こんにちは、こんばんは。
ほっこり&むずキュンするラブコメ大好きカッパ室長です。
今回は漫画アクションにて連載中の『いとなみいとなめず』第8巻の見どころ紹介と感想を書かせていただきます!
『いとなみいとなめず』第7巻の紹介記事はコチラ↓↓
『いとなみいとなめず』
著者:水瀬マユ
第8巻の見どころ(ネタバレ注意)
何も進まない…
清の実家から帰宅した清と澄。
梓月が勇気を出して告白したのに自分は清に「好き」だと伝えていないことに気づいた澄は、色々失敗しつつもなんとか無事伝えることに成功する。
その際、良い雰囲気になるがちょっとしたアクシデントがあり、結局何も起こらず。
その後も自分に手を出してこない清に対してがっかりする澄は、自分が以前よりも清といとなむ事について前向きになっていることに気づく。
澄は実乃梨にアドバイスをもらい、教えてもらったテクニックを実践し清をその気にさせようと試みる。
それでも一向に手を出してこない清。
そんな清に澄は不満を募らせていく…
悠と充
雪の降るある日、山吹悠は公園で雪の結晶を観察していた深田充と遭遇する。
凍える充を放っておくことができず、思わず家に連れてきてしまった悠はこの状況にドキドキしてしまう。
だが、充が楽しそうに話をする際に澄からのお土産のキーホルダーを大事そうに触るところを見てイラっとしてしまった。
そして悠は自分が充のことを好きなんだと自覚するのであった…
感想
今回は結婚してから夫婦としての“いとなみ”が出来ていないことに対する澄の不安が描かれました。
また澄や清の恋愛だけでなく、山吹悠と深田充と恋愛も描かれました。
まずは澄と清のお話。
澄が一生懸命清をその気にさせようとするのですが、全部上手くいかず。
最初のはアクシデントがあったからしょうがありませんが、その後のはせっかく澄が頑張ったのにそれを無駄にさせる清が悪いですね。
そのせいで澄は清が自分と♡♡♡なことをするのを避けていると思うようになってしまったし、結婚生活にも不安を覚えるようになってしまっています。
清のほうは澄のことを大事にしたいと思う気持ちから手を出せずにいるんでしょうね。
結婚した初めの頃に逃げ出されちゃったことがトラウマになっているのかもしれません。
歳の差もあるし、色々と考え込んでしまうこともあるんでしょうね。
でも今回の件は清のほうが悪いように感じちゃいました。
さすがにあそこまで澄がしてくれたのに何もしないのは男としてどうかと。
こういうのを読んでいると、やはり思っていることを内に秘めるだけでなくしっかりと話し合うことって大事なんだなと思います。
澄が今どう思ってアピールをしているのか、清が今どう思って澄に手を出せずにいるのかを話し合っていれば、今回の最後みたいに険悪なムードにならずに済んだのでしょうね。
はたしてこの問題をどう解決し、二人の仲は深まっていくのか。
続きが気になります。
そしてもう一つの恋の行方について。
今回、澄の友人の山吹悠が深田充に恋していることを自覚します。
悠はサバサバな感じのお姉さんキャラだと思っていたのですが、最近はこの子も恋する乙女になっていて読んでいてキュンキュンしちゃいます。
あと充のほうは、最初の頃と比べてだいぶキャラが変わった気がしますね。
前はもっと誰もが認めるイケメンキャラっぽかったですが、最近は天然キャラみたいになっています。
澄にフラれてキャラが崩壊してしまったのか、それとも今のほうが素で、澄の前では無理してカッコイイ感じにしていたのかも。
今はそんなボヤーとしている充を悠がお姉さんのように支えている感じです。
今回で充が澄のことから立ち直って前に進もうとしていることが分かり、それを聞いた悠もこの恋を前に進ませようと決意していました。
充も悠のことをただの友人以上の存在だと思っているようだし、もう少しでこのふたりも結ばれるのではないでしょうか。
上手くいってほしいですね。
こちらの恋の行方もどうなっていくのか、とても楽しみです。
単行本第9巻は2023年12月頃発売予定です。
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『夫を噛(か)む』
おわり