どうも!
ファンタジーものも大好き、カッパ室長です。
今回はコミックDAYSにて連載されている漫画『この世界は不完全すぎる』第7巻の見どころ紹介と感想を書かせていただきます!!
『この世界は不完全すぎる』第6巻の紹介記事はこちら↓↓
『この世界は不完全すぎる』
著者:左藤真通
前回までのあらすじ
マズゥナ神殿地下遺跡群(通称:ザ・ダイヤモンド)の地下1000Fにいるレイドボス・沈黙の悪魔をハガは永久コンボを駆使して見事撃破に成功する。
だが、出現したポータルは上層にあるポータルを起動させないと上の階層にワープできないことが判明し、結局自力で一階層ずつ登るしかなかった。
そして1年の月日が流れ―…
第7巻の見どころ(ネタバレ注意)
地上の異変
1年におよぶダンジョン生活を送ってきたハガ、アマノ、アキラ、アカネ、マユ。
デバッグ作業をしつつ、コツコツとダンジョンを攻略し、一行はついに地下1Fにまで登ることができた。
ダンジョンの出入り口は物理的なもの以外でも封印されていたため、ハガは天井を爆破させて脱出を試みる。
地上に戻るとハガ達はある異変に気づく。
溝口レンがアキラやアカネ、マユのことを忘れてしまっていた。
さらに(株)エンタメイションの面々の様子もおかしくなっていた。
アルバの命令でレンたちはハガ達を攻撃し始め、ハガ達は捕縛されてしまう。
そしてレンたちが粉砕の魔法を唱え、絶体絶命のピンチを迎える。
そんなとき、ある人物がハガ達を助けにやってくるのであった。
感想
今回でハガ達一行は地下1000Fもあるダンジョンから帰還することができました。
前回地道に一階層ずつ登るしかないという絶望的な終わり方をしていましたが、まさか本当に1年かけて地道に登ってくるとは思いませんでしたね。
なにかバグかアイテムを見つけて一気に登ってくるのかと思っていました。
地下1Fの天井を爆破し、地上に戻ってきたハガ達。
凄まじい爆発で真上にあった神殿が崩壊していました。
その爆発に巻き込まれてアルバもひどい状態に。
学校の理科室にある人体模型みたいになってましたね。
1年ぶりの地上ではある異変が起きていました。
レンなどの(株)エンタメイションの人たちが全員NPCになってアキラたちのことを忘れていました。
これはレンとアルバの仕業のようです。
現実世界に戻れない苦しみから仲間を解放するため、石版を使ってこの世界と同化させてしまったのです。
すごいこと考えますね。
NPCになったということは自分がなくなってしまったということです。
この生活も慣れれば快適に過ごすことだってできたかもしれませんが、それ以上に現実に戻りたくてしょうがなかったんでしょうね。
一向に助かる見込みがないものだから、精神が病んでしまう人が多くでてしまったようです。
そんな人々を救おうと奮闘してきたレンももう限界に達してしまい、こんな手段を取ってしまったんだと思います。
NPCになったことでログアウトできていれば良いのですが、できていない場合は悲惨ですね。
もし運営が動き出してデバッガーたちをログアウトさせた場合、彼らは助かるのかも気になりますね。
アルバ達に捕縛され、絶体絶命のピンチになったハガ達を救ったのは、なんと二コラちゃんでした。
ハガ達と別れた後、二コラちゃんはアサシンギルドで修行をしていたようです。
1年でメチャクチャ強くなっていて驚きました。
というか、二コラちゃんはNPCで村人なのにアサシンになれているのが不思議ですね。
前にNPCの村人は村人のままで他の職業にはつけないとか言ってた気がします。
テスラさんの影響でアサシンになれたのかな?
それとも職業は村人のままでアサシンの能力を身につけたとか?
やはり二コラちゃんは特別な力がありそうですね。
マユちゃんが初めて二コラちゃんを見たとき、何か思うところがあったようです。
なにか気がついたのかな?
それともハガになつく二コラちゃんを見て、恋のライバルなどと考えていただけかも…
次の巻は二コラちゃんがこの1年でどんな修行をしてきたかが明かされるようです。
楽しみですね。
おわり