どうも! カッパ室長です。
今回はグランドジャンプにて連載されている漫画 ヤングジャンプコミックスGJ『釣って食べたいギャル澤さん』第3巻の見どころ紹介や感想を書かせていただきます。
※ネタバレを含むのでご注意ください。
第2巻の紹介記事はコチラ↓↓
『釣って食べたいギャル澤さん』
著者:ふなつかずき
(1/15) pic.twitter.com/e1Pz6ZspeU
— ふなつかずき (@funatsukazuki) September 20, 2024
第3巻の見どころ(ネタバレ注意)
タコ釣り
社長令嬢のギャル澤さん(春澤祭)に手を出したのでは!?と社内でウワサになってしまった釣谷一尋。
ギャル澤さんのおかげで一応(?)問題も解決し、同僚の太田たちとも仲良くなることができた。
そして週末、釣谷とギャル澤さんはタコ釣りにやってきた。
船のお隣には帽子をかぶりサングラスをした男の人が…
実はこの男は社長から釣谷の人間性と娘との関係を確かめるよう特命を受けた潮木宗和人事部長だった。
変装した潮木に採点されているとも知らずに釣谷たちはタコ釣りを楽しみ、さらには♡♡♡なハプニングも!?
『釣って食べたいギャル澤さん』第3巻 P24,25,59よりそして釣りを終えた二人は料理をするため「うおとみず」に行こうとするが、叔父さんが熱を出してしまい行けなくなったため、釣谷の家で料理をすることに…
潮木からの提案
娘を想う社長・春澤誠司は社内で釣谷を見つけると恐ろしい顔で睨んでくる。
「もうダメです…僕はクビです…」と落ち込む釣谷。
そんな時、潮木がやってきて釣谷がクビから逃れるために「釣り部をつくらないか?」と提案してくる。
社内活動にしてしまえば仮にギャル澤さんとふたりで釣りに行っても部活動として処理されると潮木は説明する。
ギャル澤さんや小桜波乃はその提案に賛成するが、もともと一人で釣りをするのが好きなコミュ障の釣谷は「僕はそういうのは…」と乗り気ではなくて…
感想(ネタバレ注意)
第3巻ではタコ釣りの様子やその後のタコ料理、社内での「釣り部」発足のお話などが描かれました。
まずは社内のウワサを解決するお話から。
社内放送で大々的に否定してましたけど、あれじゃウワサに興味ない人にも知れ渡っちゃったからほとんど逆効果ですよね。
しかも♡♡♡なことに関しては「なくはないか…」とボソッと言っちゃってたし。
社長が激怒するのも当然ですね。
でもこの放送のおかげで釣谷は同僚の太田さんたちと仲良くなれたしプラスマイナスで言ったらプラス寄りだったのかもしれません。
コミュ障な釣谷が他人と楽しそうに話しているのを見て嬉しそうにしてるギャル澤さんが可愛いし良い子すぎました。
次にタコ釣りのお話へ。
今回はエギというエビに似せたルアーで釣るタコエギングという釣り方でした。
私もギャル澤さんと同じでタコって壺とかで捕るのだと思っていましたが、色んな釣り方があるんですね。
このお話では根掛かりしたルアーなどは海のゴミになってしまうことや、海の環境・美化についても語られていました。
ただ釣りを楽しむだけでなく、こういう環境のことも気にかけて釣りをしていくことも大事なんだなと思い知らされました。
あとマダコの唾液に毒があるというのは知らなかったので勉強になりました。
今回はギャル澤さんも見事にタコを釣り上げましたが、そのタコに水着を掴まれたせいで水着がずれてオ〇パイが見えてしまうという嬉しいハプニングも。
『釣って食べたいギャル澤さん』第3巻 P44,45よりあんなに顔を真っ赤にして恥ずかしがるなら水着姿でやらなければいいのにと思ってしまうのですが、そこはギャル澤さん的にも譲れないものがあるのかもしれませんね。
タコ釣りのお話でギャル澤さんが「ウチのとーちゃんが海 大好きな人だった」と言っていたのですが、これは春澤誠司と別人のようですね。
ギャル澤さんは誠司のことを「パパ」と呼んでいたし。
ということはギャル澤さんの母親は再婚して、ギャル澤さんたちはその時に大阪から東京に引っ越してきたという感じでしょうか?
