カッパ室長です。
今回は週刊少年ジャンプにて連載されている『ウィッチウォッチ』第18巻の見どころ紹介と感想を書かせていただきます!!
第17巻の紹介記事はコチラ↓↓
『ウィッチウォッチ』
著者:篠原健太
YouTube“ジャンプチャンネル”より
第18巻の見どころ(ネタバレ注意)
小学校の入学準備
魔法を集めたおかげで成長したニコは幼稚園を卒業し、小学校に入学することになった。
そのため、モリヒトはニコの小学校の入学準備に追われる日々を送っていた。
ランドセル以外の持ち物には全て専用の袋が必要であり、細かいサイズ指定もあるためモリヒトはそれらを全て自作しなくてはいけなかったのだ。
モリヒトがずっと袋作りをしているせいで、乙木家のリビングは工場状態に。
幼稚園のときは間に合わせで地味なバッグを持たせてニコに我慢させてしまっていたという後悔からモリヒトは今回はニコの希望に沿ったものを手作りしようとするが…
新学期
新学期になりミハルやジキル、フラン、ラブカも翌檜高校に入学してきた。
モリヒトたちも2年生となり、カラやクック、ジュンなどのお馴染みのメンバーと同じクラスになった。
みんなでワイワイ話しているとクックがこのクラスの担任の先生の噂について話し始める。
「新しく赴任してくる先生なんだけど、なんか影のある人らしく“前作の主人公感”があるんだって」とクックは言う。
何を言っているのかピンとこないとツッコむ一同。
しかし、やってきた新任の先生・不知火久遠の言動があまりにも前作の主人公すぎてクラス全員がざわつき始めてしまうのであった。
感想
今回はミハルたちの卒業式やニコの小学校入学準備、モリヒトたちの新学期などのお話が描かれました。
他にもモモチのお母さんの襲来や「オリジナル魔法コンテスト」の魔法が登場する回などのコメディ全開のお話も描かれました。
モモチのお母さん・真知はモモチが甘えてしまう程の母性の塊でした。
母性領域とかいう謎の領域もかなりの範囲のようだし、なによりオーラの粒子が「母」なのが凄いですね。
モモチだけでなく、ニコやミハルも真知さんの母性にイチコロでした。
あと真知がどんな人か説明する時、「スナックマーマレード」のママだったり、あだ名がママチだったり、得意なカラオケ曲が「わがままに気まま流れるまま」だったりとやたらママが多いのも面白かったです。
ここではモモチの過去のお話も描かれ、女子高生のモモチがメチャクチャ可愛かったです。
最後はモリヒトとモモチが買い出しに行っている間に、他のメンバーが真知さんに一網打尽にされる絵を藤子不二雄風に描かれていました。
これは第9巻のモモチがやってきた時も似たような光景が描かれましたが、その時よりも酷い有様でしたね。
ニコの小学校入学準備のお話は小学生の子を持つ親御さんにはあるあるのお話だったのではないでしょうか?
昔はここまで名前付けはなかったと思うのですが、今っておはじき一個一個にも名前付けしないといけないのですね。
でも可愛い我が子のために頑張る、そんな親(モリヒト)の頑張りに心が温かくなるお話でした。
新学期のお話ではジキルが生徒会に入りました。
ジキルがあの濃いメンバーとやっていけるのか不安でしたが、案外相性が良さそうです。
あと、モリヒトが会長に頼まれ生徒会に入るフリをしたおかげで、生徒会メンバーは捨てられるかもという危機感を感じ、生徒会メンバーのやる気を出すことに成功しました。
今まで役立たずだった生徒会でしたが、今後は色々活躍してくれるかもしれませんね。
また新学期のお話ではモリヒトたちのクラスに新任の先生が担任としてやってきました。
名前は不知火久遠。
やたら前作の主人公感を出す不知火先生ですが、もしかしたら本当に昔主人公だったのかもしれません。
過去のワンシーンや、間違えて書いてしまった名前、首に下げた数珠などお笑いのネタっぽく描いていますが、これも伏線なのかもしれませんね。
そしてこのお話のラストには久遠先生はモリヒトの父親・嶺仁と電話していました。
そこでは彼らが20年前黒魔女と戦っていたような会話も…
覚雷坊という人も仲間のようだし、後々登場しそうですね。
彼らの戦いがモリヒトたちの話とどう繋がっていくのかもとても楽しみです。
今回最後に読者が送った「オリジナル魔法コンテスト」の魔法が登場するお話が描かれました。
モリヒトたちがペッタン人形になってビルを落ちていくのが本当に面白かったです。
このお話でニコは結城さんというオカルト好きな女の子から崇拝されることになってしまいました。
また小学生偏でも濃いメンバーとワチャワチャすることになりそうですね。
ニコの小学生偏も楽しみにしていこうと思います。
コチラの作品もオススメ
『彼方のアストラ』
『SKET DANCE』
おわり