カッパ室長です。
今回は週刊少年マガジンにて連載されている漫画 少年マガジンKC『黒岩メダカに私の可愛いが通じない』第19巻の見どころ紹介や感想を書かせていただきます!!
※ネタバレを含むのでご注意ください。
第18巻の紹介記事はこちら↓↓

『黒岩メダカに私の可愛いが通じない』
著者:久世 蘭
学校No.1の美少女JKが自分に惚れない転校生に振り回される話(1/9) pic.twitter.com/ZCMEvk6qN1
— 久世 蘭 (@ranomannma) August 17, 2021
YouTube“マガジンチャンネル”より
第19巻の見どころ(ネタバレ注意)
修羅場
体育祭で黒岩メダカと同じ青チームになれて上機嫌の川井モナ。
青葉花梨も青チームだが、彼女はクイーンビーになりたいだけでメダカに対しては本気ではないし、メダカも花梨のことは恋愛対象として見ていないようだからと、今回モナは過度な焦りは不要だと考えていた。
しかし、体育倉庫でメダカと花梨が抱き合っている現場を目撃してしまう。
さすがに動揺したモナは花梨に「ああいうの どうかと思うなっ…♡」と注意する。
すると花梨は「あなたが黒岩先輩を好きだって知ってます 私。で あなたがオトせてない人をもし私がオトせたらー あなたより魅力的って事でしょ?」と言い出す。
それを聞いてモナは「やめてよ…!こっちは真剣なのに…!」と怒りをあらわにする。
しかし花梨から「好きすら言えてないくせに手出さないでとか言う権利ないと思いまーす。」と言われてしまい…

落とし物
体育祭当日。
モナに勝つためにメダカをオトそうとやる気を燃やす花梨。
そして花梨とメダカが出場するミノムシ競走が始まる。
花梨はここで一気にメダカをオトそうと「私ってどう見えてます?私ってモナ先輩より可愛いですか…?」と勝負をかけてみる。
しかしメダカから「より とかはわからないけど… キミとモナちゃんは違うと思うけど」と予想外の返答をされてしまう。
コイツ見る目ない!と内心ブチギレ状態の花梨。
そんな状態で競技に参加していると、とんでもないハプニングが発生してしまう。
ゴール後、花梨の服の中からあるものが落ちてきて…
感想
今回から体育祭編。
クイーンビーの座を狙う1年生・青葉花梨が本格始動するのですが、そのせいでハプニングも続出していきます。
まずは体育祭の練習のお話から。
湘南旭は赤チームになり、大好きなメダカと一緒のチームじゃないことに不満を感じていました。
でも勝つためにちゃんと練習はする、真面目で良い子なんですよね。
赤チームには親友の白浜美波やメダカの友人・木戸譲、そしてモナの弟・川井マオがいました。
ここでマオが旭と仲良くなる展開かな?とちょっと期待したのですが、そういう感じにはならなそう。
ここでマオは旭もメダカのことを狙っていることに気づいてしまいます。
マオ的には姉の恋を応援することが優先だろうから、旭に対してどう接していくのか気になりますね。
次に青チームの練習回では体育倉庫でメダカと花梨が抱き着いていたことで若干の修羅場状態に。
そして花梨の発言によってモナがメダカへの告白を意識し始めます。
体育祭の後夜祭で告白する生徒が続出するという話があったし、これはフラグっぽいですよね。
難波朋の「対抗心で告白するんは黒岩君に失礼」という助言で一旦は告白はしないという流れができましたが、パン食い競走でのハプニングのせいでモナがメダカに告白したい気持ちが高まっているように見えました。
これは後夜祭で二人がどうなるのか楽しみですね。
そして体育祭当日のお話へ。
ここでは花梨の隠し事、というか弱点が発覚します。
それは彼女が「子供体型」だということ。
ミノムシ競走のジャンプで身体を上下に揺らしたせいで花梨は自身の胸を大きく見せていたパッドを落としてしまうという痛恨のミスをやらかしてしまいました。
メダカがパッドを拾ってから花梨を見上げて、「?」を浮かべた後に胸の平さを確認するために横から見直しているのが面白かったです。

ここにきてつるぺたキャラが登場するのはちょっと嬉しいですね。
この作品のヒロイン&主要女キャラってみんなスタイル良かったから、花梨には申し訳ないですが他のキャラとの差別化ができていて良いと思います。
その後、パッドが玉入れの玉と一緒に運ばれていってしまうハプニングが発生してしまい、メダカが花梨のために取りに行ってくれるという優しさを見せつけてくれました。
これで花梨もメダカに惚れてしまうのかもしれませんね?
また今回のお話で花梨はメダカのことを想うモナの表情を見て、恋する女の子が可愛いことに気づきます。
朋からも「花梨ちゃんじゃ勝てへんよぉ?」と言われたし、モナに勝つためにも花梨は恋を知ろうとしていくのかも。
そうなった場合、相手はメダカなのか、それともマオなのか。気になりますね。
今回で花梨もつるぺたキャラになれたし、今後もこの設定で色々いじられそうで楽しみです。
季節は夏だし、みんなでプールや海に行くイベントとかも発生しそう。
そうなったらスタイルの良いモナたちの水着姿を見て、一人ぐぬぬしてる花梨とかも見れそうですね。
パン食い競走ではなぜかパンの数が足りず、メダカとモナが同じパンに食いついてしまうというハプニングが…
綺麗に二人同時に食いついてパンを取ってました。
普通そんなこと起きないだろ!?とツッコみたくなるようなシチュエーションですね。
レースも一旦ストップかけるとかすればいいのに、普通に続行してるし。
そしてレースに勝つためにメダカがモナをお姫様抱っこして走るというイケメンムーブをかましてくれました。
あまりのリア充っぷりにメダカの友人・小早川翔が泡吹いているのが面白かったですね。
モナもドキドキで顔真っ赤にしてるのが可愛かったです。
この気持ちが昂っている状態での後夜祭。
告白はしないと言っていましたが、絶対何か起きますよね?
次の巻が楽しみです。
単行本 第20巻は2025年8月12日発売予定です。