こんにちは!
カッパ室長です。
今回は月刊少年マガジンコミックス『らぶ あんど ぴーす』第3巻の見どころ紹介や感想などを書かせていただきます。
『はたらく細胞BLACK』の原田重光先生と『なんでここに先生が!?』の蘇募ロウ先生の奇跡のタッグが贈る新感覚の学園ラブコメです!!
※ネタバレを含むのでご注意ください。
第2巻の紹介記事はコチラ↓↓
『らぶ あんど ぴーす』
原作:原田重光
漫画:蘇募ロウ
「百合の間に挟まって消える男の話」(4/60) pic.twitter.com/c5Y1cwc3Kc
— 蘇募ロウ (@soborou01) March 16, 2023
第3巻の見どころ(ネタバレ注意)
心霊写真の撮り方
写真部部長の今井響子と病気で死んでしまった瀬名萌はカメラマンとモデルであり、それ以上の関係だった。
萌が亡くなってから響子は落ち込んで体調も悪くなり、写真も撮らなくなってしまった。
倖田マモルの前に幽霊となって現れた萌の「もう一度響子に写真を撮ってもらいたい」という願いを叶えるため、マモルは心霊写真の撮り方を調べる。
そして磁場の影響が関係していると他のオバケたちから教えてもらい、マモルはとある行動に出る…
もう一人の透明人間
ある日、生徒会室に現役女子高生アイドルの星ほのかがやってきて、親友の田村夢美が行方不明になったという相談をしてきた。
ほのかの話を聞き透明になってしまったマモルは透明状態のままほのかのあとについていくと、透明人間になってほのかを見守る夢美を見つける。
夢美は透明になってほのかを一番近くで推すとともに彼女に脅迫めいたファンレターや無言電話をする犯人を追っていた。
そして犯人はほのかのマネージャーの朝木で、彼女はほのかにガチ恋同担拒否の厄介強火アイドルオタクであることを知る。
マモルは夢美とともに朝木からほのかを守るために動きだす。
厄災
聖母から「ついに厄災が訪れます」と言われたマモル。
すると突然停電が起こり人々が皆透明になってしまった。
これは地球に接近した隕石ステアの電磁波の影響でお互いの姿が認識できなくなり、このままだと全人類から他人という存在が消え、孤独の中滅亡への道をたどると聖母は説明する。
人類を救うには癒しによってストレスから起きる透明能力を打ち消すしかない。
マモルは百合の波動による癒しの力で人々を救うことを決意する。
感想
今回でこの学園百合ラブコメは完結となりました。
できればもうちょっと続いてほしかったです。
第3巻は写真部のカメラマン&モデルのお話の続き、マモルの幼馴染の嘉川梨奈とその親友・さち子のお話、現役女子高生アイドル&ファンのお話、そして最後に厄災のお話が描かれました。
今回は厄災などのシリアスシーンもあったため♡♡♡なシーンは少なめでしたね。
まずは写真部のお話から。
透明人間になったせいでオバケたちと話が出来るようになっているマモルが凄いですね。
オバケのお姉さんが普通に可愛かったです。
幽霊とか非科学的な話かと思いきや、電磁波の話とか出てきてけっこう科学的で面白かったです。
そして見事に萌ちゃんの写真を撮ることに成功し、百合の波動を出すことができましたが、近くにいたオバケたちも巻き込まれて成仏してたのが笑えましたね。
次に梨奈ちゃんとさち子ちゃんのお話。
この回が第3巻で唯一♡♡♡なラブコメシーンがあったお話でした。
でも梨奈ちゃんとさち子ちゃんの♡♡♡ではなく、梨奈ちゃんとマモルの♡♡♡シーンでしたね。
ハンドミキサーでパンツを巻き込むのはさすがに「なんでそうなるの!?」ですよね。
そしてマモルが透明から戻れなくなり、梨奈ちゃんがお風呂で温めたりキスしようとするシーンはドキドキしましたね。
運悪くさち子ちゃんが来てしまい、失敗に終わってましたが…
インターホンが鳴った時のふたりの顔が悔しそうな顔をしてたから、ふたりともキスしたかったんでしょうね。
最後マモルの姿が戻った時の描写が最高でした。
まさかアレをスプーンで再現するとは…
やはり蘇募ロウ先生は凄いですね。
そして最後にアイドルの星ほのかちゃんと親友でありファンの田村夢美ちゃんのお話から厄災のお話へ続いていきます。
最初隕石の話が出た時は百合の力で隕石衝突を防ぐのかな?と思っていたのですが、まさか人類みんな透明になってしまうとは…
マモルは愛の力(百合の力)で世界を救い、まさにこの作品のタイトル「らぶ あんど ぴーす」を実行していました。
個人的にはもうちょっと多くのカップルが登場してほしかったですね。
色んな可愛い子が見たいというのもありますが、世界規模のピンチなのでもう少し多くのカップルの祈りが必要なのでは?と思ってしまいました。
マモルと梨奈ちゃんの恋の行方ももうちょっと見てたかったですしね。
ですが物語は綺麗な終わり方でしたね。
ちょっぴり♡♡♡で笑える面白い作品でした。
コチラの作品もオススメ!
『なんでここに先生が!?』
おわり