カッパ室長です。
今回は少年ジャンプ+にて連載されている漫画『マリッジトキシン』第7巻の見どころ紹介や感想を書かせていただきます!!
YouTube“ジャンプチャンネル”より
第6巻の紹介記事はコチラ↓↓
『マリッジトキシン』
原作:静脈
漫画:依田瑞稀
毒使いが婚活する話#漫画が読めるハッシュタグ#創作漫画 (1/20) pic.twitter.com/uv5GTgGu4B
— 依田 (@Yozudami) August 3, 2022
第7巻の見どころ(ネタバレ注意)
『護り手』と共に少女の護衛
下呂家の分家のテルアキとの戦いに勝利した下呂ヒカルは城崎メイに呼び出され新たな婚活をスタートさせる。
ふたりが待ち合わせ場所で待っていると、そこへ車が猛スピードで走ってきてコンテナに激突する。
中から出てきたのは蔵王エリナという少女と彼女の護衛をしている『護り手』の赤倉ちなつ。
エリナはマフィアの首領の娘だが、首領は部下の滑川によって殺され、エリナもまた滑川に命を狙われていた。
下呂はちなつに追手から逃げるためのドライバーとして雇われることに。
しかし滑川が雇った刺客『風使い』鉄輪カズマ率いる鉄輪兄妹が下呂たちに襲い掛かるのであった。
感想
今回は『毒使い』テルアキとの戦いの続きから始まり、新たな『護り手』とのお話が描かれました。
まずはテルアキ戦から。
前回テルアキの毒糸攻撃でピンチな終わり方をしていましたが、やはり下呂は次期当主なだけあってその程度ではやられませんでした。
避けたり反撃するのでもなく、真っ向から全ての攻撃を受けきって勝っちゃいました。
同じ『毒使い』でもこれだけ力の差があるんだなと改めて知ることができましたね。
負けて帰ったテルアキは先生からお仕置きを受けていました。
かなりヤバそうな毒を湯飲みで出してくるの怖すぎるでしょ。
テルアキは今後も先生の命令で下呂と戦わされそうですね。
この先生がまたヤバイやつっぽいです。
顔の表面がパキパキ崩れて、中から本当の顔が出てきてました。
先生は一体何者なんでしょうね?
あと気になったのは城崎のセリフ。
「私には時間が残されてないからね―」というのはどういう意味なのか。
弟が病気でしたが、城崎も重い病気に罹っていて、もうすぐ死んでしまうということなのでしょうか?
弟の面会時に言っていた「私より長生きしろよ」が意味深な感じだったのはそういうことなのか!?
この辺りは後々明かされていきそうですね。
もし城崎の命があと少しだったとしたら、この物語のラストは死にそうな城崎を下呂が助けてハッピーエンドという感じになるのかもしれませんね。
下呂の次の婚活相手は『護り手』の赤倉ちなつさん。
『護り手』は裏社会の護衛である『使い手』とは真逆の存在らしいです。
敵のセリフに「所詮『護り手』、『使い手』になれねえ雑魚がー」とあったので、強さは『使い手』のほうが上みたいですね。
今回は味方側での登場でしたが、もしかしたら今後敵側として『護り手』が出てくる可能性もありそうですね。
ちなつさんは『護り手』だけあって身体能力が高いカッコイイ系のお姉さん。
戦闘面では下呂と相性が良さそうでした。
彼女が使う武器はKEEPOUTと書かれた刑事ドラマなどでよく見る「バリケードテープ」。
また独特な武器が出てきましたね。
合金入りのため刃も通さない硬さで、攻撃だけでなく防御に使用したり、敵の動きを封じたりと色々応用は利きそうです。
今回の敵は鉄輪カズマ率いる鉄輪兄妹。
鉄輪カズマはとうの昔に絶えたといわれる伝説の『風使い』でした。
しかし今回は兄妹たち『家族』とともに『風車使い』と名乗っていましたね。
これは鉄輪カズマは『風使い』で、他のミツバや小次郎たちが『車使い』だから、合わせて『風車使い』ということなんでしょうか?
ついに『使い手』も複合系が出てくるようになったということですね。
鉄輪カズマたちは敵ですが、『家族』思いの憎めない敵でした。
前回の『獣使い』の道後十四郎が酷すぎたからよけいそう感じたのかも…
戦いも道後十四郎に比べたら弱くてけっこう簡単に倒せていました。
ですが、『獣使い』の当主・道後十七子が彼らに『毒使い』の対処法を渡していました。
今後も色んな敵に道後十七子が下呂の弱点などを教えていたりすると厳しい戦いになっていくのかもしれませんね。
『使い手』内も色々と面倒なことになってきているようだし、今回新たに『護り手』も登場して物語はどんどん複雑化していきそう。
下呂の婚活も相手が増えてきて全員と仲良くするのが大変そうだし、今後どうなっていくのかとても楽しみです。
『マリッジトキシン』単行本第8巻は2024年3月4日(月)発売予定です。
現在、ジャンプ+の公式サイトでは『マリッジトキシン』の第1話が無料で読むことができます。
気になった人はぜひ読んでみてください。
おわり