こんにちは、こんばんは。
能力者系のバトル漫画大好き、カッパ室長です。
今回は少年サンデーコミックス『GOLDEN SPIRAL』第7巻の見どころ紹介と感想を書かせていただきます!!
『GOLDEN SPIRAL』第6巻の紹介記事はこちら↓↓
『GOLDEN SPIRAL』
著者:福地 翼
【海面上昇で沈む国のお話】1/15#漫画が読めるハッシュタグ pic.twitter.com/arJ6qazbVs
— 福地翼@ゴルスパ2巻発売中 (@fukuchi_tsubasa) August 18, 2022
第7巻の見どころ(ネタバレ注意)
vs.天使クラベル
クラベルの正体がサリュー教団の教皇クランベルリで、さらにマグを暴走させて天使へと姿を変えたことに驚愕するザビ。
天使の正体は人間だったという衝撃の事実を突きつけられたザビは、皇子である自分が国民である天使を殺してもいいのかと迷ってしまい、自身の能力である刀を創造できなくなってしまった。
天使はクラベルの能力“最古の蒸気機関”で蒸気を発し、ザビ達だけでなく街中を蒸気で飲み込み無関係な国民たちまでも蒸し殺そうとしてくる。
天使を殺す覚悟を決めるリリー隊長やムギを見て、いつまでも悩み続けているザビはもう何も考えないようにしようとするが、そんな時ガロがザビに話しかけるのであった。
「考えて。考えて…考えて…それでも迷ったら…また考えて…もしそれでも迷いが晴れないなら…オレも一緒に考えるから。」
ガロの正体
クラベルとの戦いの直後に倒れ込んでしまったガロ。
ガロが目覚めたのは1年後の3117年だった。
目覚めた時、記憶の封印が解かれ自身が何者なのかを思い出したガロはみんなに説明を始める。
ザビ達のほうもガロが眠っている間、海面上昇から逃れるための方舟造りを開始していた。
しかし、海面上昇の事実を受け入れられない国民からの反対と暴徒化したサリュー教団の対処に苦戦していた。
そしてガロが目覚めて1週間後、ついに国王陛下が動き出す。
感想
第7巻は前回の続きでサリュー教団教団編のラスボスであるクラベルとの戦いから始まりました。
ザビにとっては苦しい戦いでしたね。
せっかく仲良くなった戦友がいきなり敵になるし、さらに天使になって討伐対象になってしまうし。
もう何も考えずに戦おうとするザビに、ガロが迷いが晴れるまで考え続けてと言うシーンは本当に感動したし、ガロはザビのことを本当に想ってくれているんだなと分かるシーンでしたね。
あとノアとアカメ隊長の関係も凄く良かった。
ただの護衛対象ではなく、アカメ隊長にとってノアは本当に大事な存在なんですね。
親子みたいな関係に見えますが、リリー隊長の発言からしてアカメ隊長はノアを異性として好きみたいです。
天使(クラベル)との戦いも誰か一人がメチャクチャ活躍するのではなく、それぞれの能力を駆使して戦っていたのが面白かったです。
最後に偽教皇が出てきてアシストしてくれたのも良かった。
この人は本当にサリュー教団のことを想って行動していただけのようですね。
クラベル戦後、ついにガロの正体が明らかになりました。
ガロは過去の時代からコールドスリープしてこの時代にやってきた人間でした。
さらに永久機関“∞DNA”『ゴールデンスパイラル』を持ち、天使のエサとなる『無限電池』として生まれた存在でした。
ここでタイトル回収がきましたね。
『無限電池』だからガロが地下にいた天使に触れると天使が動き出したし、入班試験のときも天使の襲来があったようです。
天使についての謎も明かされました。
『マグユーザー』は元々過去の時代の人間たちが戦争のために生み出し、そのマグユーザーがマグを制御できなくなった姿が天使でした。
そして海面上昇の謎もチラッと言われてました。
ガロの父親・ジルが言っていた人類が生き延びるために作られた『水生成装置』。
これが今も水を作り続けて海面が上昇していそうですね。
そして物語は最終局面へ。
いっきに1年後になったのには驚きました。
最後は方舟に反対する国民と国王陛下と戦うようです。
国民が「オレが行く!!」で簡単に『神格化』して天使に変身するとかヤバすぎますね。
国王陛下もザビの血縁者だから似た感じかな?と思ってたのですが、全然違うしヤバすぎる見た目でした。
72歳には見えない見た目ですが、これはマグによるものなのでしょうか?
一時離脱していたビャオやジャル、サミエルも合流したし、彼らがどれだけ強くなったのかも楽しみです。
あと護衛班を裏切り、国王陛下側についているスパイが誰なのかも気になります。
最終巻でどんな結末を迎えるのか、とても楽しみです。
第8巻は2023年11月17日頃発売予定です。
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