こんにちは。
本日はダイビングと大学のキャンパスライフを描いたギャグ満載の漫画を紹介します。
『ぐらんぶる』
原作:井上堅二
漫画:吉岡公威
メチャクチャ笑える漫画です。
この漫画を読むと学生時代に戻ってまたバカなことがしたくなります。
でもお酒には気をつけようって気持ちにもなります。
皆さんもお酒の飲みすぎには気をつけましょう。
どんな内容?
主人公の北原伊織は4月から伊豆大学に通うため、実家を離れ、伊豆で叔父が経営するダイビングショップ”Grand Blue(グランブルー)”に居候させてもらうことになりました。
店の前の海で見覚えのある綺麗な人を見かけ、新生活に夢を膨らませていた伊織でしたが、店のドアを開けるとその中は裸の男たちが酒盛りをするという地獄絵図でした。
自分が思い描ていた新生活とは180度真逆の光景を目の当たりにした伊織はその場から立ち去ろうとしますが、酒盛りをしていた中にいたダイビングサークル「PeeK a Boo(ピーカブー)」に所属する先輩・寿竜次郎と時田信治に捕まり、ダイビングサークルの勧誘を受けます。
ダイビングには興味はあるが男子校のノリから距離を取りたい伊織は無理やり歓迎会という名の酒盛りに参加させられますが「絶対に先輩方のノリには染まりませんから」と断固たる決意をみせつけます。
しかし夜、イトコで同い年の古手川千紗が家に帰るとそこにはパンツ一丁で酒盛りをする伊織の姿が…
千紗との最悪の再会をはたした伊織はその後も先輩たちと飲み続け、気が付いたらパンツ一丁のまま大学の講堂前で寝ていたのです。
希望に満ちた新たな出会いと新たな生活は入学と同時に灰色に染め上げられてしまった伊織。
その後も、同じ新入生のイケメンだけど極度の二次元オタク・今村耕平を生贄に捧げるも結局二人ともサークルに入会することになり…
酒と裸とバカ騒ぎとときどきダイビングの最高のキャンパスライフが始まるのでした。
ここが魅力的!
大学でのキャンパスライフとダイビングをテーマにした漫画ですが、ダイビングよりは酒と裸のバカ騒ぎがメインとなっています。
ダイビング2割、バカ騒ぎ8割のギャグ満載の漫画です。
表紙よりも裏表紙の方がこの漫画の真の姿を描いていると思います。
この漫画を読んで親近感を持ってしまう人はかなり危ないのでは…
それぐらい登場人物が酒を飲んでバカ騒ぎをしているんです。
ジョッキで一気飲みは当たり前でウーロン茶という名のウォッカとウイスキーを混ぜた飲み物やアルコール度数96%のスピリタスを平気で飲むという猛者ぞろいです。
そんな登場人物たちが学園祭、合コン、夏休みなどのイベントだけでなく学業でも面白おかしく過ごす様子が描かれています。
遊んでばかりの大学生あるあるネタも満載です。
これを読むと学生生活が懐かしいなと思ったり、またバカなことがやりたいなと思いますね。
学生の頃だからこそできる無茶をたくさんしています。
大人になるとどこかしらセーブしてしまいますもんね。
何事にも全力でそしてバカらしく行動している伊織達を見ていると胸がスカッとします。
バカ騒ぎばかりで忘れそうになりますがダイビングのサークルなのでダイビングをしている描写もちゃんとあります。
ダイビングに必要な機材やライセンス講習の知識などもしっかりと描かれています。
作画レベルもとても高いので海の中がとても綺麗に描かれています。
とても綺麗で幻想的な海の世界が描かれていて、ダイビングがやってみたいなと思わされることでしょう。
しかし、海からあがったらまたすぐに裸の男たちの絵なので感動からのギャップがすさまじいです。
それがこの漫画の面白いところでもあるんですけどね。
大人の人はこの漫画を読んで学生生活を懐かしく思えるし、これから大学生になる人には楽しいキャンパスライフを送るための参考書的な存在になるのではないでしょうか。
ちょっと下品で部分もあるのでそういうのが嫌な人は避けた方が良いかもしれませんが、とても笑える作品なので読んだことがない方は是非一度読んでみてください。
アニメ化もしているので漫画が面白かったという人はアニメを観るのもオススメです。
吉岡公威先生の新作『てんぷる』もオススメです。
寺で美少女たちとのドタバタラブコメディ漫画となっています。
『てんぷる』のあらすじと感想を書いた記事は↓↓
おわり