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【幻狼潜戦 第1巻 あらすじと感想】獣人と人間が対立する世界で幻影となり牙をむくバトルファンタジー!

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こんにちは、こんばんは!

カッパ室長です。

 

今回はサンデーうぇぶりにて連載中の漫画『幻狼潜戦』第1巻を紹介させていただきます。

※ネタバレを含むのでご注意ください。

 

幻狼潜戦

著者:桜井亜都

 

どんな内容?(ネタバレ注意)

獣人と人間が対立する世界

日本は壁を境に二つに分かれていた。

東部は獣人の地、西部は人間の地で、西にとって東の獣人は嫌悪の対象となっている。

そんな西部の人間の世界で半獣半人として生まれ、獣人殺しとして名家の九条くじょうの養子となったウルト

ウルトに対し優しく接してくれる兄の九条麗央れおの「姉・麗華れいかを殺した獣人を殺す」という願いを叶えるため、ウルトは麗央とともに対獣人部隊鳴神なるかみの一員になるため中等訓練学校に通っていた。

しかし半獣人であるウルトは周りの生徒から歓迎されておらず、自分のせいで麗央も悪く言われることを気にしていた。

みんなに認めてもらうため、誰にも文句を言われず麗央の隣に立っていられるようにするため全力で選抜試験に挑むウルト。

だが筆記試験で満点を取るも公文くもん教官から獣人の血が流れている者を部隊に入れられないと不合格を言い渡されてしまう。

その代わり、公文教官はウルトにこの国で死んだように見せかけて敵国に潜り込めと命じる。

今この国は「バース」と呼ばれる獣化剤に手を出す人が後を絶たない状況で、これによって国は傾きかけていると言う。

そのルートを突き止めるためウルトは「かがりウルト」として東ノ國アズマノクニに入隊することに。

入隊したウルトの目の前にいたのは、なんとウルトや麗央の仇である東の女王・宝神ほうじんラゴだった。

感想

この作品は獣人と人間が対立する世界が舞台のバトルファンタジーです。

人間の国で生まれた半獣人の主人公が獣人の国に潜り込み、人間の国にはびこる薬物の出所を探ったり、兄の願いを叶えるために行動していきます。

主人公のウルトは獣化したら狼の力が使えます。

そして長年周りから酷い扱いを受けてきたために相手からの敵意がナイフの形で見えるようです。

これらの力を駆使してウルトは潜入捜査を行っていくようです。

 

東ノ國の王女・宝神ラゴの専属部隊に入隊することができたウルトはまずラゴに信頼してもらうため街で任務をこなしていきます。

ここで獣人とのバトル展開になっていきそうですね。

それぞれ獣の特性を活かしたバトルが見れそうでとても楽しみです。

人間側との戦いはその後になるのかな?

 

ラゴがウルトたちの仇となっていますが、はたしてこれが本当なのかは怪しいです。

ウルトたちが見たときは麗華が死んでいましたが、その時の描写ではラゴの手に血はついてないように見えます。

ということは他の何者かが麗華を殺し、ラゴはその現場に居合わせただけという可能性もありそうです。

実はラゴと麗華は仲良しだったんじゃないでしょうか?

ラゴの顔に血がついていたのは麗華が最後にラゴに何かを言って、顔に触れたという感じなのかも。

早く真相が知りたいので、ウルトには早くラゴにこのことについて聞いてほしいです。

 

主人公はウルトですが、麗央とのダブル主人公という雰囲気もありますね。

獣人側のウルト、人間側の麗央という感じで。

二人とも同じ目的のために奮闘しているのですが、後々衝突する展開になっていきそう。

今のまま二人が出会ってしまったら、麗央はウルトが自分を騙して獣人側に寝返ったと思うだろうし、ウルトも極秘の潜入捜査だし獣人側にバレると危ないから麗央に打ち明けにくいだろうし。

麗央のほうが第1巻のラストで東ノ國の石狩へ行くよう命じられていたからそのうち二人が出会っちゃいそうですね。

麗央がどんなリアクションをするのか楽しみです。

あと麗央が来ていたパワードスーツみたいなのも気になります。

あれが人間側「鳴神」の秘密兵器なのかも。

どんな戦いを見せるのかも楽しみですね。

 

今は人間側、獣人側の二陣営の戦いが描かれていますが、後々この二陣営だけでなく主人公のように半獣人だけが暮らす国とかが出てきたりしたら凄いことになりそうですね。

これから物語がどう進んでいくのか、続きが気になります。

 

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おわり