こんにちは。
カッパ室長です。
今回は個人的にオススメな「大学生が主人公の漫画」を10作品紹介したいと思います。
私が社会人になってこれらの漫画を読むと「もっと学生時代いろいろやればよかったな」「バカなことできたのも学生のうちだったな」と後悔することもしばしば…
私のようにならないためにも、大学生の人にはこれから紹介する漫画を参考により良いキャンパスライフを送ってもらいたいなと思います。
社会人の皆さんもこれから紹介する漫画を読んで学生時代を思い出すきっかけになればと思います。
この記事を書くにあたってのルールは以下の通りです。
・ランキング形式ではありません
・少年漫画、少女漫画、青年漫画区別なく紹介します
・新旧問わず紹介します
・過去に紹介した漫画もあります
ではいってみましょう!
目次
『ぐらんぶる』(原作:井上堅二、漫画:吉岡公威)
大学に通うため、実家を離れ、叔父が経営するダイビングショップ”Grand Blue”に居候することになった北原伊織。
新生活に夢を膨らませていた伊織でしたが、そこで目にしたものは全裸で酒盛りをする男たちという地獄絵図でした。
酒盛りをしていた先輩たちに無理矢理ダイビングサークルに入会させられてしまった伊織でしたが、徐々にダイビングの魅力に惹かれていくのでした。
この作品はキャンパスライフとダイビングをテーマにしていますが、ダイビングより酒と裸のバカ騒ぎがメインとなったギャグマンガです。
本当に笑えます。
遊んでばかりの大学生あるあるネタも満載で、何事にも全力で取り組む伊織達を見ていると胸がスカッとしますよ。
『宇崎ちゃんは遊びたい!』(丈)
騒々しいより静かな雰囲気を好む大学3年生の桜井真一。
しかし、彼はいつもある人物に絡まれてしまう。
それは桜井の後輩である宇崎花。
結局いつも一緒に遊んでしまう桜井はウザ絡みをしてくる宇崎が巻き起こすドタバタに巻き込まれることに…
この漫画は元気でちょっとウザいヒロインとのドタバタラブコメディです。
元々Twitterで投稿されていたショート漫画が人気となり、連載、単行本化しました。
ウザカワ系ヒロインの宇崎ちゃんの魅力がいっぱい詰まった作品です。
そしてなによりSUGOI DEKAI…
いや、どことは言いませんが…
『ハチミツとクローバー』(羽海野チカ)
東京の美大に通う貧乏学生の竹本裕太は、花本はぐみに出会い、一目惚れをします。
はぐみは天才芸術家で美大の教員の花本修司の従兄弟に連れられ長野の田舎から上京してきました。
対人関係が苦手なはぐみは面倒見の良い竹本と共にキャンパスライフを送ることになります。
竹本とはぐみだけでなく、変人だが天才芸術家の森田、理花さん一筋の真山、そんな真山に片思いする山田の5人で繰り広げられる青春漫画です。
一番印象に残っているのはやっぱり竹本くんの自転車の旅ですね。
私も学生時代に真似してやってみたのですが、あまりの辛さにすぐ諦めてしまいました。
竹本くんって本当に凄いんだなって感心しましたよ。
恋愛の部分も面白いですが、なにより5人が大騒ぎしているのが笑えます。
『惰性67パーセント』(紙魚丸)
美術系の大学に通う、女子大学生・吉澤みなみの部屋には、毎日友人が入り浸っています。
そこでは酒に食事、危ないアイテムと気まずいハプニングが満載です。
怠惰でだらしない日常の中で起こりがちな出来事やちょっとエッチなハプニングまで。
リア充ってほどではないけれど、そこそこ楽しい日常をだらだら過ごしていきます。
恋愛に発展しない男女4人、大学生の日常を描いた女子大学生お部屋コメディです。
基本はグダグダした青春に、エッセンスとしてエロが多少という感じです。
この漫画の面白いところは日常のちょっとしたところや大学生のアホな行動がとても忠実に描かれているところです。
ドラマ性はないけどグダグダと居心地がよく、くだらないのにそれが羨ましく感じる漫画となっています。
『もやしもん』(石川雅之)
「菌」の存在を肉眼で視認することができる不思議な能力を持つ沢木惣右衛門直保。
幼馴染の結城蛍と一緒に、祖父の友人が教授をしている農業大学へと進学します。
沢木は樹先生の研究室で個性的なメンバーと出会います。
そして菌を見ることができる沢木が入ってきたことにより、様々な騒動が巻き起こることに…
「発酵」について研究しながら、面白おかしいキャンパスライフを送る物語です。
デフォルメされた菌たちの姿がとても可愛いです。
ゆるい雰囲気ですがしっかりと農業について語られていてとても勉強になります。
私はフランス編の話が好きです。
あそこで一気に長谷川さんが可愛くなりましたね。
アニメも面白かったのでオススメです。
『ヘタコイ』(中野純子)
大学1年生の駒井静は真面目で面倒見の良い青年ですが、趣味が温泉と盆栽いじりとぬか床で周りから「御隠居」と呼ばれています。
