学園モノ

【神さま学校の落ちこぼれ 第9巻 見どころ紹介】江道家の秘密を知ってしまったナギたちとサクヤが起こす騒動

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カッパ室長です。

 

今回は花とゆめCOMICS神さま学校の落ちこぼれ』第9巻の見どころ紹介と感想を書かせていただきます。

 

『神さま学校の落ちこぼれ』第8巻の紹介記事はこちら↓↓

【神さま学校の落ちこぼれ 第8巻 見どころ紹介】ナギ、江道大社の謎に触れる―。 カッパ室長です。 今回は花とゆめCOMICSの『神さま学校の落ちこぼれ』第8巻の見どころ紹介と感想を書かせていただ...

 

神さま学校の落ちこぼれ

漫画:赤瓦もどむ
原作
日向夏


第9巻の見どころ(ネタバレ注意)

江道家の秘密

江道大社の謎を探っていた陽美谷ナギとA組の優等生・広崎ざくろは地下牢に監禁されていた江道トータを救出する。

さらに「予言の書」を発見し、「江道家の末裔に強大なヒミコを生まれる」という予言を実現させるため『近親婚』を繰り返しているという事実を知ってしまう。

そんな時、トータの姉・木花咲耶姫このはなさくやひめがナギが壊した認識阻害を発見し、権禰宜を引き連れて地下を見回りに来てしまう。

そこでトータが囮となり、ナギとざくろは隣の部屋に隠れるが…

 

その後、咲耶は一人地下に残り、ある行動をとるのであった。

『花鳥風月』

翌日、ナギたちは木花咲耶姫と月読命のイベントを見るため神楽殿へ向かう。

そこで木花咲耶姫や月読命だけでなく夜刀神も加わった神楽舞が披露される。

彼らの美しい神楽舞は自然の美しさを表現しているようで、「テーマは『花鳥風月』ってとこか?」とトータはナギに話す。

咲耶姫が「花」、月読命が「月」、夜刀神は「風」を表しているようで、三人だと四字熟語としてはバランスが悪く、もう一人神さまがいれば…とナギが考えていると咲耶と目が合い、ナギは観念動力で挙手させられ神楽舞にゲスト参加させられそうになり…

感想

第9巻は前回に引き続き江道大社に職業体験に来たナギたちが江道家の闇に迫っていきます。

 

江道大社が隠していた予言書には「江道家に日ノ本一のヒミコを作り出すための掛け合わせ」が記されていたことを知ってしまったナギたち。

そのことはサクヤも知っていたようです。

一族で近親婚までしていたなんて…

子供の頃にこのことに気づいてしまい、伯父が本当は父親だったなんてショックだったでしょうね。

サクヤはトータに自分の正体を知られたくない、トータにまでこの業を背負わせたくなくて黙っていたようです。

そしてサクヤは父親から予言書の原本を奪うため、地下牢に爆弾を仕掛け爆発騒動を起こします。

前回ツクヨミや夜刀神に「生垣の向こうで騒ぎが起きる」と言っていたのはこの事で、サクヤ自身が起こしちゃうとは…

これじゃ未来予知じゃなくて犯行予告でしたね。

サクヤは父親に逆らえないのかと思いましたが、この江道家の悪行を自分の代で終わらせようと考えていたんですね。

そのことを知った夜刀神がサクヤを自由にさせるために手伝うところが本当にカッコよかったです。

「自分にツクヨミくらい力があれば」と言っていたし、やっぱり夜刀神はサクヤのことが好きで自分の力で助けてあげたいと思っているようですね。

『神さま学校の落ちこぼれ』第9巻 P92,93,94より

サクヤが見た未来では「江道家にあらわれるヒミコが世界を滅ぼす」らしいですが、これで少しは未来は変わるのか、それとも変わらずこの未来を迎えてしまうのか、気になりますね。

 

地下から脱出した際にざくろとツクヨミが出会い、ざくろが「同じスサノオ候補生としてしごかれた立場」という気になるセリフを言っていました。

やっぱりざくろはスサノオ会の人間なのか?

あとスサノオ候補生だったから、男子みたいな格好をしているのかな?
『神さま学校の落ちこぼれ』第9巻 P60,61より

ざくろが今後スサノオ会のことやツクヨミの過去を教えてくれるのかもしれません。

予想以上に重要キャラになりそうですね。

 

神楽舞のお話ではサクヤによってゲスト参加させられそうになったナギの代わりにトータが舞うことになっていました。

そしてこの時、ナギはサクヤとツクヨミが似ていることに気づきます。

これはただ似ているというだけではなく、何かあるのかも。

 

そしてサクヤに捕まってしまったナギは、サクヤやトータ、ツクヨミ、夜刀神とお茶することに。

そこでツクヨミとサクヤに結婚するんですか?と直接聞いてしまうナギが凄かったですね。

イメージで出てきたホシノが面白かったです。

最後に柱に頭をぶつけてしまったナギを心配してサクヤがナギに触れるとナギの未来が視えました。

これは以前たけるが見せた未来の映像と一緒なのかな?

あの時はクシナダと呼ばれるナギの手を引いていたのはスサノオと呼ばれるツクヨミでしたが、今回のはちょっと雰囲気が違う気がします。

ツクヨミっぽい見た目ですが冷たく悪そうな目をしていますね。

たけるが見た未来とちょっと変わったのか?それともナギ目線で見ているからちょっと違うように見えているだけなのか?

そして未来のナギは一体何をさせられているのか?

この未来を視たことでナギは今後どうしていくのか気になりますね。

 

江道家の話は次回にも続くようです。

はたしてこの問題はどう決着がつくのか。

 

第10巻は2025年冬頃発売予定です。

小説版はコチラ