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【シリアルキラー異世界に降り立つ 第3巻 見どころ紹介】女神教の教主、「超能力」のラズフェルを暗殺せよ!!

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こんにちは。

ファンタジーもの大好き、カッパ室長です。

 

今回は少年画報社が贈るWEB異世界マガジンヤングキングラムダにて連載中の漫画『シリアルキラー異世界に降り立つ』第3巻の見どころ紹介や感想を書かせていただきます。

 

※ネタバレを含むのでご注意ください。

 

第2巻の紹介記事はコチラ↓↓

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シリアルキラー異世界に降り立つ

原作:一粒苺
漫画:ヒロ


第3巻の見どころ(ネタバレ注意)

スキルなしvs.チートスキル「超能力」

「大共鳴」のシルシル&ミルミルに勝利したシルキィ

だがシルキィは「この女にはまだ利用価値がある」と言って、シルシルだけは殺さず双魔の塔で監禁することにした。

そして「約束の指輪」というマジックアイテムにより魔王の娘ルナティカを仲間にすることに成功するのだった。

 

シルキィたちが次に狙う標的は「超能力(エスパー)」のチートスキルを持つ転生者・ラズフェル

彼女はシルキィが面倒を見てもらっているシスター・フレイユが所属する女神教の教主だった。

用心深いラズフェルは外出時も多数の護衛を連れているため、今回はラズフェルの寝込みを襲う暗殺作戦を決行することに。

さっそく教会に潜入するシルキィであったが、すぐにラズフェルに見つかってしまう。

ラズフェルのサイコキネシスで動きを封じられてしまったシルキィ。

そんなシルキィにラズフェルは近づき、「私の仲間になりませんか?」と提案してくるのであった。

『シリアルキラー異世界に降り立つ』第3巻 P66より

感想

シルシル&ミルミルの戦いが終わり、今回は次なる標的ラズフェルとの戦いが描かれました。

ミルミルはルナティカによって殺害されましたが、シルシルのほうは殺さず監禁ということになりました。

シルキィは彼女にはまだ利用価値があると言っていましたが、どうするつもりなんでしょうね?

シルシルから他の転生者についての情報を聞き出すのか、それとも転生者との戦いの際に盾として使うのか。

転生者の情報は女神からもらえるし、どちらかというと後者のほうに利用しそうですね。

転生者をおびき出すエサという感じにもなりそう。

しかし、このシルキィの決断が後にどんな結果を生み出すのか気になりますね。

上手く利用できるだけなら良いですが…

シルキィが他の転生者を殺し終わった後、シルシルに後ろから刺されてバッドエンドというのがありそうで怖いです。

 

シルシル&ミルミル戦でルナティカが仲間になったことはかなり大きいですね。

魔王の娘なだけあって戦闘力はずば抜けています。

これでチートなしのシルキィもかなり戦力が上がり、作戦の幅も広がったはず。

ですが、欠点としてルナティカのオツムが弱い。

第2巻ではあんなに怖そうだったのに、第3巻ではいっきにコミカルなキャラになってました。

勝手に暴走するおバカなルナティカを制御するのはかなり大変そうですね。

 

そしてラズフェル戦へ。

暗殺しに来たシルキィに手を組もうと提案してきたラズフェル。

彼女は「「転生者」の中に殺してほしい人がいる」と言っていましたが、はたして誰のことだったのでしょう?

彼女の本当の能力に気づいていて、彼女の今後の活動に邪魔な存在ってことですよね?

サトーあたりかな?

というか、ずっと他の転生者たちに自分の本当の能力を隠していたのは凄いですね。

回復能力や予知能力とか魔王と戦ったときどうやって誤魔化してたのか気になります。

 

当初は手を組む空気になっていましたが、フレイユが巻き込まれることを知り、やっぱり殺すことにしたシルキィはフレイユ大好きすぎですね。

もう一度人生を歩むことを許してくれたこともあり、シルキィにとってフレイユは自分の命よりも大事な存在となっているみたいです。

このことを他の転生者に気づかれたら凄い弱点になってしまいそう。

ラズフェルのチートスキルは「超能力(エスパー)」でかなり苦戦すると思っていたら、一番弱くて驚きました。

『シリアルキラー異世界に降り立つ』第3巻 P196,197より
まさかただの詐欺師だったとは…

サイコキネシスは「自分の視界内の物体に」「一度に一つ」という制約があり、複数人と戦う際は結構使い勝手の悪い能力でした。

ですがサイコキネシスで動きを止めるだけでなく他のモブたちにやったようにシルキィの首を捻じ曲げれば勝てたのになぜしなかったのかは謎ですね。

サイコキネシスに何か他の条件があったのか、それともただのナメプだったのか。

ともかくラズフェル戦はシルキィたちの圧勝という形で幕を閉じました。

 

あと今回、フレイユが回復魔法の使い手ということも判明しました。

可愛いうえに有能とか最高すぎです。

これは上手く利用すればシルキィがやられた時に回復してもらえますね。

ルナティカもいるし、シルキィ側も何気に戦力は整ってきてますね。

 

今回の戦いでシルキィは転生者・ブラックナイトに顔を覚えられてしまいました。

ブラックナイトのチートスキルは「残機×999999」だし、普通に戦ったら勝てない相手ですね。

動きを封じて海に沈めたり、永遠にハメ殺しできる状況を作ったりして倒す感じになるのかな?

さらには転生者・九鬼くき櫻子さくらこにも正体がバレていましたね。

これでもう正体を隠して近づく作戦はできなくなりました。

今度からは逆に命を狙われる立場になってしまったのかも…

はたしてシルキィはこのピンチをどう切り抜けるのか。

第4巻が待ち遠しいです。

 

単行本第4巻は2024年初夏頃発売予定です。

 

おわり