カッパ室長です。
今回は少年ジャンプ+にて連載中の漫画 ジャンプコミックス『魔都精兵のスレイブ』第17巻の見どころ紹介や感想を書かせていただきます。
少年ジャンプ+で3億2千万閲覧突破のバトルファンタジーです!
■第16巻の紹介記事はこちら↓↓
『魔都精兵のスレイブ』
原作:タカヒロ
漫画:竹村洋平
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— 竹村洋平 (@takemura4hey) December 4, 2024
YouTube“shonenjump_official”より
第17巻の見どころ(ネタバレ注意)
降伏宣言!?
魔防隊本部に一人でやってきた八雷神の一柱・紫黒。
彼女は敵意がないことを示しながら、山城恋に「人間と共存したい」と降伏宣言をしてきた。
恋に「望みは何?」と訊ねられた紫黒は「神である僕達を熱心に崇めて欲しいんだ」と答える。
さらに共存することでの人間側のメリットとして、神が協力する事で魔都の資源をリスクなく使い放題になると説明する。
「魔都を国の力にする」というのは恋の理想に近いもので、もし罠であっても罠ごと潰せばいいと恋は考えた。
そして恋は魔防隊は神の降伏を受け入れる方針にすると会議で発表する。
しかし八雷神と刃を交えた羽前京香やワルワラ・ピリペンコ、出雲天花はその考えに反対を示す。
自身の身体に三柱の神を宿している和倉優希も「八雷神にそんな気は無いと思います」と恋にはっきりと答えるのであった。
総組長選挙
桃源郷の中で開催される総組長選挙。
集まったのは魔防隊の各組長と先代総組長・東海桐花、陰陽寮寮長・木国和歌子、防衛大臣・今坊玲子、防衛監察官・矢守伊桜里、魔都装備研究所主任・大川村佳乃、そして選挙対策委員の三名。
また十番組は京香だけでなく優希と東日万凛も呼ばれていた。
総組長選挙は1週間で行われ、立候補届出期間は翌日で、翌々日から5日間が選挙運動期間、そして最終日に投票を行うというものだった。
京香はこの場で魔防隊の意向を変え、また醜鬼化した人間を監禁し実験を行う陰陽寮の問題を解決しようとしていた。
そして全員が揃ったところで天花にココと波音を連れてきてもらい、京香は陰陽寮の問題を告発するのであった。
感想
今回から魔防隊の新たな総組長を決める総組長選挙編が始まりました。
前回のラストで恋に降伏宣言をした八雷神の紫黒。
神が協力し魔都の資源をリスクなしで使えるようになると言われ、恋は紫黒の提案に乗ろうとしています。
もしこれが罠だったとしても、自分だったら八雷神は簡単に倒せると油断しているせいでしょうね。
醜鬼が人間の言う通りに動くようになるとか絶対に危険しかないですよね。
いつ暴れ出すかも分からないし、その時恋一人で全て対処できるはずないし。
もちろん紫黒の提案は罠でした。
紫黒の狙いは恋以外の人間たち。
恋は強すぎるけれど、他の人間たちに以前神奉者に取り付けた以上の呪いを植え付けて無力化し、最後に恋を倒す計画しているようです。
総組長選挙で恋が決めた方針を変えないと、大勢の人間が犠牲になってしまいそうです。
そして総組長選挙編へ。
陰陽寮の問題を告発し、それを隠していた恋の動揺を誘う作戦でしたが、恋は全く動揺せず京香の質問にも正直に答えていました。
やはり手強いですね。
これではまだ周りの人たちは恋を支持してしまうでしょうね。
今回の選挙で立候補したのは山城恋、羽前京香、そして上運天美羅の三名。
美羅は京香を支持すると思っていたので、今回立候補したのは意外でした。
逆に東風舞希が立候補しなかったのにも驚きです。
東一族を再び頂点とするために動くと思っていたのですが、風舞希は娘達の世代に任せるようです。
今回立候補した三名はそれぞれ主張が異なり、恋は八雷神を受け入れ力を利用しようとし、京香は八雷神を受け入れず陰陽寮との関係も変えていく、そして美羅も京香と同じく陰陽寮との関係は変えていくが八雷神とは友好関係を築きたいというものでした。
これは紫黒の計画を知っている読者側からの視点だと、京香以外が総組長になった場合最悪の展開になることが決定しているから何が何でも京香が総組長にならないといけないと思ってしまいますね。
京香を支持してくれるのは今のところ天花とピリペンコのみ。
月夜野ベルも味方になってくれるかな?と思っていましたがやはり彼女は親友である恋を支持するようです。
ピリペンコも京香のために多々良木乃実や蝦夷夜雲や東風舞希に布教活動をしていましたが、熱心すぎるピリペンコの素に驚いて引かれているのが面白かったです。
京香はみんなに自分の強さを示すために恋に勝負を挑みますが、はたしてどんな結果になるのか…
今回は奴隷のご褒美シーンは少なめでした。
日万凛との訓練で一緒に温泉に入るシーンはありましたが、そこまで過激ではありませんでした。
今回色んな人の入浴シーンは多かったですね。
あと恋がベルと温泉に入って無邪気な笑顔をしていたり、天花を味方に引き込もうとするが断られ「そこまで強い意志を持つ理由は何?」と聞いて「愛」と言われてポカーンとする顔など、恋の新たな一面を見ることもできました。
今回一番♡♡♡なシーンはやはり優希と天花のイチャイチャですね。
今まで我慢していた分、天花の優希に対する愛が溢れてキスしまくっていました。
ご褒美状態じゃないのにコレって凄すぎですね。
もうちょっとのところで邪魔が入って終わってしまったのが残念です。
天花は今後も生き残って優希と最後までイチャイチャしてほしいですね。
次巻、京香と恋の勝負で周りの人たちに変化が起きるのか。
選挙がどう進んでいくのか楽しみです。
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