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【魔都精兵のスレイブ 第18巻 見どころ紹介】各々の思惑渦巻く総組長選挙の結末は―!?

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カッパ室長です。

 

今回は少年ジャンプ+にて連載中の漫画 ジャンプコミックス『魔都精兵のスレイブ』第18巻の見どころ紹介や感想を書かせていただきます。

 

少年ジャンプ+で3億5千万閲覧突破のバトルファンタジーです!

 

■第17巻の紹介記事はこちら↓↓

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YouTube“shonenjump_official”より

 

魔都精兵のスレイブ

原作:タカヒロ
漫画:竹村洋平

 

第18巻の見どころ(ネタバレ注意)

優希の秘策!! そして投票へ…

総組長選挙には山城恋羽前京香上運天美羅の3人が立候補した。

八雷神の降伏宣言に対し、美羅は神と友好関係を築きたい、京香は断固拒否、恋は神を受け入れて利用するというそれぞれ異なった主張をする。

恋の主張は自分が八雷神に絶対に負けないという自信から出てきたもの。

そこで京香は恋に60秒一本勝負を挑み、恋の強さありきの方針を揺るがす作戦に出る。

京香は和倉優希との見事な連携技で恋に攻撃を繰り出し続けるが、すぐに恋に見切られ反撃されてしまう。

しかし優希は体内に宿る八雷神の力を借りて最後まで立ち上がり、二人は恋との真正面からのぶつかり合いで引き分けることに成功するのであった。

 

恋との戦いで京香を評価してくれる人間は増えたが、それでも票にまでは結びつかず苦戦する京香。

何か京香の力になれることはないかと考えた優希はある一手を思いつく。

それは「自分の体内に倒した八雷神たちが宿っていることを公表すること」だった。

優希は皆にそのことを明かし、八雷神と人間との間には分かり合えない一線があることを説明する。

その話を聞いて美羅は八雷神と戦うことを決意し、選挙から降り京香を支持すると表明した。

こうして恋と京香の一騎打ちとなった総組長選挙は投票日を迎え…

感想

今回は総組長選挙編の続きから。

ついに新たな総組長が決まります!!

 

まずは京香&優希と恋の60秒一本勝負のお話から。

戦う前に恋に勝つためと言って空折伏摩が優希の精神世界で♡♡♡なことをし始めるのが面白かったです。

伏摩も恋の姿になってやられてあげてるの優しすぎでしょ。

『魔都精兵のスレイブ』第18巻 P9,12より
精神世界だからやりたい放題なのが最高です。

ただふざけているだけのように見えて、これのおかげで八雷神の力が優希の中に沁み込み、優希の精神世界は大きくなり、優希の強さも増していました。

強くなれるのなら、今後も優希は空折たちとイチャイチャしまくってほしいですね。

伏摩は「もっと神が宿れば大変なことになるかも」と考えていたし、もしかしたら後々優希が神を超える存在になってしまうのかも…

そして強くなった優希のおかげもあり、見事に恋と引き分ける京香。

勝つことは出来ずギリギリ倒されずに済んだという終わり方なのがあくまでも恋が最強だと読者に伝える感じで良かったですね。

 

選挙で京香が有利になるよう、優希は自身の体内に八雷神たちが宿っていることを公表してしまいました。

それのおかげで美羅から支持されるようになり、選挙も有利になりましたが、その後優希はどうなるのかちょっと不安ですね。

空折たちも陰陽寮の実験動物にされるからやめておけと警告していましたし…

空折たちも優希の精神世界での暮らしが嫌じゃないし、消されたくないから反対するんですね。

陰陽寮の問題も今後描かれていくのかな?

あと京香は自分の為に危険を顧みず発言してくれた優希のことをまた好きになってしまった様子。

京香が「私はどんな褒美を出せばいい?」と言って優希を見つめるシーン、京香がメチャクチャ可愛くて最高でした。

『魔都精兵のスレイブ』第18巻 P92,93より

そこからの条件反射と嘘をついてキスをする流れも完璧でしたね。

京香か優希のどちらかがもうあと一歩踏み出すだけで二人は結ばれそうなんだけどなぁ。

優希が京香の奴隷であることに満足しているのが良くないのかも。

彼らの恋模様も今後は要チェックですね。

 

そして運命の投票日へ。

この選挙、投票が氏名記入制なので誰がどちらを支持しているかが分かってしまうのが面白いですね。

ワルワラ・ピリペンコ出雲天花、美羅などは京香へ投票し、防衛大臣や防衛監察官たちが恋の方へ投票していきます。

多々良木乃実が京香ではなく恋へ投票したのはちょっと意外でしたが、これは恋が事前に交渉していたのが上手かったですね。

そして投票数は5対5となり、最後に月夜野ベルが京香に投票し、魔防隊総組長は京香に決定しました。

ここで恋の親友であるベルが京香に入れたというのがアツい展開でしたね。

ショックを受ける恋の顔が凄かった。

でもこれはベルなりに恋のことを心配しての投票でした。

彼女は今の恋では皆の忠告が届かない、強すぎるがゆえにその自信に足をすくわれて敗北してしまうのではないかと心配していたのです。

その敗北が神相手の取り返しのつかない一敗になってしまうのではないかと。

実際、八雷神の紫黒はその油断につけ込もうと考えていましたし、これはベルのファインプレーでしたね。

選挙後、ベルがいじける恋に対しお尻を叩いて活を入れてるシーンもとても良かったです。

『魔都精兵のスレイブ』第18巻 P144,145より
いつもと立場が逆転していましたね。

こういう風に支え合えているのを見ると二人は本当の親友なんだなと改めて思うことができます。

選挙に負け、さらに信頼していたベルから票がもらえなかった恋はもしかしたら闇堕ちして敵になってしまうのではないかと心配しましたが、今回のことをしっかり受け止め成長していました。

敗北を知ったことで最強が“真の最強”へと進化してしまいましたね。

本当に頼もしすぎる味方です。

 

最後は皆で食事会&優希と一緒にお風呂タイム。

お風呂のご褒美シーンは書き下ろし漫画で描かれましたが、個人的にはもうちょっとみんなとイチャイチャするところが見たかったかな。

そして優希が体内に八雷神を宿していることを公表したことで、残りの八雷神たちにもそのことを知られてしまいました。

これは倒された八雷神たちを取り戻すために優希を狙ってくる可能性が高そう。

紫黒が悪い顔してたから、また恐ろしい作戦で魔防隊を苦しめてきそうですね。

 

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