃんには大きな進歩だったのではないでしょうか。
戦いは音夢ちゃんのおかげでケイゴがウルフになることができ勝利を収めました。
この勝負は羽ばたこうと努力していたケイゴと音夢ちゃんだからこそ勝てたというのがとても良かったです。
あと黒和さんが土の魔女で「サンドウィッチ」と呼ばれてるのが面白かったです。
パンの回で登場させ、名前もクロワッサンで、土の魔女にするとか篠原健太先生天才すぎませんか!?
こういうのを見るとコメディ回もしっかりと構想を練って描いているんだなと思い知らされますね。
そして最後にモリヒトvs.ラン。
モリヒトは修行の成果が出ててメチャクチャ強くなってますね。
この戦いのカギはミハルが持つ「トワイライト」だそうです。
これもコメディ回で登場したものですが、まさかここで活躍するとは…
そしてみんなのお姉さんモモチも登場!
強い思いで彼氏の部屋訪れたみたいに来たのには笑いました。
モモチとミハルで奇襲をかける作戦ですが、はたして上手くいくのか。
あの感じの引きからすると失敗しそうな予感がしますね。
どうなるのか第15巻が楽しみです。
コチラの作品もオススメ
『彼方のアストラ』
『SKET DANCE』
おわり