カッパ室長です。
今回はWEBコミック「ストーリアダッシュ」で連載中の漫画 バンブーコミックス『キスからはじまる異世界ハーレム ~一夫多妻の世界に転生したので神が決めた運命の人を探します~』第2巻の見どころ紹介や感想を書かせていただきます。
※ネタバレを含むのでご注意ください。
第1巻の紹介記事はこちら↓↓

『キスからはじまる異世界ハーレム ~一夫多妻の世界に転生したので神が決めた運命の人を探します~』
著者:勇人
異世界のどこかに神様が縁を結んだお嫁さんがいるらしいので、探して旅をする話(2/10) pic.twitter.com/NV2a8aJnKd
— 勇人 (@yuto620) September 6, 2024
目次
前回のお話
異世界アルバレシアに転生した久世琢磨。
神様に言われ「運命の人」を探す旅を始め、記憶喪失の少女マオと救世主を探すエルフ族のリーシェと出会う。
冒険者になったタクマがランク昇級試験を受けていると、森の奥でA級魔獣に襲われている冒険者たちを発見する。
魔獣を倒すことは出来なかったが、彼らを保護したことでタクマはD級冒険者に昇級するのであった。
第2巻の見どころ(ネタバレ注意)
孤児院の依頼
タクマたちが次なる目的地・王都ヴァンベールに向かおうとすると、ドワーフ族の道具職人ノエルに声をかけられた。
彼女はこの前タクマが助けたうちの一人で、タクマに秘められた能力があると思って近づいてきたのだ。
ノエルも旅に同行することになり、4人で街道を進んでいくと途中で子供たちに孤児院へ招かれる。
この孤児院は近くの洞窟に魔獣が棲みついているためギルドに討伐依頼を出し冒険者が来るのを待っていたのだ。
その話を聞き、魔獣を討伐してあげようとタクマたちはダンジョンになりかけている孤児院裏の洞窟の中へ進んでいく。
タクマはノエルに新たな武器をもらい順調にスライムを討伐していくが、リーシェとノエルが巨大なスライムに捕まってしまい…
リーシェの弟と試合
タクマたちが旅を再開すると突然王都の騎士団に捕まり牢屋に入れられてしまう。

そこで出会ったのは王都ヴァンベールの第二騎士団長でリーシェの弟であるフォルナクス。
彼はシスコン過ぎるため、タクマがリーシェを拐かしたと思いタクマたちを捕まえたのだ。
リーシェの口添えもあり牢屋から出してもらったタクマたちは国王に挨拶に行くことに。
そして今後もリーシェの護衛を任せたいと国王に言われるがフォルナクスがそれに猛反対し、「勝者が姉さんの旅についていく」とタクマに試合を申し込んでくるのであった。
感想
今回は王都に向かう途中の孤児院のお話や王都でのフォルナクスとの試合や魔獣との戦いなどが描かれました。
まずは新キャラ、ドワーフ族の道具職人ノエルについて。
ドワーフって背丈が小さめのずんぐりしたキャラってイメージでしたが、この世界では耳が尖っているくらいで他は普通の女の子と変わらないようです。
ノエルは明るくて可愛いけどちょっと現金な女の子。
彼女の旅の目的の一つは素敵で有能な旦那様を見つけることだそうで、タクマに目をつけ行動を共にするようになります。
しかしマナがゼロだと判明してからはあからさまにタクマの扱いが酷くなっていて面白かったです。
道具職人ということで今回ノエルは『マナ丸見え君』やブーメラン、バットのような武器などを出してくれました。
今後もドラ〇もんの秘密道具みたいにお助けグッズを出してくれたり、またその道具で面倒事を引き起こしてくれるのではないでしょうか?
孤児院裏の洞窟での魔獣討伐のお話ではリーシェとノエルがスライムのぬめぬめに捕まりちょっぴり♡♡♡な感じになっていました。

ここでタクマの秘められた能力が再び発現し、『マナ丸見え君』の精度が上がりスライムのリーダーを倒し見事に助け出すことに成功。
助け出せましたが、その時にリーシェのパ〇ツまで一緒に掴むというラッキース〇ベも発動させていましたね。
ノエルはタクマの能力が付与術師もしくは強化術師ではないかと推理しています。
前回風を起こす道具で敵を吹き飛ばすほどの強風を起こしたり、リーシェの麻痺を治したりしたのはこの力のようですね。
今回リーシェの魔法も強化されていたし、身体能力や道具効果を一時的に飛躍させる強化術師っぽそう。
ただ発現条件がまだよく分かりません。
タクマの手に貼ったシールは能力が発現した時に光るらしく、それが仲間を助けようとした時に光っていたから、発現条件は仲間を守る時に限られるのかも。
王都ではタクマはシスコン過ぎる騎士団長フォルナクスと試合をしたり魔獣と戦ったりで、なんとかフォルナクスに認めてもらうことに成功します。
その後は、お酒を飲んで酔ったリーシェを介抱する展開に。
酔うと甘えん坊になるリーシェが可愛すぎました。
あんな可愛い女の子の服を脱がせてあげるなんて羨ましすぎます。
そして酔ったリーシェは大胆になりタクマとキスをしてしまいます。

すると神様が登場し、リーシェはタクマの「運命の人」であることを明かすのでした。
やはりリーシェは運命の人でしたね。
孤児院のお話のときにノエルもタクマとキスをし、その時も神様が登場し「運命の人として…とってもいい感じ!」とリーシェの時とはちょっと違う感じで言っていました。

これはノエルがまだ運命の人として認定しきれない要素があるからなのかな?
ノエルはタクマのことを旦那様候補の一人としか見ておらず、ちゃんと好意を向けていないからなのかもしれませんね。
またノエルとキスした時に神様はタクマに女性との接触が起きやすくなる加護(要するに『ラッキース〇ベ』の加護)を追加していたことも明かします。
だからリーシェとラッキース〇ベすることが多かったわけですね。
加護なら仕方ないし、タクマには今後もいっぱいラッキース〇ベを起こしてもらいたいと思います。
そして神様は去り際にマオを見て笑顔でウィンクをしていきました。
やはり神様はマオの事情について何か知っているようです。
もしかしたら魔王であるマオを記憶喪失&小さくしたのは神様の仕業なのかも…
第2巻のラストでは酒場で魔王を探しにきた部下の魔族とマオがニアミスしています。
部下でもマオには気づけないようです。
これではせっかく描いた迷子届の似顔絵も意味がないですね。
部下はいつマオのことに気づき、気づいたらどんなリアクションをとるのか気になりますね。
今後はタクマたちはリーシェを救世主のもとへ送り届けることになりそう。
てっきりタクマが救世主だと思っていたのですが、別にいたんですね。
王様たちが言う救世主がどのような人物か気になりますね。
はたして次の巻ではタクマたちはどんな冒険をし、どんなイチャイチャを見せてくれるのか。
単行本第3巻は2025年9月頃発売予定です。
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