こんにちは!カッパ室長です。
今回はweb漫画コミックぜにょんにて連載されている『土曜日のランチメイト』第1巻を紹介させていただきます!!
『くーねるまるた ぬーぼ』の高尾じんぐ先生の最新作です!
※ネタバレを含むのでご注意ください。
『WEBコミックぜにょん』は毎週金曜12時更新!
『土曜日のランチメイト』(高尾じんぐ)
90年代中学生アオハル話
(1/5) pic.twitter.com/9FHbw23bSY— 高尾じんぐ『くーねるまるた ぬーぼ』『土曜日のランチメイト』 (@takao_g_ing) January 30, 2021
どんな内容?(ネタバレ注意)
半ドンの日は調理室でふたりきり♡
199Ⅹ年 ― まだ土曜日に半日授業があった時代。
地味めなクラス委員長・高野真穂には人には言えない秘密があった。
それは授業が半ドンの土曜日の午後に、人気のない3階端の調理室に忍び込んでこっそりお昼を作って食べること。
真穂の家は両親が共働きで、夜遅くまで真穂以外誰もおらず、小学生の頃からずっとひとりでご飯を食べてきた。
そのせいで静かな家でご飯を食べることが苦手になってしまったのだ。
そんな時、ふとした好奇心から調理室で昼食を作って食べてみると、誰かの話し声や吹奏楽の音色、グランドの運動部の掛け声などで寂しさが消え、安心してご飯が食べれるようになった。
それ以来、真穂は調理室で昼食を作って食べることが毎週末の密かな楽しみになったのだった。
ある日、真穂は同じクラスの野球部男子・宮森航太に見つかってしまい、調理室で昼食を作って食べていることを知られてしまう。
バレてしまった以上もうここでお昼は食べれないと残念がっていた真穂に航太は「お前さー豚汁って作れる?」と訊ねてくる。
航太は真穂と共犯になって一緒に昼食を食べると言い出した。
翌週、航太は本当に調理室にやってきた。
真穂が作った昼食を美味しそうに食べる航太の顔を見て、真穂は嬉しさを感じ、これからも航太にご飯を作ってあげたいと思うようになっていく。
以降、調理室での昼食は2人の秘密となり、わがまま男子と健気女子の放課後ランチという関係となった2人は徐々に距離が縮まっていくのであった。
感想
この作品はおヨメさん系中学生とわがまま男子の放課後ランチストーリーです。
思春期の中学2年生男女が2人だけの秘密である土曜日の昼食を通じて仲を深めていくラブコメディ。
この作品の魅力のひとつはヒロインである高野真穂ちゃんの可愛さです。
気になる人(航太)のために毎週毎週美味しい料理を作ってあげます。
航太が美味しそうにご飯を食べている顔を見ているときの嬉しそうな真穂ちゃんの顔がとっても可愛いです。
というか「宮森くんの胃袋は私が支えなくっちゃ!!」など言ってるし、なんかお母さんみたいにも見えちゃいます。
それ以外にも毎回毎回航太に振り回されて怒ったり悩んでいる時も可愛いんですよね。
物語は90年代なのでスマホなどなく、今の時代のように気軽に連絡を取るということもできずに悶々としている感じがとても良いです。
最初は名前も知らないクラスメイト同士だったのに、一緒にお昼を過ごしていくことでお互い気になる存在になっていきます。
真穂ちゃんは恋愛漫画読んで妄想したりしてるからたぶんもう航太のことが好きっぽいし、航太も真穂ちゃんにドキッとしているシーンもあるのでふたりともお互いのことをもう「好き」なんでしょうね。
お互い好き同士ではあるものの、中学生という思春期真っ只中の2人は告白して付き合うのにどれぐらいかかるのか。
今後、2人の間に恋のライバルが現れたり、2人の秘密を知ってしまう第3者が登場したりするのかな?
2人の恋がどう動いていくのかとても楽しみです。
この作品のもう一つの魅力は美味しそうなご飯です。
真穂ちゃんが作る家庭的な料理は本当に美味しそうです。
さらにそれを美味しそうに食べる航太を見ているとおなかが減ってきてしまいます。
航太のためというのもあって、真穂ちゃんが作る料理が男の子が好きそうなものばかりなのも、男の私からすると嬉しいところです。
今は調理室で作って食べているけど、今後は2人でお出かけして違う場所でご飯を食べたり、野球部で試合に挑む航太のためにお弁当を作ったりするかもしれませんね。
いつもとは違った料理を楽しむことができるかもしれません。
それも今後の楽しみですね。
第2巻が待ち遠しいです。
現在、WEBコミックぜにょんにて『土曜日のランチメイト』第1話や最新話が無料で読むことができます。
気になった人はぜひ読んでみてください。
おわり