こんにちは、こんばんは。
カッパ室長です。
今回は少年サンデーSにて連載中の『麗の世界で有栖川』第8巻の見どころ紹介と感想を書かせていただきます。
『麗の世界で有栖川』第7巻の紹介記事はこちら↓↓
『麗の世界で有栖川』
著者：安西信行
麗の世界で有栖川 8巻
明日11月17日発売です。
待っててくれた方、9ヶ月お待たせしました。71話、本日脱稿。
楽しんで描けた回でした pic.twitter.com/nbQjhR6rvX— 安西信行 (@anzainobuyuki) November 16, 2023
第8巻の見どころ（ネタバレ注意）
麗の隊長、集合！！
麗の里に強襲をかけてきた塵外を撃退させた首領・驪。
しかしその戦闘で蘭丸からかけられた呪いが発動し、さらに塵外・匿の攻撃が致命傷となってしまう。
驪はスガワたちに「蘭丸を完全に消滅させろ。殺った人間が麗三代目首領だ」と言い残して死んでしまうのであった。
首領がいなくなり、二人の副長によって麗の里に存在する七つの組の隊長が召集される。
紺組隊長・毬藻、紫組隊長・破魔也、朱組隊長・椿、葵組隊長・靑、茶組隊長・土砂、黄組隊長・羅生、そして黒組隊長・黒。
『麗の世界で有栖川』第8巻 P94,95,96より副長は彼らに「七つの組 塵外の棲処「塵芥」に攻め入り全ての敵を殲滅せよ！！」と命ずる。
こうして各組が塵芥へと進軍を始める。
黒組も出発しようとするが、突然黒が睡魔に襲われ眠り込んでしまうのであった。
感想
今回で塵外の襲撃編が終わり、新たに塵外との最終決戦の塵芥編が始まりました。
今度は逆に麗が塵外の棲処を襲撃します。
そしてついに麗の里の七つの組の隊長が勢ぞろいし、首領・驪の弔い合戦になるようです。
驪の死ぬシーンは思った以上に泣けました。
顔も怖いし、あまり思い入れのあるキャラではなかったのですが、あの黒が涙を流して「いかないでくれよ」と言ってたのにウルッときてしまいました。
黒や冰墨に優しく話すところを見るとこの人は本当に麗の父親だったんだなと思い知らされます。
あとスガワに焼きイモをあげてた爺さんが姿を変えていた驪だったのには驚きました。
そして最後は膝を地につけることなく笑いながら死んでいったのがとてもカッコよかったです。
今回の戦いで塵外サイドも罰当、お通夜、虚狼が倒され、だいぶ数が減りましたね。
躬繰は捕虜になっているし、一休はどっか行っちゃったし。
現在拠点に残っているのは匿と霧古と写楽の3人みたいです。
『麗の世界で有栖川』第8巻 P60,61より蘭丸はまだどこか遠くから戻ってきている最中ですね。
塵外にはあと残り一人姿を現していない人物がいます。
それが今度の戦いで出てくるようですね。
どんな敵なのか楽しみです。
次の戦いですが、塵外サイドの人数が少ないですよね。
麗は七つの組が攻めるのに、塵外は蘭丸を含めても5人しかいません。
麗1組に対し塵外1体で戦うという感じだと塵外がとても不利そうだし、どんな戦いになるのか楽しみです。
そして今回ついに「雷羽」が登場しました。
『麗の世界で有栖川』第8巻 P100よりこれには『烈火の炎』ファン大歓喜ですね。
『烈火の炎』の「雷覇」と漢字は違いますが見た目はそっくりですね。
雷羽は麗の里の副長で黒たちの上司的ポジションでした。
そして彼も雷を使うようです。
あと名前にあるように羽も出していました。
これは『烈火の炎』の紅麗の炎（不死鳥）っぽくて良いですね。
塵芥編で雷羽がどんな活躍を見せてくれるのか楽しみです。
また麗の里の七つの組の隊長も勢ぞろいしました。
クセが強そうなやつばかりでしたね。
特に羅生はずいぶんイキってて真っ先に死にそうですが、はたしてコイツは活躍するのか。
黒組も千火丸には何やら秘密がありそうだし、早く黒組の戦闘も見たいです。
はたして塵芥編はどんな戦いになり、どんな結末を迎えるのか。
続きが楽しみです。
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おわり
