どうも、カッパ室長です。
今回はコミックDAYSにて連載されている漫画『この世界は不完全すぎる』第8巻の見どころ紹介と感想を書かせていただきます!!
『この世界は不完全すぎる』第7巻の紹介記事はこちら↓↓
『この世界は不完全すぎる』
著者:左藤真通
前回までのあらすじ
地下遺跡群「ザ・ダイヤモンド」から脱出したハガ達一行であったが、地上に出た先でアルバとレンに遭遇し、二人からの強襲を受けてしまう。
窮地に陥ったハガ達を救出したのは、暗殺者となった二コラだった。
見違えるほどの動きを見せた彼女は、1年間の出来事を話し始める。
彼女がいかにして強くなったのかを―。
第8巻の見どころ(ネタバレ注意)
暗殺者の養成所“心臓盗みの館”
二コラはハガ達と別れた直後、街のスラムへ入り込んだが行き倒れてしまい、暗殺者の養成所“心臓盗みの館”へ運ばれる。
気がつくとそこは牢屋のような部屋で、中には二コラとソフィと名乗る少女の2人だけ。
そこで入団試験を受けることになった二コラ。
戦って相手を殺し、ひとりになれば外に出れると言われたが、二コラはソフィと戦うことはしなかった。
「“ひとりになったら”は“片方が死んだら”とは限らない」
二コラはハガと過ごした経験を活かし、バグを利用して見事試練を突破する。
だがその後も過酷な試練が二コラを苦しめる。
そんな二コラにソフィは「お前そんなんで人殺せるのか?」と訊ねるのだった。
それから半年間。
養成所で訓練をしたり、兵士と話したり、掃除をしたり、隙をついて探求者の仕事をした二コラは決意をする。
「私は私のやり方で“殺さずのアサシン”になろう」
感想
今回は二コラがハガ達と別れていた1年間、暗殺者になるために修行していた様子が描かれていました。
二コラは暗殺者養成所で訓練をして村人から暗殺者になったんですね。
この暗殺者養成所って本当だったらNPCではなく、プレイヤーがアサシンのジョブになるために行く場所なんでしょうね。
そんな場所でただの村人のNPCが訓練をし続けたのも凄いし、ちゃんと暗殺者になれているのにもビックリです。
しかも二コラは暗殺者でも“殺さずのアサシン”になろうとしています。
人を殺さないアサシンって、アサシンと呼んでよいのものか。
盗賊や忍者みたいな感じなのかな。
無謀かと思われましたが、ハガと一緒に行動していたおかげで二コラはゲームのバグを利用して様々な試練をクリアしていきます。
ハガとのデバッグ作業がここで役に立つとは…
ですが、皆と違う行動をとったために指揮官のラグランジュから敵とみなされ命を狙われてしまいます。
この指揮官もかなりの強さでした。
敵の心臓を抜き取る“心臓盗み”ができますからね。
そんなラグランジュを相手に二コラは“狂戦士のダガー”をスり、これの影響で二コラはバーサーカーみたいになってラグランジュに圧勝してしまいました。
二コラちゃん、顔怖すぎ…
“狂戦士のダガー”は潜在能力依存のアイテムでした。
これって二コラではなくテスラのレベルが高すぎたからだと考えて良いのでしょうか。
それとも二コラ自身のレベルも実はメチャクチャ高かったのか。
以前、「死霊使いのドクロ」という武器でも大変なことになっていましたね。
二コラのレベルがどれだけなのか知りたいですね。
そんな厳しい修行を終えハガ達と再会した二コラ。
ハガと再びデバッグ作業をしているときの二コラの嬉しそうな顔が本当に可愛かったです。
一気にヒロインポジに戻ってきた感じですね。
そしてハガの石版を回収に向かった先で、謎の人物を見つけます。
その人物はなんとハガの石版を起動していました。
ということはあの人物はゲーム開発者、運営ということ!?
ついにこの物語の黒幕的存在が出てきましたね。
はたしてこの人物は何が目的なのか。
続きが楽しみです。
おわり