カッパ室長です。
今回はグランドジャンプにて連載されているヤングジャンプコミックスGJ『釣って食べたいギャル澤さん』第2巻の見どころ紹介や感想を書かせていただきます。
※ネタバレを含むのでご注意ください。
第1巻の紹介記事はコチラ↓↓

『釣って食べたいギャル澤さん』
著者:ふなつかずき
(1/15) pic.twitter.com/e1Pz6ZspeU
— ふなつかずき (@funatsukazuki) September 20, 2024
第2巻の見どころ(ネタバレ注意)
アナジャコ釣り勝負
総務部の小桜波乃は春澤祭(ギャル澤さん)の先輩かつ教育係として厳しく指導しつつも、内心ギャル澤さんの可愛さにメロメロ状態。
小桜先輩は大好きなギャル澤さんが何やら釣谷一尋と怪しい会話をしているのを目撃してしまい、ギャル澤さんを釣谷から守るため週末二人がお出かけするのを尾行することに。
着いた場所は河川敷。
釣谷とギャル澤さん、そしてギャル澤さんの弟・神楽と妹・花火はみんなで潮干狩りに来ていたのだ。
小桜先輩は釣谷が筆を取り出したのを見て「いかがわしいことをするのでは!?」と駆け出すがぬかるみにはまって転んでしまい、釣谷たちに見つかってしまう。
その後、会社で釣谷たちがしていた怪しい会話はアナジャコ釣りのことだと知り、小桜先輩もアナジャコ釣りにまぜてもらうことになった。
そしてなぜか釣谷は水着女子2人から「お願い」をかけたアナジャコ釣り対決を挑まれて…

東京湾でマゴチ釣り。そして…
荒川の河川敷でのルアーを投げる練習を経て、ギャル澤さんたちは満を持して船に乗ってマゴチ釣りを開始する。
順調に釣り上げる釣谷に比べ、全く釣れないギャル澤さんと小桜先輩。
小桜先輩が釣谷に「釣れない時ってなに考えているんですか?」と尋ねると、釣る気満々だと殺気が伝わって釣れないため♡♡♡なことを考えると釣れると言われていると釣谷は答える。
そして実際にギャル澤さんと小桜先輩が妄想しながら釣りをすると、本当にアタリが来てしまい…
こうして楽しい1日を過ごした釣谷たち。
しかし、釣谷の同僚にギャル澤さんと一緒にいるところを目撃され、会社で噂になってしまうのであった。
感想
第2巻は会社の先輩である小桜波乃も加わり、河川敷でアナジャコ釣り、ルアーを投げる練習、そしてマゴチ釣りなどを楽しむ姿が描かれました。
もちろん釣った魚たちは様々な料理へと調理されていて、それが本当に美味しそうで読んでいてお腹がすいてしまいました。
まずは小桜波乃のお話から。
普段は真面目で良い子なのですが、大好きなギャル澤さんのことになるとちょっと豹変してしまう可愛くも面白いキャラです。
そのため最初ギャル澤さんと仲良しの釣谷を目の仇のような凄まじい圧で睨んでいて怖かったですね。
そしてみんなで仲良く釣りをしていくことで彼女の中の釣谷の評価も変わっていきます。
これはもしかしたら釣谷のことを好きになってギャル澤さんの恋のライバルになるのかも!?と思ったのですが、そうではない様子。
彼女は釣谷(ギャル澤さんと一緒にいる時に限り)も推し始め、釣谷とギャル澤さんのカップルを間近で愛でれることに喜びを感じ始めていました。
恋のライバルではなく、二人の恋をサポートしてくれるキャラになったようですね。
そして今回の釣りはアナジャコ釣りやマゴチ釣りでした。
アナジャコ釣りは釣りよりも水着姿のギャル澤さんと小桜先輩が可愛すぎてそっちに目が行ってしまいましたね。
荒川の河川敷ではまさかの92㎝のハクレンを釣り上げるギャル澤さん。

ルアー釣りでは投げ方やワームなどのルアーの種類、そして魚の誘い方に締め方などを詳しく&分かりやすく描かれていました。
ギャル澤さんが一生懸命練習したり、ワームをつけてみたり、またルアーを投げているだけでも楽しそうにしている姿を見ると、初心者だからこその楽しみ方もあって良いなと思えました。
でもやっぱり魚を釣り上げる時が一番楽しそう。
マゴチ釣りでは釣谷と小桜先輩は目的のマゴチを釣り上げていましたが、ギャル澤さんだけはホウボウという魚を釣り上げていました。
第2巻の表紙のやつですね。
こっちの方が羽があって見映えも良いし、表紙的にはホウボウが釣れて良かったのかも。
そして個人的に一番好きな料理のシーンへ。
釣谷たちは釣谷の叔父が経営する飲食店で釣った魚たちを調理していきます。
叔父さんの娘・灯さんは美人さんでしたね。
彼女も実は釣谷のことが好きだったり?とか思ったりしたのですが、彼女には子供がいて既婚者のようです。
ちょっと残念ですね。
アナジャコ釣り&潮干狩りの回ではホンビノス貝を酒蒸しやバター焼き、パスタにして、アナジャコは素揚げにしていました。
マゴチはお刺身と唐揚げ、胃袋の皮ポン酢や真子の甘辛煮などを作っていました。

どれも本当に美味しそう。
料理も魚の捌き方から調理方法まで丁寧に描かれています。
単行本の巻末には今回登場した料理のレシピも掲載されていました。
これを読んであとで作ってみようかな。
また第1巻に続き、作った料理に合うお酒の紹介もされていました。
前回は日本酒だけでしたが、今回は日本酒だけでなくスパークリングワインも出てきましたね。
ホント色んなお酒に合わせて食べるのが楽しそうです。
最後はギャル澤さんと遊んでいることが会社の同僚にバレてしまうお話。
釣谷はクビにならないようギャル澤さんを避けていましたが、何にも知らないギャル澤さんはショックだったでしょうね。
釣谷は祖父に紹介してもらい今の会社に就職しているからクビになるわけにはいかなかったようです。
というか祖父が言っていた友達の息子ってギャル澤さんの父親のことになるのかな?
これは何か繋がりがありそうだし、今後これについて詳しく描かれるかも。
会社で逃げる釣谷をトイレの個室まで追い込むギャル澤さん、下から覗いてるの怖すぎですね。
結局ギャル澤さんにすべて白状したことで、ギャル澤さんが父親へ直談判しに行き問題は解決しそうです。
でもまだ社長は釣谷のことを認めていないようで、人事部長の潮木という男に調査させる様子。
これで何もなければよいのですが、絶対♡♡♡なハプニングが起きて面倒くさいことになるだろうなぁ。
次回、どうなるのか楽しみです。
現在、集英社の青年誌オトナ向けマンガアプリ&サイト「ヤンジャン!」にて『釣って食べたいギャル澤さん』を試し読みができるので気になった人はぜひ読んでみてください。
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