ギャル澤さんの友人・大友翠が「釣りってひょっとして…アイツのこと―…」と言ってたし、やはりギャル澤さんが釣りを始めたのには新鮮な魚が食べたい以外にも「とーちゃん」関係の理由がありそうですね。
あと翠が釣谷に会った時、「祭を泣かせたりしたら…その指へし折るから」と怖い顔で言ってたのも気になります。
もしかしたらギャル澤さんには悲しい過去があるのかも…
そして見どころの一つでもある料理シーン。
今回はタコのお刺身や唐揚げ、スパイス焼きや内臓のアヒージョ、タコ飯など、読んでいてお腹が空いてしまうほど魅力たっぷりのタコ料理が描かれていました。
『釣って食べたいギャル澤さん』第3巻 P85,124より下処理なども丁寧に描かれていて、とても分かりやすくて自分も作ってみたくなりました。
何より出来た料理を美味しそうに食べる二人の顔が最高なんですよね。
タコの唐揚げにビールとか絶対合いますもんね。
あの幸タイムのギャル澤さんの若干デフォルメがかかったとろけ顔が可愛すぎます。
また、料理後はお泊りタイムも始まり、♡♡♡な展開になるかと思いましたが釣谷がヘタレなこともあり何事もなく終了。
でもギャル澤さんは紳士な対応をしてくれた釣谷にまた好感度を上げているようだしこれはこれで良かったのかな。
あと個人的に一番驚いたのが、第3巻のカバー裏に描かれた灯さんのプロフィールで灯さんの本名が「サントス・マリア・灯」だったこと。
叔父さんの名前は魚谷次男で苗字が違うから灯さんの旦那さんが外国人なのかも。
もしくは灯さんがハーフで、母親が外国人とか?
この辺りのことも今後描かれるのかな?
そして釣谷の調査をしていた潮木人事部長ですが、彼も意外と面白いキャラでした。
「プラス10点だ」や「マイナス10点だ」などと何かとポイント評価してるのは人事キャラだからでしょうか?
てっきり社長側について釣谷たちの邪魔をするキャラになるのかと思いきや、釣りにハマって仲間になってくれました。
これまで男1人女2人の両手に花状態でしたが釣谷には大変そうだったし、ちょっと年上のキャラが仲間に加わったことでバランスが取れているのかも。
あと潮木は美味しいものを食べた時メチャクチャ怖い顔になるのが面白いです。
これは今後の料理でどんなリアクションを見せてくれるのか楽しみですね。
最後は「釣り部」発足のお話です。
乗り気じゃなかった釣谷でしたが、潮木に「ギャル澤さんとお泊りした」という弱みを握られ参加することに。
社内部活動だったら、今後社員旅行先で釣りをしたり、接待とかで釣りをするなど色々な話に広げていくことができそうですね。
他の会社とかも交えた釣り大会とかも面白そうですが、この作品は「釣って食べたい」だし、料理にまで持っていけなさそうな話は無理っぽそうかな。
「釣り部」の初期メンバーは釣谷にギャル澤さん、波乃と潮木に加え、まさかの太田さん。
モブキャラかと思ったら、意外と主要メンバー入りするのかも。
部活に参加するのは当分先らしいですが、早く一緒に釣りするところが見たいですね。
今後ギャル澤さん目当てで入部するヤツとか、実は昔から釣谷のことが好きだった女の子が入部する展開とかもありえそう。
次回さっそく部活動が始動し、ルアー鮎をやるそうです。
どんなお話になるか楽しみですね。
現在、集英社の青年誌オトナ向けマンガアプリ&サイト「ヤンジャン!」にて『釣って食べたいギャル澤さん』を試し読みができるので気になった人はぜひ読んでみてください。
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