こんにちは。カッパ室長です。
今回紹介させていただくのは可愛い女の子たちが頑張るお仕事コメディです。
月刊ガンガンJOKERにて連載されている『六畳一間の魔女ライフ』の第1巻を紹介させていただきます!!
※ネタバレを含むのでご注意ください。
『六畳一間の魔女ライフ』(秋タカ)
現代の魔女社会でへっぽこ魔女コンビががんばる話 (1/16) pic.twitter.com/XsZNjNd2K6
— 秋タカ■魔女①宮膳②発売中 (@akihigh001) September 21, 2020
どんな内容?(ネタバレ注意)
もうちょっといい暮らしを目指す新米魔女コンビ
舞台は魔女の存在が世間に認知されている現代。
古来より魔女は薬学魔法に精通し人の生活に根付いていた。
しかし、科学の発展により薬学魔法の需要は激減し、代わりに派手な魔法を使う魔女や一芸に秀でた魔女が表舞台で活躍するようになっていった。
新米魔女のマッジは幼い頃から森深くで祖母と魔法の修行に励んでいたが、都会で魔女をやったほうがいい暮らしができるんじゃないかと考え、都会へひとり旅立つ。
しかし、都会での暮らしはマッジの想像していたものとは違った。
マッジは同じ新米魔女のリリカとともに六畳一間のボロアパートで食費にすら困窮する程の極貧生活を送っていた。
マッジはひと昔前の魔女のような服装で得意なものが調合学と魔法陣と全体的に地味すぎたのだ。
対するリリカは今どきの服装で容姿端麗で見栄えは良いが本人にやる気がまったくない。
そんな底辺のCランクな新米魔女の2人には派手な仕事など回ってこず、ヌートリアやでかコウモリの捕獲など地味で報酬が少ない仕事しかもらえなかった。
そのため、食事はキャベツに調味料つけて食べるだけの日も…
普段から仕事や家事、研究に対してやる気にあふれているマッジと全然やる気を出さないリリカという正反対のコンビ。
しかし、マッジががんばる理由が「もう少しいい暮らしがしたい」という簡単な理由だったことを知ったリリカは自分もがんばる理由はそれくらいで良かったんだと思うようになる。
そしてマッジの前向きさに影響を受け、リリカももうちょっとだけがんばってみることにするのだった。
ペットを飼ったり、魔導書をたくさん買ったり、お肉も食べれるようなもうちょっとだけいい暮らしがしたい!
いまはまだやれることは少しだけど、今よりいい暮らしのため、2人はちょっとずつがんばっていく。
感想
この作品は新米魔女コンビが今よりいい暮らしを目指し、もうちょっとがんばるお仕事コメディです。
この物語の中では魔女は世間に認知されていて、表舞台でアイドルだったり、派手な魔法を使ったりして活躍しています。
しかし、それはランクが上の魔女だけで、主人公のマッジやリリカのような底辺ランクの魔女たちは地味な仕事しかないみたいです。
そのせいで貧乏暮らしを余儀なくされてご飯がキャベツだけとか可哀想すぎますね。
マッジは伝統的な魔女帽子と黒いローブを身に纏い、魔法陣や薬の調合などいかにも魔女っぽい姿の女の子。
田舎から来たって感じが満載です。
しきたりで帽子を取らないようですが、取った姿も見てみたいですね。
対してリリカは服装も今どきの女の子で魔道具もバットというかなり現代っぽい感じです。
このバットは小さい頃譲り受けたものと言っていますが、それってお姉さんかな?それともまた別の人なのかも。
ここら辺も今後描かれるといいな。
仕事の面では得意分野で苦戦したり、苦手な仕事に挑戦したりと地味ながら大変なことばかり。
それでも自分に足りないところをお互いが助け合ってクリアしていくところが本当に良いです。
そして、いつもよりがんばって仕事したことで、500円のお弁当やかつ丼などいつもよりちょっと美味しいものを食べれるようになっていきます。
今よりもうちょっとがんばったことで周りから感謝されたり褒められたりして、ちょっと良い暮らしができるようになる。
自分達の頑張りがしっかり結果となって帰ってくるところを見ていると、ほっこりするし私ももうちょっとがんばってみようという気にさせてもらえます。
今はまだCランクで仕事も地味なものが多い2人ですが、今後もうちょっと派手な仕事をしたり、昇級するための試験もあるかもしれませんね。
他にも新たな魔女仲間ができたり、ライバルの魔女が登場したりするかもしれません。
今後の展開が楽しみです。
可愛い女の子に癒されるし、元気ももらえる作品です。
気になった人はぜひ読んでみてください。
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おわり