今回は異世界もので、さらに、楽しく心理学を学ぶことができる漫画を紹介します。
『心理学で異世界ハーレム建国記』
原作:ゆうきゆう
漫画:とんぷう
どんな内容?
主人公の難波心太(なんば しんた)はどこにでもいる普通の高校3年生ですが、彼には2つの大きな悩みを抱えていました。
それは
『異常なまでの女好き』と『吐き気を催すほどの女性恐怖症』
だったのです。
そのせいで女の子が大好きなのに女性恐怖症でまともに会話もできない不遇な人生を歩んできました。
心太はこの病気を何とかしたいと思い、心療内科を訪れます。
そこで出会った医者は異常なまでの女好きは治らないが女性恐怖症の方は克服できる上、女の子との会話も上手くいきモテモテになるという夢の治療法があると言います。
胡散臭いと思いながらも心太は治る可能性があるのならイチかバチかその治療法に賭けてみることにします。
その治療法とは『ファンタジー治療器』というもので意識だけ異世界に飛ばし、そこで人間とは少し違う亜人や妖精と暮らすというものでした。
心太は医者から困ったときに読むようにと渡された『超・心理学大全』という本と共に異世界に飛ばされるのでした。
異世界に飛ばされた心太は仕方なく渡された『超・心理学大全』を読んでみると不思議と頭に内容がスラスラと入っていき、心理学のあらゆる知識を得ることができました。
そして森の中で心太はエルフの少女・エルと出会い、先ほど得た心理学を応用した会話術を使うことで普通に話すことができ、仲良くなることに成功します。
こうして心太は身に着けた心理学の知識を駆使し、異世界で成り上がるための第一歩を踏み出すのでした。
ここが魅力的!
この漫画は心理学知識を駆使して異世界少女を攻略していく「学べる恋愛ファンタジー」となっています。
異世界と心理学の融合というのは面白い設定ですね。
主人公の心太は強さなどは一般人と変わりませんが、心理学の知識を駆使して、困難を乗り越え、ヒロインたちを攻略していくようです。
ヒロインが普通の女の子ではなく、異世界ならではのエルフやフェアリーなどの亜人、妖精などというのも魅力的ですね。
この漫画の面白いところはハーレムものとして楽しめるだけでなく、心理学についても学べるところです。
例えば、
■ミラーリング
相手の言葉の中で、キーワードとなる単語を復唱することにより、『話を聞いている』と言う印象を与えるテクニック
■名指し効果
人は名前を呼ばれることによって、相手に対する親近感がより強まる。
■連合の法則
ポジティブなことを話していると、相手の印象もポジティブになってくる。誰かに好意を抱いてほしいなら『明るい話題』や『前向きな話題』を話すことが大切。
など、たくさんの心理学の知識が書かれています。
漫画で心理学の勉強ができるのはとても良いですね。
絵があるのでより分かりやすいのではないでしょうか。
実際は漫画のように上手くいかないかもしれませんが、こういう会話術もあるんだなと知っておくと便利かもしれませんね。
これから心太は仲良くなったヒロインたちと力を合わせて異世界で暮らしていきます。
次はどんな種族のヒロインを攻略してしくのかとても楽しみです。
第2巻は2019年12月12日発売予定です。
原作小説はこちら↓↓
おわり