静は二十歳の記念に一人で貸し切りの露天風呂を楽しんでいるとそこで全裸で倒れている女性を見つけます。
その後、大学のサークル「旅と温泉同好会(通称、タビセン)」に入会すると先輩の篠原流香があの倒れていた女性だったと知ってしまうのでした。
王道の恋愛漫画で、恋のライバルが出てきたり、お互いにすれ違いが起きたりとベタな展開が連続のストーリーです。
純度100%の甘酸っぱい恋愛が読みたいのであればこれはオススメです。
青年漫画だから少しエッチなシーンがありますが、それが苦手でなければとてもキュンキュンできる作品なのでぜひ一度読んでみてください。
『第九の波濤』(草場道輝)
東京育ちの海老原湊は、SNS依存症気味の都会っ子。
父の十七回忌のために長崎に訪れ、そこで釣りをする美少女・平良凪子と出会い一目惚れをしてしまいます。
そして彼女を追いかけ、長崎大学の水産学部に入学します。
しかし、凪子が進学したのは「東京」にある大学の水産学部だったのでした。
彼女のいない水産学部で湊は入学早々、先輩たちから荒々しい洗礼を受けることになります。
湊の波乱のキャンパスライフが幕を開けるのでした。
都会っ子でイマドキ男子な主人公が長崎大学水産学部に進学し、海に必要な知識や技術を学びながら成長していく物語です。
けっこう体育会系のノリが多く厳しめな大学生活が描かれています。
遠距離恋愛、マリンスポーツ、友情、水産と内容がけっこうてんこ盛りでとても面白いです。
『げんしけん』(木尾士目)
椎応大学の新入生・笹原完士はオタク趣味の友達を作るためにオタク系サークルに入会しようと意気込み、現代視覚文化研究会(通称「現視研」)に入会します。
そこで出会った先輩や同級生の強烈なキャラに圧倒されますが、オタクとして着々と成長していきます。
オタクならではの恋愛やトラブルなどのドタバタ劇が繰り広げられます。
連載当時ではオタク文化はもっと後ろめたいものでした。
そんなオタクたちのリアルを描いた漫画です。
オタクたちのリアルで等身大の恋愛が描かれているのも面白いポイントです。
大学のサークルという独特の雰囲気を味わうことができる作品となっています。
『恋は光』(秋★枝)
大学生の西条は恋をしている女性がキラキラ光って見える「恋の光」が見えるという特殊な体質の持ち主です。
ある日講義で隣に座っていた女性・東雲に惚れてしまいます。
西条は女友達である北代に相談し、東雲が浮世離れした人であることを知ります。
そんな東雲に西条はある提案をするのです。
「交換日記をしませんか?」
こうしてちょっと変わった二人の物語が始まります。
この漫画の面白いところは主人公の特殊能力です。
西条はこの能力が本当に正しいのか確証を持てていないため、この能力に振り回され、普通の恋愛がどんどんややこしいものになっていきます。
また、ヒロインたちの恋に悩む心理描写がとても上手に描けていてとても切ない気持ちになります。
私は北代さんを推しますね。とっても可愛い。
健気なヒロインが好きな人、切ない恋愛ものが読みたい人にオススメです。
『夏の前日』(吉田基已)
日吉ヶ丘芸術大学の4年生の青木哲生はバイト先のひので画材で画廊に勤める年上の和装の女性・藍沢昌と出会います。
哲生が絵を描いているところにたびたび現れ、年下をからかうような態度に哲生は少しイラつきを感じます。
しかし、ある雨の日、哲生がバイト先にあった昌の傘を届けに行ったことで二人の関係が進展していくのでした。
この漫画はとても切ない恋の物語です。
この作品は作者の前作『水の色 銀の月』の前日譚となっているため、前作を読んだことがある人はどのような結末になるのかあらかじめ分かってしまいます。
しかし、どうしてその結末に向かって物語が進んでいくのかを楽しむことができます。
この漫画は女性の気持ちがとても上手に描けていて、昌さんの心情が読んでいて本当に切なく感じてしまいます。
ちょっとエッチなシーンもあり、大人な物語となっています。
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございます。
いかがでしたでしょうか。
学生の皆さんはこれらの漫画を参考により良いキャンパスライフを送っていただけたら幸いです。
社会人の皆さんは「懐かしいな」「こんな風に楽しみたかったな」などと学生時代を思い出しながら読むとより楽しめるのではないでしょうか。
「読んだことがあるけどまた読み返したい」「この漫画読んでみようかな」と思ってもらえると嬉しいです。
まだ読んだことがない作品があったら是非一度読んでみてください。
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おわり