サスペンス

【ゆぴ太の恋人 第1巻 あらすじと感想】売れない漫画家とその真上に住む美女とのサスペンスラブストーリー

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こんにちは。

カッパ室長です。

 

今回はとなりのヤングジャンプにて連載中の漫画『ゆぴ太の恋人』第1巻を紹介させていただきます。

 

※ネタバレを含むのでご注意ください。

 

ゆぴ太の恋人

著者:谷ま乃ゆり

YouTube“ヤンジャン漫画TV【集英社ヤングジャンプ公式】”

どんな内容?(ネタバレ注意)

隣人はただのファンか、それとも―。

34歳彼女ナシ、売れない漫画家・まゆずみすみれ

P.Nは「ゆぴ太」で、現在まんがアプリ『arcアーク』にて『灼熱魔法少女りず』を連載している。

二度の打ち切りを経験し、もう後がない菫は今描いている作品のPV数や人気を気にしていた。

そんな菫の心の支えになっているのは新人の頃からファンレターを送ってくれる読者「ゆの」の存在だった。

いつもファンレターを送ってくれて、コメントも一番に書いてくれる「ゆの」に菫はいつも感謝していた。

 

ある日、菫はひょんなことから真上に住む若くて美人な女性・佐藤さとういおと知り合う。

そして突然酔ったいおが菫の部屋にやってきて♡♡♡な雰囲気に…

キスをしてベッドに横になるいおの服をまくり上げる菫。

すると彼女の体に菫の漫画のキャラクター「りず」のタトゥーが彫られているのを見つけてしまう。

「真上の住人がたまたま俺のキャラを彫るくらいのファン…?」

さらにいおは名乗っていないのに菫の本名までも知っていた。

『ゆぴ太の恋人』第1巻 P60,61より

これは偶然?それとも罠?

彼女は一体何者なのか?

こうして隣人サスペンスLOVEストーリーが幕を開けるのであった。

感想

この作品は売れない漫画家である主人公・黛菫と、彼の部屋の真上に住んでいる美女・佐藤いおが織りなすサスペンスラブストーリーです。

 

真上の住むいおが彼の作品『灼熱魔法少女りず』の熱烈なファンだということを知ってしまった菫。

普通なら嬉しいことなのですが、自分の部屋の真上に引っ越してきたことなどの不審な点があり、いおは菫のことを「ゆぴ太」だと知って近づいてきたのでは?と疑い始めます。

実際ストーカーっぽくて怖いですよね。

さらにいおは菫がいつも利用する喫茶店やそこで飲むドラゴンフルーツジュースのことを知っていたり、まだ公開されてない漫画の情報を知っていました。

『ゆぴ太の恋人』第1巻 P78,79より

どうしてそれを?と恐怖する菫でしたが、それは第1巻のラストでヒントが出ましたね。

彼女は菫が打ち合わせをする出版社の喫茶室に飲み物をもって登場しました。

ということは、彼女は出版社の人間ということですね。

出版社の人間だったら菫の担当編集者である中野と菫のことを話していたかもしれないですよね。

だから未公開の情報も知っていたし、菫が利用する喫茶店の情報も知っていたのでは。

まぁそれでもいきなり言われたら怖いですよね。

そうだった場合、いおが菫に自分が出版社関係の人間であることを明かさないのは何故なんでしょうね?

何か隠す理由があるのかもしれません。

自分の意志で菫と仲良くなっているのか、それとも誰かの指示でそうしているのかも。

そんな謎の多い女性ですが見た目はとても可愛いため、菫はいおと距離を縮めてしまいます。

中野にも「ナニかあった場合、一生漫画を描けなくなる」と忠告を受けていますが、菫はいおと過ごすことで漫画家としてどう変わっていくのか気になりますね。

 

あと気になるのはゆぴ太にファンレターを送ってくれる「ゆの」の正体は誰かということです。

女の人っぽいと菫は言っていて、もしかしたら「ゆの」の正体はいおなんじゃないかと考えているようです。

ですがサイン色紙の応募でいおは本名で送っているし、「ゆの」ではなさそう…

もしかしたら今後「ゆの」本人が登場し、菫といおと「ゆの」で三角関係になるのかもしれません。

 

まだ物語は始まったばかり。

謎はまだまだ多いです。

そして、これから菫といおの関係がどう変化していくのか。

それによって菫の描く漫画に影響は出てくるのか。

続きが楽しみです。

 

おわり