こんにちは!こんばんは!
カッパ室長です。
今回は週刊少年ジャンプにて連載されている『ウィッチウォッチ』第7巻の見どころ紹介と感想を書かせていただきます!!
第6巻の紹介記事はコチラ↓↓
『ウィッチウォッチ』
著者:篠原健太
YouTube“ジャンプチャンネル”より
第7巻の見どころ(ネタバレ注意)
迷い狼と通い猫
ケイゴはモリヒトたちと同じ黒魔女からニコを護る使い魔だが、ウルフに変身できないと何も役に立てないと卑屈になっていた。
そんなケイゴにニコは新たな武器を渡す。
それは空飛ぶ魔法の力を込めた指輪だった。
元アスリートのケイゴなら一番使いこなせると言われ、ケイゴは新たな力を手に入れるため空を飛ぶ練習を開始する。
ウルフとの約束でケイゴに三日月を見せるためやってきたネム。
一生懸命特訓するケイゴを見て、ネムは自分と似た境遇のケイゴに自分のことを理解してもらいたいと感じ、いつも変身している黒猫のことを告白しようとするが…
手紙
ネムが乙木家へ行くと、モリヒトが納戸の荷物を片付けしていた。
その荷物の中から子供の時にニコからもらった「ニコはずっとずっとモイちゃんのともだちだよ」という手紙を見つける。
当時のモリヒトは鬼の力のせいで孤立してしまい、ニコだけが友達でい続けてくれていた。
ニコに救われたモリヒトは、このニコの手紙を毎日目にしながら辛い修行を乗り越えてきたという。
その話を聞いてネムはあることに気づいてしまうのだった。
「モ…モリヒトくん呪いにかかってる…!?」
感想
今回もお笑い満載のお話やちょっと良いお話などがたくさん描かれました。
第7巻は黒魔女との戦いのお話はなく、お笑い多めの日常パートでした。
最初はニコの料理のお話と恋愛のお話。
料理下手なニコが魔法を使って美味しくしようとするのですが、それは魅了の魔法でふとした事故で街中の人がニコに魅了されてしまう事件が起きてしまいます。
いつものお笑い展開かなと思いきや、最後はまさかのモリヒトがニコのほっぺにキス♡
全く躊躇せずキスをしたモリヒトに驚きましたね。
でも最後にモリヒトが眠れなくなっていたのは面白かったです。
まだニコに対して恋をしていると自覚できていなかったようです。
そしてこの自覚できていない理由がこの巻の最後のお話で判明します。
モリヒトはニコが昔に書いた手紙によって恋愛対象として見れない呪いにかかっていました。
呪いを解くには友達以上の恋愛感情を与えなくてはいけないようです。
現在のモリヒトのニコへの感情を魔法で見たところ、まだ友情のようです。
しかし、そこから恋愛感情に変わる希望はかなりあるようなので、これからどうなっていくのか楽しみに見守っていきたいですね。
今回はニコとモリヒトの恋愛だけでなく、ネムとケイゴのお話も描かれました。
ネムは前からモリヒトを狙っていましたが、ウルフに弱みを握られてから何やら怪しい感じになっていました。
前はウルフのことが好きになったのかなと思っていたのですが、だんだんケイゴのことを気になりだしてますね。
どちらも同じ人物と言えますが、人格は違うし、ネムはどちらを選ぶのか気になりますね。
こちらの恋愛もどうなるのか、すごい楽しみです。
あと今回私の中で一番株が上がったキャラは生徒会長の清宮天流です。
あんなふざけたキャラなのに凄い優秀なんです。
学校の生徒全員の情報を把握しているし、少しの情報から答えを導き出す頭脳も持っている。
あのポンコツ生徒会をまとめ上げているだけはありますね。
むしろアイツらがいたせいでこんな優秀になったのかも…
モリヒトも今回の出来事で彼のことを見直していました。
今後もおふざけ回だけでなく真面目なお話でも登場してカッコよく活躍してほしいです。
個人的に一番好きだったのは、みんなが落書きみたいな絵になっちゃう回ですね。
普通の世界にモリヒトたちだけ落書き状態で走り回っているのが可愛かったです。
見る位置を変えるとその方向から見た絵に変わったり、しっかり三次元の中に二次元で存在しているのが面白いですね。
そして不憫だったのはひとり版画になってしまったカンシ。
他のみんなは作画のとき簡単そうだなと思いましたが、カンシのだけは逆に大変そうですね。
前の巻でマインクラフト回がありましたが、こういうの本当に好きなのでこれからも似たようなお話が出てほしいです。
次の巻もお笑い満載になるのか、それとも黒魔女との戦いが起きるのか。
続きがとても楽しみです。
コチラの作品もオススメ
『彼方のアストラ』
『SKET DANCE』
おわり