こんにちは。
ファンタジーものの漫画大好き、カッパ室長です。
今回はコミックDAYSにて連載されている漫画『この世界は不完全すぎる』第9巻の見どころ紹介と感想を書かせていただきます!!
『この世界は不完全すぎる』第8巻の紹介記事はこちら↓↓
『この世界は不完全すぎる』
著者:左藤真通
前回までのあらすじ
奪われた石版を探しに神殿の礼拝堂に潜入するハガと二コラ。
そこでハガは、ハガの石版を起動し、その後おかしな消え方をする謎の人物を見つけるのであった。
第9巻の見どころ(ネタバレ注意)
火の神マーデルvs.邪神ロビンソン
礼拝堂がやけに静かなことに違和感を覚えた二コラがあたりを見まわすと、そこには殉教している三賢者の姿があった。
これは火の神マーデルを呼び出す最上位の儀式だった。
そしてハガ達の頭上に巨大な火の神マーデルが現れるのであった。
アサシンギルドはこれに対抗するため、“アルバの首”を贄として捧げ、邪神ロビンソンを降臨させた。
こうして神々の戦いへと巻き込まれ、ハガ達はメインクエスト「各国の思惑」を始めるのであった。
邪神の中にはコックピットがあり、体感型ロボットゲームの伝説のトップランカーでもあるマユが邪神の操縦を行うことに。
ハガ達は邪神の上で小型の敵や自我を失った(株)エンタメイションの面々との戦闘に移る。
そしてあと一歩のところまで追いつめることが出来たのだが、アキラがレンとアルバによってNPCに変えられてしまうのであった…
感想
今回でサイ公国編もクライマックス。
ハガ達は巨大な神々の戦いに巻き込まれていきます。
ゲームなどでもよくある巨大メカを操縦して巨大メカ同士で戦うやつです。
ハガ達がデバッグをしているこのゲーム「キングス・シーカー・オンライン」が公式リリースされた際は、この戦いは神官陣営と邪神陣営に分かれての大規模陣営戦のイベントになるのかな?
それにしても火の神マーデルも邪神ロビンソンも神っぽさはあまりありませんね。
邪神ロビンソンのほうは近代メカっぽいし、火の神マーデルは巨人のモンスターのようです。
もうちょっと神々しさが欲しかったかな…
そして今回の戦いでマユがロボットゲームのトップランカーだということが判明。
かなりのゲーマーだったようですね。
アカネも同じロボットゲームの古参のようですが、アカネは全然操縦できていませんでした。
アカネはカジノやラーメンのときも思いましたが、色んな事に手を出している人物のようですね。
マユが一生懸命操縦している横で、エ〇ァンゲリオンのゲ〇ドウみたいなポーズをしているのが面白かったし、そんなアカネに容赦ないツッコミを入れるマユとのやり取りが本当に笑えました。
アカネは今回一人でお笑い担当を背負っていましたね。
そのおかげで今回のようなシリアスなお話が重くなりすぎずに済んだのではないでしょうか?
今回一番ショックだったのはアキラがNPCになってしまったこと。
マジでレンがクソ野郎すぎて、こんな野郎を庇ってNPCになってしまったアキラが可哀想すぎます。
そしてなによりもアマノがアキラを助けるために必死になっていたのが読んでいて辛かったです。
地下ダンジョンで一緒に過ごしてかなり仲良くなってましたからね。
しかもNPCのルゥと同じようにアキラが自分のことを忘れてしまったので、ショックが大きかったでしょうね。
よくあるご都合主義な展開なら思い出のネックレスでアキラの意識が戻ったりするのですが、今回はそんなことも起こらず。
イベントを何度リセットしてもアキラは戻ってこない。
これが厳しい現実なのだと思い知らせるようでした。
ゲームの世界から戻った時にアキラが現実世界で生きていることを切に願います。
戦いを終え、ハガ達はデバッグを完遂させるために新たな土地へ向かうようです。
ラストに大きな船が描かれていたから、今度は海かもしれませんね。
マユやアカネも一緒にくるのかな?
はたして次はどんな脅威がハガ達を襲うのか。
続きが気になりますね。
おわり