どうも こんにちは。
カッパ室長です。
今回は週刊ヤングジャンプにて連載中の『可愛そうにね、元気くん』第6巻の見どころを紹介させていただきます。
※ネタバレを含むのでご注意ください。
第5巻の記事はコチラ↓↓
『可愛そうにね、元気くん』(小宮 海)
ヤンジャンTVより
第6巻の見どころ(ネタバレ注意)
バレてしまう秘密の関係
夏休みが終わり、新学期となった。
どんな運命か、席替えで元気の両隣の席は鷺沢、八千緑になってしまう。
毎日毎日八千緑のためにサディストを演じ続ける元気を鷺沢は最初のうちはあざ笑うような目で見ていたが、次第に興味を失くし見もしなくなっていく。
そのことが元気にとってとても辛いものになり、元気のメンタルはボロボロになっていくのだった。
八千緑に暴力をふるうなかで、なぜかエッチな雰囲気になる時もある。
しかし、元気は今まで鷺沢に躾けられてせいで普通では勃たない体になってしまっていた。
ある日の放課後、
日直の仕事で鷺沢と二人っきりになった元気は、つい物欲しそうな顔で鷺沢を見てしまう。
それを見た鷺沢は「まぁ もういっか」と笑いながら元気を殴り倒す。
そして元気の股間を足で踏み始めるのだった。
逃げなきゃと思いながらも、きもちいいという感覚が勝り始めてしまう元気。
さらに、この状況を教室に戻ってきた八千緑に目撃されてしまう。
鷺沢は元気をいたぶりながら八千緑に元気が今まで八千緑にしてきたことは全部自分の真似だということを明かしてしまう。
そして「元気くんはね 八千緑さんと付き合うずっと前から
私のペットなんだよ」
と言って、八千緑の目の前で元気をの股間を踏み射精させる。
今まで元気が自分のために無理をしていたことを知った八千緑は涙を流しながら
「私達一緒に居ても幸せになれないよ ずるいよ じゃあね元気くん」と去っていくのだった。
八千緑の幸せ
元気と別れてから八千緑は沈んだ表情になってしまった。
それを見た励一は元気のもとへやってきて激怒する。
そして励一は八千緑の過去について話し出す。
母親は昔からいくら八千緑がテストで良い成績をとっても励一しか見てこなかった。
しかし、ある日テストでひどい点数をとったとき、母親が八千緑を見て叱ってくれた。
それが嬉しくて八千緑はその後も何度もひどい点数をとるようになっていった。
だが、そのせいで母親はあきれて、また八千緑を見なくなってしまったのだ。
そして八千緑はどんどん変わってしまい、八千緑は自分に使い道がある、必要としてもらえることに喜びを感じるようになっていったのだった。
その話を聞き、自分があんな漫画を描きさえしなければ、八千緑は殴られずに済んだのにと後悔する元気。
なぜこんな話をしにきたのかと元気は励一に訊ねる。
励一も本当はお前なんかにと思っていたが、今の八千緑が必要としているのは元気であることを知ってしまったからだった。
そして励一は元気に言う。
「やりたくもない事必死でするくらい七ちゃんの事好きだったんだろ
だったら逃げてんじゃねーよ」
感想
ついに八千緑さんに元気くんと鷺沢さんの関係がバレてしまいましたね。
しかも元気くんがボロボロにやられているという最悪の状態で。
でも、このままバレずにいても元気くんが八千緑さんを殴り続けて罪悪感などでメンタルがズタボロになっていくだろうし、どっちも悲惨な結末を迎える感じでしたね。
というか、元気くん鷺沢さんに躾けられすぎて普通にエッチな雰囲気でも勃たなくなってたんですね。
ほんと可愛そう…
そして八千緑さんの過去が描かれ、八千緑さんはマゾヒストではなく、自分に使い道があるということや必要としてもらえることに喜びを感じる人間だということが分かりました。
それを元気くんが勝手に勘違いして八千緑さんを殴り、八千緑さんは自分の使い道は殴られることだと思ってしまったんですね。
勘違いだと知り、元気くんは何の役に立たなくてもただ傍に居たいと八千緑さんに言いますが、八千緑さんにはその言葉の意味すら分からない様子。
八千緑さんは母親のこともあり、役に立たなければ好きになることもないと思うようになってしまっていたのです。
さらには「私も滅茶苦茶に壊されたいな」と言う始末。
八千緑さんがどんどん間違った方向へ進んでいってしまいます。
これからは元気くんが八千緑さんを間違った道から救い出し、普通の恋愛ができるようにしてく感じになるのかもしれませんね。
同時に鷺沢さんに調教されてしまった元気くん自身も、鷺沢さんの手から抜け出すために努力していくのかもしれません。
このまま鷺沢さんとくっついてエンドはさすがに後味悪すぎですからね。
まだこの先も鷺沢さんによって色々かき回されそうな予感もします。
はたして元気くんは幸せな道を進むことができるのか。
今後の展開が気になります。
おわり